クリックできる目次
映画『ハンコック』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ハンコック』です。
映画『ハンコック』はウィルスミス主演シャーリーズセロンも出演の豪華キャストの映画ですが、公開当時僕は映画館で鑑賞していません。
記憶は定かではありませんが、たぶんポスターを見て『ハンコック』というタイトルから内容もいまいち想像できなくて、「劇場で見なくていいかなぁ」という心持ちになってしまってたのではないかと思います。
自宅で鑑賞する直前までどんな話か分からずに鑑賞したぐらいです。
悪人から人々を守るヒーローでありながら、その際にいろいろと破壊してしまうことから人々から嫌われてしまっている不老不死のヒーローをウィルスミスが演じています。
後ほど感想で詳しく書きますが、僕は非常に楽しませてもらいました。
それでは映画『ハンコック』の映画紹介です。
映画『ハンコック』は2008年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は92分。
監督はピーター・バーグ監督。
『ローンサバイバー』などを監督していて、俳優としても活躍しています。
キャストは
ジョン・ハンコック…ウィル・スミス
メアリー・エンブリー…シャーリーズ・セロン
レイ・エンブリー…ジェイソン・ベイトマン
アーロン・エンブリー…ジェイ・ヘッド
ケネスレッド・パーカー…エディ・マーサン
ホッティ…ヘイリー・マリーノーマン
ミッシェル…ダエグフェアーク
ベンチの少年…アッティカス・シェイファー
マイク…トーマス・レノン
ジェレミー…ジョニー・ガレッキ
巡査…ダレル・フォスター
警察署長…グレッグ・ダニエル
女性警官…リズ・ウィッカー
リポーター…チャー・カルビン
重役…ブラッドリー・ランド
重役…マイケル・マン
重役…アキヴァ・ゴールズマン
ナンシー・グレイス…ナンシー・グレイス(本人役)
囚人…ドナルド・ギブ、マトリックスフィトン、アラン・ハーヴィー、ジャック・アクセル・ロッド、エディ・J・フェルナンデス、アンソニー・レデスマ、ドミニス・プランピン、マーズ・クレイン
ほか。
映画『ハンコック』ネタバレ・あらすじ
ジョンハンコック(ウィルスミス)は銃弾も跳ね返す鋼の身体を持ち、自由自在に空を飛び、車を片手で持ち上げて放り投げてしまう怪力で市民を救うヒーロー…に違いないのですが、実際を救助に向かう際に空を飛ぶ前の踏み切りで毎回アスファルトを削ってしまいます。
着地の際も道路に穴を空けてしまったり、ものすごい勢いで飛行するので鳥なども吹き飛ばしてしまったり、悪人と戦う際に周囲のものを破壊してしまって多くの人に迷惑をかけています。
善い行いをしていることに間違いはないのですが、几帳面じゃない性格が災いしてか、ハンコックは人々から煙たがられる存在になってしまっていました。
レイエンブリー(ジェイソンベイトマン)は広告会社で働く男性です。結婚していて一人の息子に恵まれています。
ある時レイは車に乗っていて渋滞に巻き込まれ踏切の線路の上で立ち往生してしまいます。
電車がやってきてしまい前の車と後ろの車に自分の車をぶつけ脱出を試みるレイでしたが、スペースはできずにすぐそこまで列車が来てしまい万事休すの状態になります。
レイがもうだめだと思わず目をつぶったところにハンコックが現れます。
ハンコックは車の前方を持ち上げて軽々とひっくり返し、踏切から移動させました。
そこへ列車が突っ込んできてハンコックに衝突しますが、ハンコックは不死身の身体のため、列車の先頭部分が破壊された形になり、列車も急停止しました。
レイは車内で逆さまになりながらもなんとか一命を取り留めました。
必死に車から抜け出すレイ。人々はハンコックに向かって野次を飛ばしています。「違う方法があるだろうが」「ただ単に車を上にあげれば済む話だろう」と好き勝手なことを言います。
ハンコックは人助けをしてもいつもこのような扱いを受けていました。
しかしレイは命の恩人のハンコックに心から感謝をしていて、しきりにお礼を言い、自宅の食事にハンコックを招きました。
レイはハンコックに壊れた車を空を飛んで運んでもらい自分も乗って帰宅しました。
ハンコックはここでも派手にレイの家の前でアスファルトを壊して着地してしまいます。
ハンコックがレイの自宅に入ると、レイの妻のメアリーエンブリー(シャーリーズセロン)と息子のアーロンエンブリー(ジェイヘッド)が迎えてくれました。
ハンコックはメアリーの作ったパスタを絶賛しながら食べています。アーロンともコミュニケーションを取り、レイの家を去ろうとするハンコック。メアリーは終始ハンコックを警戒している様子でした。
レイはまだまだお礼がし足りないとハンコックに言い、自身が広告会社に勤めていることを話し、ハンコックのイメージアップの手伝いをしたいと提案しました。
レイはハンコックのイメージアップのための計画を立ててハンコックはこれに従う事にします。
ハンコックは記者会見を開いて、これまでの自分自身の良くなかった部分を反省したいと述べ、自ら刑務所に入りました。とは言ってもハンコックは自由自在に空を飛べるのでいつでも脱獄できるのですが…。
刑務所の中はハンコックによって逮捕されて投獄された人間ばかりでハンコックに恨みを持っていました。
いきなり絡まれるハンコックでしたが、一般人が敵うはずもなくすぐに返り討ちにしました。
ハンコックはレイの指示通り刑務所でおとなしく過ごしていました。レイが面接に訪れて計画をハンコックに説明していきます。
ハンコックは面会のガラスの壁を指でくりぬいてしまったりその程度のことはやりたい放題でした。
ハンコックが刑務所に入ってから、街では犯罪が急増していました。レイの狙いはこれでした。
警察の方からハンコックに助けを求めてくる時が必ずあるとレイはハンコックに話していました。
そんな中、大規模な銀行強盗事件が起き、ついにハンコックは警察から協力を要請されます。
ハンコックは現場に駆け付けると、警察署長(グレッグダニエル)や警官たちに「よくやった」とねぎらいの言葉をかけました。
これは印象を良くするためにレイから言うように指示されている言葉でした。また現場で重傷を負っている女性警官(リズウィッカー)もハンコックはこれまでと違い丁寧に救出しました。
女性警官を安全な場所に連れていきまたしても警察署長に「よくやった」というハンコック。警察署長は「さっき聞いたよ」と言い現場を収束してくれるようにハンコックに頼みます。
ハンコックは人質を取って立て籠もっている犯人の元へ行きました。
犯人はビルごと吹っ飛ばす爆弾を仕掛けていて、起爆装置のスイッチをすでに親指で押していて、指を離すと爆発が起こるとハンコックに告げます。
犯人はハンコックのことを「クズ」と何度も言ってしまい、これがハンコックを怒らせてしまいます。ハンコックは「クズ」と言われるのが大嫌いで、子供でも容赦しません。
キレたハンコックは犯人の手首から上を切断し、爆弾のスイッチを押している状態の犯人の手だけと起爆機を警察署長の元に持っていき、「親指を離さないように」と言い渡しました。
ハンコックはまたしても警察署長にレイから教わった「よくやった」を言います。警察署長は「よくやったのは君だ」とハンコックに言いました。
これまでと違い、救出の際にいろいろな思いやりを見せたハンコックに、群衆はありがとう!と声を掛け、大きな拍手が起こります。テレビでもこの様子は放送されていて、レイはガッツポーズをして喜びました。
レイとハンコックとメアリーは食事に行きました。そこでハンコックはレイとメアリーの馴れ初めを聞き、自分の過去も話しました。レイとメアリーは再婚で、アーロンはレイの前妻との子供でした。
ハンコックは80年も前に頭を大けがしたとのことで、その前の記憶が一切ないことを話しました。レイは80年という年月を聞いて驚きました。
レイが酔ってしまったのでハンコックは自宅まで送ります。
ハンコックはメアリーに惹かれていて、思わずキスをしてしまいます。
すると突然信じられない力でハンコックは吹き飛び、家を破壊して外に放り出されてしまいました。メアリーもハンコックと同じ能力を持つ者だったのです。
メアリーはこの能力のことをレイに話したら殺すとハンコックに言い、その晩は終わりました。
しかしハンコックは同じ能力を持つメアリーと出会えたことが嬉しいのかすぐに次の日にメアリーのもとを訪れました。
レイにバレたくないメアリーは必死に隠しています。レイが出かけた後にハンコックとメアリーは場所を変えて話をします。
ハンコックとメアリーは同じ一族でもともと他にも仲間がいたものの、みんな死に絶えてしまったことをメアリーは話しました。
男女でひかれるようにできているらしく、メアリーとハンコックが近づいたのは必然とも言えるとのことでした。
メアリーは今の暮らしが幸せだから放っておいて欲しいと話します。
ハンコックは記憶を失っているのでメアリーの言っていることがにわかに信じられず、2人は喧嘩を始めてしまいます。ただ超人的能力を持った2人なので、非常に派手な喧嘩になってしまいます。
一族の者同士が近くいると、不死身の身体ではなくなることをメアリーは知っていました。
メアリーとハンコックは昔夫婦でしたが、80年前にハンコックが大けがをした時にメアリーはハンコックを助けるためにハンコックから離れたのでした。
離れていれば不死身の身体になるので、傷も回復します。
ハンコックの不死身の能力は消えかけていましたがハンコックは気が付いていません。ハンコックは買い物に入った酒屋でたまたま強盗に出くわし店主を助けます。
しかし強盗が発砲した銃弾でハンコックは血を流し倒れてしまいます。
ハンコック自身も驚いていましたが、テレビのニュースでもハンコックが病院に運びこまれて重体となっている報道が流れ、その際になぜハンコックが傷を負ったのかは不明ですとキャスターは言っていました。
ハンコックが病院に担ぎ込まれてメアリーが様子を見に病院を訪れますが、病院にはハンコックに恨みを持つ囚人たちが脱獄して来てハンコックを狙っていました。メアリーはハンコックを庇って怪我を負います。
ハンコックは脱獄犯たちと戦いますが、これまでと違いどんどん傷を負ってしまいます。レイもアーロンを連れて病院に駆けつけていました。メアリーから事情をすでに聞いています。
ハンコックがこれまでかと思った瞬間、レイが脱獄犯を思いっきり武器で殴り気絶させました。
メアリーとハンコックは一心同体のような形になっていて、ハンコックがダメージを食らうたびにメアリーも苦しんでいました。
ハンコックはメアリーを救うためにその場を離れました。
一か月後。
レイとメアリーとアーロンが親子三人で、と夜道を楽しく歩いています。
そこにハンコックからレイに電話が入ります。メアリーもハンコックも傷はしっかり癒えています。
ハンコックはレイに空を見るように言います。レイが見上げた先には月があり、月にはレイが慈善活動で行っているハートのロゴがでかでかと記されていました。
ハンコックはレイに君は世界を変えるよと言い、また悪人と戦う日々に戻るのでした。
ハンコックが着ているのは…?
結末は本編をご覧ください。
|
映画『ハンコック』感想・評価
映画『ハンコック』はタイトルでなんだかそそられないなぁと勝手に思ってしまっていた映画だったのですが、観てみたらとても面白かったです!
いい意味で軽く観られる映画ですし、やはりウィルスミスは非常に魅力的で軽快なテンポとシリアスなシーンとの差も相変わらず素晴らしいのでまったく飽きることなく鑑賞させてもらいました。
シャーリーズセロンも言うまでもなく綺麗だし、さらにシャーリーズセロン演じるメアリーがいきなり怪力を披露するシーンはまったく知らずに見ていたので『おお!』!と思わず驚いてしまいました。
後になって思うとメアリーとハンコックの出会いのシーンのシャーリーズセロンは結構わかりやすい演技をしているのですが、最初は特に気にもしていませんでした(笑)
ヒーローものって街を破壊してあの後ってどうなるんだろうとか、もっと被害を食い止めるやり方ありそうなのになという疑問を持つことも多いですよね。
そんなところに目をつけているところがまず面白い映画です。
意外とどんな映画かを知らない人も多いのではないかと勝手に思っています。
一度は観て頂きたい映画です。
きっと楽しんでいただけると思います。
おすすめ映画です。ぜひ。
感想はコメント欄にお気軽にどうぞ!
映画『ハンコック』
スーパーヒーロー、始めるぜ。
ウィル・スミス出演映画はこちらもおすすめ。
映画『幸せのちから』ネタバレあらすじ感想
続きを見る