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映画『レフトビハインド』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『レフト・ビハインド』です。
映画『レフトビハインド』はいろいろな評価や感想のある映画です。
キリスト教をテーマにニコラスケイジ主演で描かれた映画となっています。
飛行機のパイロットである主人公が無事に飛行機を着陸させることができるかも大きな出来事なのですが、それ以上に壮大なテーマがある映画となっています。
それでは『レフトビハインド』の映画紹介です。
映画『レフト・ビハインド』は2015年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は110分。
原作はティムラヘイ・ジェリージェンキンズによる『レフトビハインド』
監督はヴィクアーム・ストロング監督。
キャストは
レイフォード”レイ”スティール…ニコラス・ケイジ
キャメロン”バック”ウィリアムズ…チャド・マイケル・マーレイ
クローイ・スティール…キャシー・トムソン
ハティー・ダーハム…ニッキー・ウィーラン
ジャスタ・カーヴェル…ジョーダン・スパークス
アイリーン・スティール…リー・トンプソン
メルヴィン・ウェア…マーティン・クレバ
ブルース・バーンズ神父…ランス・E・ニコルズ
デニス…ゲイリー・グラッブス
レイフォード・レイミースティール・ジュニア…メジャー・ドッドソン
ほか。
映画『レフトビハインド』ネタバレ・あらすじ
実家を出て大学に通う大学生のクローイスティール(キャシートムソン)は、旅客機のパイロットである父親のレイフォード”レイ”スティール(ニコラスケイジ)の誕生日を祝おうとレイに内緒で実家に帰ろうとしますが、空港でレイが仕事のため誕生日を家族と過ごせないことを母親のアイリーンスティール(リートンプソン)から聞かされます。
仕方なくロンドン行きの飛行機を操縦するという父親のレイをクローイは空港で待っていました。
クローイには年齢の離れた弟がいました。父と母の夫婦仲は悪くない印象でしたが、母親のアイリーンはキリスト教に傾倒していてレイはついていけないと感じている部分がありました。
レイはアイリーンと距離を置く時間が増えて、キャビンアテンダントのハティーダーハム(ニッキーウィーラン)と関係をひそかに深めていました。
誕生日も急遽仕事が入ったと家族に言っていましたが、実際は以前からロンドンではティーと過ごす予定で、U2のチケットまでしっかり取ってあったのでした。
空港でクローイは父親を待つ間に、偶然有名なジャーナリストであるキャメロン”バック”ウィリアムズ(チャドマイケルマーレイ)を見かけます。
サイン責めに遭っているバックでしたが、1人のキリスト教を熱心に信仰している女性がバックのこれまでの行動に対して指摘を続けていました。
クローイは母親の件もあってか、この女性とバックとの間に入り、バックに助け舟を出しました。
バックはクローイにお礼を言ってコーヒーをおごると申し出ますが、その時、父親のレイがハティーと仲睦まじく空港に現れ、クローイはショックを受けます。
クローイに気が付いたレイはクローイと会話をして、そのまま搭乗する飛行機へと向かっていきました。
お互いに嫌いなはずがなく大切に思っている親子であることはまちがいありませんでしたが、クローイは家族がバラバラになるのではと恐れを抱いていました。
バックはレイの操縦する飛行機に搭乗することになっていました。
クローイはバックと話している時にレイの同僚から「お父さんに渡して」とU2のライブのチケットを手渡されます。
チケットを取るのに2週間かかったと言って同僚はチケットを手渡しますが、前もって予定していたデートだということがわかり、クローイはレイが浮気していることに確信を持ち、ショックを受けます。
バックが代わりにレイにチケットを渡すことになります。クローイはそのまま空港を後にしました。
自宅に帰ったクローイでしたが、母親のアイリーンのキリスト教の話に疲れ、弟を連れて買い物に出かけました。
しかしショッピングモールで買い物を楽しんでいると、弟のレイミーは突然着ていた衣服を残して姿を消してしまいます。
何が起こったのか理解できないクローイ。
突如姿を消したのはレイミーだけではなく、ショッピングモールの中からも突然いなくなった人がほかにもいて、また、運転手が消えてしまった車がショッピングモールに突然突っ込んできて、クローイは間一髪のところで助かります。
駐車場に行くと今度は車と同じようにパイロットを失った小型セスナが突っ込んできて、クローイはまたもや危険な目に遭いました。
あたりはパニックとなっていました。
見かけたテレビのニュースで、他の場所でも同様のことが起きていると知ったクローイは、自宅へと戻ります。
シャワーの音のするシャワー室を開けるクローイでしたが、アイリーンも姿をなくしてしまっていました。
クローイの携帯電話には様子がおかしいレイからの留守番電話の伝言が入っていて、クローイはレイもいなくなってしまったと思い込んで、事態を把握するために教会へと向かいます。
レイの操縦する飛行機でも異変が起きていました。副操縦士もキャビンアテンダントの1人もいなくなってしまっていて、乗客も突然消えてしまった人たちがいて、機内はパニック寸前になっています。
レイはなんとか緊急着陸できる空港を探しますが、異常事態がいたるところで起きていて着陸を受け入れてくれる空港はなかなか見つかりませんでした。
それどころかパイロットがいなくなった旅客機がレイの操縦している旅客機に危うく突っ込みそうになります。
地上だけでなく空でも異常事態によるパニックが起きていました。
ハティーは消えずに残っていたため、レイはハティーに消えた客室乗務員の荷物を調べるように言います。
レイは副操縦士の荷物も調べます。
すると消えた副操縦士もキャビンアテンダントも熱心なキリスト教の信者であったことがわかりました。
レイは行き先がわかったとハティーに告げました。
燃料が持たないと判断したレイは引き返す決断を下します。
教会を訪れていたクローイはブルースバーンズ神父(ランスEニコルズ)から、キリスト教を信じていた者は神によって救われたと話します。
姿を消した者たちは神の力によって助かった者たちということでした。
神父がこの世に残っているのはおかしいとクローイは指摘しますが、聖書を暗記しているかなどではなく、信じているかが重要なのだと神父は話しました。
クローイは母親も弟も、そして父親もいなくなったと思い、自ら命を絶つことを考えます。
飛行機の中は依然としてパニック状態でした。
レイはハティーに自分の考えを話し、妻がキリスト教の熱心な信者であることも話します。
レイは乗客たちにマイクを使って事情を説明、ニューヨークへ引き返すことを知らせます。
消えた乗客に関しては、地上でも同じ事態が起きていること、消えた者たちが行ったのは天国だとレイは話しました。
レイの横にバックが座り、レイは着陸できる空港を探して管制官と連絡を取っています。
しかしどこの空港も飛行機でいっぱいで着陸できる空港が見つかりません。
バックがクローイに電話をするとクローイにつながります。
クローイはバックもレイも生きていないと思っていたので安堵し喜びます。
クローイは自らトラックを運転し、障害物を蹴散らし、飛行機が着陸できるスペースを作っていきます。
場所はスマホについているコンパスアプリで伝えました。
レイは飛行機を操縦し、着陸を試みます。
果たして無事に着陸できるのか…?
結末は本編で…。
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映画『レフトビハインド』感想・評価
映画『レフトビハインド』ですが、僕は完全に無宗教な人間なので、宗教的なことは正直よくわかりません。
ただ自分が無宗教なだけで、宗教に否定的な考えを持っているわけではないので、この映画『レフトビハインド』も抵抗なく普通に観れました。
レビューの多くはなかなか受け入れらなかったという意見が多かったので。
ただ何よりも僕が楽しめた理由は、前情報なしで映画『レフトビハインド』を観始めたので、乗客や副操縦士が消えた時に「いったいどんなからくりが!?」とドキドキしたことと、娘のクローイがまるで映画『ファイナルデスティネーション』を観ているような狙われ方をしていたので、「ん!?この映画はいったいどんな感じなんだ!?」と動揺しながら観れたのも大きかったです。
僕は最後まで楽しく観れた映画でした。
僕は良くも悪くも映画にそこまで深い意味とかテーマを求めずに楽しめる性格なので、そんな性格が良かったのかもしれません。
キリスト教に詳しい人は僕とは違った楽しみ方ができる映画なのだと思います。
おすすめ映画です。ぜひ。
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