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映画『天使のくれた時間』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『天使のくれた時間』です。
映画『天使のくれた時間』はニコラスケイジ主演の映画で、人生に大切なものとは何かを問い教えてくれる映画です。
そこまで有名な映画ではないと思いますが、この映画が一番好きという人もいるほどの名作です。
それでは『天使のくれた時間』の映画紹介です。
映画『天使のくれた時間』は2001年に公開されたアメリカ映画です。
上映時間は125分。
監督はブレットラトナー監督。
『ラッシュアワー』シリーズを監督しています。
キャストは
ジャックキャンベル…ニコラス・ケイジ
ケイトレイノルズ…ティア・レオーニ
キャッシュマネー…ドン・チードル
アーニー…ジェレミー・ピヴェン
アニーキャンベル…マッケンジー・ヴェガ
アランミンツ…ソウル・ルビネック
ピータラシッター…ジョゼフ・ソマー
ほか。
映画『天使のくれた時間』ネタバレ・あらすじ
1987年、ジャックキャンベル(ニコラスケイジ)は自身のキャリアと夢のためにロンドンへと旅立つために空港にいました。
そしてそこには見送りに来ている恋人・ケイトレイノルズ(ティアレオーニ)がいました。
ケイトはロースクールに通っていて、ケイトもまた自分の夢のために邁進していました。
しかしいざ別れの時になり、ケイトは夢やキャリアよりも2人で一緒に過ごす方が大切な事なのではないかと一緒にいたいという想いをジャックに告げます。
しかしジャックはこのケイトの申し出を『大丈夫だよ』と断り、ロンドンへと旅立っていきました。
時は流れて13年後。
ジャック大きな仕事を抱えていました。
ジャックはビジネスマンとして成功を収め、金融会社の社長となって豪華なタワーマンションで暮らすようになっていました。
秘書が電話があったので折り返しの電話をするようにとジャックに電話番号を渡してきました。
電話の相手は13年前に空港で別れたあのケイトでした。
その日はクリスマスイブでした。
ジャックはケイトが寂しさを紛らわすために掛けてきただけだろうと思いその電話番号に電話をしませんでした。
ジャックがとある店に立ち寄ると、ちょうどキャッシュマネー(ドンチードル)という男性が宝くじを換金しようとしていました。
しかし店員はキャッシュの宝くじが偽物であると主張し相手にしませんでした。するとキャッシュは怒り始め銃を店員に突きつけました。
居合わせたジャックはその宝くじを僕が買い取ろうと提案しました。ジャックはキャッシュに真面目に働いた方がいいと助言します。
キャッシュは人生で大切なものは何かをジャックに問いました。ジャックは『すべて持っているよ』と答えました。するとキャッシュは『面白い事が起きるからな』とジャックに告げました。
あくる日、目を覚ましたジャックは知らない家で寝ていた自分に気づきます。
起きるとその家にはケイトがいて子供も2人いてさらに犬までいました。
何が起きたか理解できないジャックは急いで自分の住んでいるはずの高級マンションに帰りますが、エントランスでドアマンに止められてしまい中に入ることができません。
会社に行けば部下だったはずの人間が自分の代わりに社長になっていました。
するとキャッシュがジャックの前に現れ『時間はある。よく考えるんだ。』と告げました。
自分の今の状況を整理したジャックは、ケイトは弁護士になっているものの報酬を受け取らずに善意で弁護する弁護士になっていて、自分自身はケイトの父親の経営するタイヤ店で働いているという事がわかります。
現状に動揺するジャックでしたが、家族と共に過ごし、子供たちの世話をしながら一緒に遊んでいると次第にその生活に馴染んでいき幸せを感じるようになっていきました。
働いているタイヤ店にジャックが社長をしていたはずの会社の部下だった男、現在社長がやってきます。
ジャックはその会社で働けるという提案をされますが、ケイトの話し合いの結果、今で十分幸せだということでこの提案を断ります。
しかしジャックがスーパーで買い物をしていると、キャッシュと出会ってしまいます。
今の生活に幸せを感じているジャックは嫌な予感がします。
翌朝、ジャックが目を覚ますとそこは元々自分が住んでいた高級マンションでした。
ジャックは急いでケイトと子供たちと過ごしていた家へ行きますが、その家には見知らぬ人たちが普通に生活していました。
ジャックはケイトが住んでいるマンションに向かいました。
ケイトはいたものの弁護士として成功しているケイトはフランスへと旅立つ準備をしているところでした。
ジャックは諦めて還ります。
しかし諦めきれないジャックはケイトがフランスへ旅立つ空港へと向かいました。
ジャックはケイトと再会できるのか…?
ジャックとケイトの選択する運命は…?
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映画『天使のくれた時間』感想・評価
人生においてその時その時の選択が後の人生に大きく関わるという事、また選択する際に何が自分にとって幸せなのかをしっかり考える大切をこの映画は教えてくれます。
しかしもちろん後になって『あの時ああしていれば』と考えることも人間なら誰でもあると思います。
その時に後悔だけで終わるのではなく、行動を起こしてみたっていいんじゃないかということも教えてくれている気がします。
心温まると同時に人生にとって大切なことも教えてくれて、さらに感動する、そんな映画になっています。
そして実はところどころに笑いも散りばめられていて、ニコラスケイジがいかに魅力的な俳優なのかも改めて実感させられます。
ケイトとの結婚生活を送っている時のニコラスケイジの演技はかなり面白いです(笑)
人生において誰もが悩んだり気付けない普遍的な問題というか課題を取り上げている感じで、『天使のくれた時間』は一度じっくり人生を考えるいい機会を与えてくれるのではないかと思います。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『天使のくれた時間』
あの時『YES』と答えていたら、ふたりは、どこにいたのだろう。
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