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映画『地獄の花園』作品情報
今回のおすすめ映画紹介は『地獄の花園』です。
『地獄の花園』はお笑い芸人のバカリズムが脚本を書き、人気女優の永野芽郁が主演を務めた映画。
主演の永野芽郁以外にも、広瀬アリス・川栄李奈・菜々緒など豪華キャストが顔をそろえています。
個人的には小池栄子のキャラクターが、かなりツボにはまりました。
しかし…永野芽郁ちゃんって本当に可愛いですね。
それでは映画『地獄の花園』の映画紹介です
『地獄の花園』は、2021年5月に公開された日本映画です。
上映時間は102分。
監督は関和亮監督。多くのミュージックビデオを撮っている監督です 。
脚本はバカリズム。
【キャスト】
田中直子…永野芽郁
北条蘭…広瀬アリス
安藤朱里…菜々緒
佐竹紫織…川栄李奈
神田悦子…大島美幸
松浦慎二…森崎ウィン
進藤楓…ファーストサマーウイカ
大柴姉妹…近藤くみこ(ニッチェ)・かなで(3時のヒロイン)
冴木妙子…勝村政信
藤崎麻理…松尾諭
工藤早苗…丸山智己
赤城涼子…遠藤憲一
鬼丸麗奈…小池栄子
ほか。
映画『地獄の花園』ネタバレ・あらすじ
ごく普通のOL田中直子(永野芽郁)は、平穏な毎日を送っていました。
同僚たちと休憩時間に楽しくおしゃべりをしたり、仕事も無難にこなしていました。
直子は関係していませんでしたが、会社ではOL達による派閥争いが激しく繰り広げられていました。
現在の大きな派閥は佐竹紫織(川栄李奈)がトップの佐竹一派と、安藤朱里(菜々緒)がまとめている安藤一派となっていて、両者は激しい縄張り争いを繰り返していました。
喧嘩がスタートする際の言い合いはOLらしく、佐竹が「2度とピラティスに通えないようにしてやる」といえば、安藤は「なんで私がピラティスに入ってんの知ってんだよ」とキレていました。
佐竹紫織と安藤朱里の一騎打ちは、安藤に軍配が上がります。
しかし、そこへ他社のOL5人を病院送りにして、服役を余儀なくされていた神田悦子(大島美幸)がちょうど会社に戻ってきました。
神田一派のOLたちは、見た目からして屈強揃いです。
安藤は神田ともタイマンを張り、見事に勝利を収めます。
これにより派閥争いを制しトップになったのは、安藤朱里ということになりました。佐竹・神田は安藤の配下に入ることに。
そんな激しい派閥争いを横目に見ながら、田中直子は我関せずといった感じで平穏なOL生活を送っていました。
ある時、田中直子は意識している男性社員・松浦慎二(森崎ウィン)が、車内のヤンキーのOLに絡まれている場面に遭遇します。
直子は助けを呼ぼうと考えますが、そこへ1人のヤンキー風のOLが現れ、あっという間にヤンキーOL達をやっつけてしまいました。
ヤンキー風のOLは北条蘭(広瀬アリス)。直子の会社に入社したばかりで、偶然にも蘭は直子と同じ部署に配属されます 。
蘭は仕事は非常に不器用でしたが真っ直ぐな性格の持ち主で、頼りがいのある女性でした。
直子はそんな蘭と仲良くなっていき、ランチなども共にする関係になっていきました。
蘭の喧嘩の強さはケタ違いで、自分からは喧嘩はしないものの、売られた喧嘩は買うスタイルであっという間に社内で恐れられる存在となります。
その強さは社内だけにとどまらず、他社のヤンキーOL達も蘭に戦いを挑んできますが、 いとも簡単に返り討ちにしてしまいました。
しかし、ある時事件が起こります。
直子が仕事帰りの道中で何者かにさらわれてしまいます。
直子は蘭と仲が良かったので、他社のヤンキーOLたちと蘭の戦いに巻き込まれてしまったのでした。
直子をさらったのはトムソンという会社のOL赤城涼子(遠藤憲一)で、蘭に手紙を送ってきました。
手紙の内容は「直子を返して欲しければ1人で指定された場所まで来い」というものでした。
すでに蘭の支配下になっていた安藤や佐竹、神田などは蘭が1人で行くことに反対し、自分たちも行くと主張しますが、蘭は1人で大丈夫と言い、直子を救うために1人で赤城の元へ向かいました。
蘭が指定された場所に行くと、直子は椅子に縛り付けられていて、周りを多数のヤンキーOLたちが取り囲んでいました。
直子はさらわれている身にもかかわらず、どこが緊張感のない様子でした。
蘭は次から次へとヤンキーOLたちを倒していきます。
赤城が幹部の工藤早苗(丸山智己)や、藤崎麻理(松尾諭)などを蘭に挑ませてきます。
蘭は屈強なヤンキーOLたちを倒していきますが、冴木妙子(勝村政信)との勝負にあっさりとやられてしまいます。
蘭がやられてしまい、直子は自分の会社の他のヤンキーOLの幹部たちを呼び出すように赤城に命令されます。
しかし直子に異変が起こります。
直子はおっとりとした普通のOLとして生活していましたが、実は喧嘩最強のOLだったのです。
直子はあっという間にヤンキーOLたちを全て倒してしまいました。
直子の喧嘩の強さはヤンキーの兄達による影響が大きく、家族自体がヤンキー一家だったので当たり前のように喧嘩が強くなっていたのでした。
ヤンキーOL達は直子に全く歯が立ちませんでした。
直子が全てのヤンキーOLを倒してその場を去った後に、安藤や佐竹たちがやってきました。
ヤンキーOLたちを倒したのは直子でしたが、安藤たちは蘭がすべて倒したのだと思い込み、直子も何も言わず、以前と同じごく普通のOLとしての生活を再開しました。
しかしその時の抗争をきっかけに、蘭は会社に出社しなくなってしまいました。
しばらくは平穏な毎日が過ぎていましたが、直子にやられた赤城たちが会社に乗り込んできます。
もちろん目的は直子に復讐するためです。
しかし直子は自分の強さを隠しているので、他のヤンキーOLではないOL達と普通のOLとして関わらずにいました。
安藤や佐竹や神田は赤城たちに必死に対抗しましたが、ボコボコにされてしまいます。
会社同士の戦いとしては既に決着がついてるように見えますが、赤城たちの目的は直子です。
直子を呼び出すように赤城たちが言うので、安藤や佐竹、神田にもあの時ヤンキーOLたちをぶっ飛ばしたのは、蘭ではなく直子だったことがバレてしまいます。
直子は仕方なく赤城たちの前に姿を現します。
実は直子を倒しに来ていたのは赤城ではなく、さらに後ろに控えている最強のOLと呼ばれている 鬼丸麗奈(小池栄子)でした。
鬼丸は強い相手と戦うことに喜びを感じていて、直子と戦うことを楽しみにしていました。
直子と鬼丸のタイマンがスタートします。
最強のOLの呼び名にふさわしく、序盤は鬼丸が直子を圧倒します。
しかし直子は鬼丸を上回る強さで圧倒し、ついに最強のOL・鬼丸を倒してしまいました。
普通のOLとして生きたいと願っていた直子でしたが、望んでもいないのに最強のOLの称号を手にしてしまいました。
直子の会社ではヤンキーOLがいなくなりました。
佐竹や安藤や神田は、直子の圧倒的な強さを目の当たりにし、自分たちのヤンキーとしての力のなさを感じ、ヤンキーから足を洗い風貌も変えて普通のOLとして働き出していました。
蘭は相変わらず会社に顔を出すことはありませんでした。
蘭は伝説的なヤンキーOLの下で修行を積んでいました。
修行を終えた蘭は会社に戻り、元ヤンキーOLたちを片っ端から叩きのめし、直子にもタイマンを申し込みました。
喧嘩をしたくない直子でしたが、仕方なく蘭とのタイマンを受けて立ちます。
蘭は明らかに強くなっていて、直子と蘭は激しいバトルを繰り広げます。
最終的に相打ちのような形になり、蘭と直子は倒れますが、直子が立ち上がり軍配は直子に上がったように見えました。
しかし、ここで直子にとって大きな敗北感を味わうことになる出来事が起こります。
喧嘩に勝った直子の前に繰り広げられた光景とは…?
続きは本編で…。
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映画『地獄の花園』感想・評価
映画『地獄の花園』、率直に言って面白かったです。
まず脚本ですが、さすがバカリズムが書いているだけあって、ところどころに笑いが散りばめられていて、思わず吹き出してしまうシーンもたくさんありました。
さすがバカリズム!といった感じの脚本でした。クスっとしてしまう笑いが得意ですもんね。
映画自体もとっても面白くて、最初から最後まで楽しめる映画になっています。
そしてやはりキャストの豪華さが、この映画の見どころの一つと言えるでしょう。
主演の永野芽郁ちゃんですが、とっても頑張っていたと思います。
素の永野芽郁さんはヤンキー的な要素は一切ないと思われるのに、 覚醒したシーンではヤンキー口調で唾を吐いたりなど、一生懸命頑張っているのが可愛らしかったです。
永野芽郁さんは女優として非常に魅力的だと以前から感じていますが、今回の地獄の花園でもしっかりと主演の役割を果たしていました。
そしてやっぱりビジュアルがとっても可愛いです。
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蘭を演じた広瀬アリスさんも素晴らしかったです。
広瀬アリスさんも以前から演技力のある女優というイメージがあるので、安心して見ることができました。
広瀬アリスさんの演技は瞬発力があるんですよね。
相手のお芝居に対して瞬間的に反応すると言うか、これはもう広瀬アリスさんのセンスと言うか才能だと思います。
体のキレ・アクションに関しては、永野芽郁さんより広瀬アリスさんの方が運動神経がいいんだろうなと感じました。
たぶん広瀬アリスさんの運動神経が良すぎるだけです。姉妹揃ってすごい動けるイメージです。
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川栄李奈さんや菜々緒も楽しんで演じている感じがあって、観ていて楽しかったです。
また神田を演じた大島美幸も素晴らしかったです。
お笑い芸人の人ってちょっとした表情とかで、笑いを取れるから本当にすごいなって思います。
大島美幸さんの登場シーンも面白くて思わず笑ってしまいました。
そして誰より面白かったのが、最強のOLを演じた小池栄子さんです。
特に面白いセリフを言ったり面白い動きをしているわけではないのに、見事に面白いんですよね。
小池栄子さんは本当に素晴らしい女優さんだと思います。
今回『地獄の花園』に小池栄子さんが出てるか出てないかで、 だいぶ違っていただろうなと思うほど存在感を醸し出していました。
男性陣がヤンキーOLに扮するのは個人的には別にそこまで面白いなとは感じませんでした。
ただ遠藤憲一さんとかは狙ったコメディに感じるのですが、丸山智己さんに関してはなぜか面白かったです。
おっとりしている主人公が実は喧嘩が強かったという設定がちょっと下妻物語を思い出しましたが、 今回はOLの話なのでまた違った面白さをしっかり味わうせてもらいました。
上映時間も長くないので軽い気持ちで見てしっかり楽しめる作品となっています。
自信を持ってオススメできる映画です。
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