映画『42世界を変えた男』ネタバレあらすじ感想

映画『42世界を変えた男』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『42 世界を変えた男』です。

映画『42 世界を変えた男』は、アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた伝記映画です。

実話ということになります。

ちなみに背番号42番は、ジャッキーロビンソンの功績によりアメリカ・カナダの全ての野球チームで永久欠番となっています。すごいですね。

感動できる映画となっていて、とってもオススメです。

それでは『映画42 世界を変えた男』の映画紹介です。

映画『42 世界を変えた男』は、2013年に日本で公開されたアメリカ映画です。

上映時間は128分。

監督はブライアンヘルゲランド監督。 『LA コンフィデンシャル』『ミスティックリバー』『マイボディガード』などの脚本を手掛けています。全部面白い映画…。

【キャスト】

ジャッキー・ロビンソン…チャドウィック・ボーズマン

ブランチ・リッキー…ハリソン・フォード

レイチェル・ロビンソン…ニコール・べハーリー

レオ・ドローチャー…クリストファー・メローニ

ピー・ウィー・リース …ルーカス・ブラック

ハッピー・チャンドラー…ピーター・マッケンジー

クライド・スークフォース…トビー・ハス

ほか。

映画『42世界を変えた男』ネタバレ・あらすじ

メジャーリーグドジャースのGMであるブランチ・リッキー(ハリソンフォード)は、新たにチームを強化するべく、優秀な選手を探していました。

リッキーは1人の選手に注目します。

その選手はアフリカ系アメリカ人のジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)という選手でした。

1945年のアメリカは人種差別が横行していた時代です。

リッキーはロビンソンと話をする機会を設けます。

リッキーは自分の前に現れたロビンソンに向かって、いきなりひどい差別用語ぶつけます。

リッキーはロビンソンの忍耐強さを試したのでした。

というのも、これまで黒人の選手がプロ野球選手になった前例がないため、もしもロビンソンがプロ野球選手になってチームに加入した場合、ネガティブな論争が起こることが目に見えていたからでした。

リッキーから世間やチームメイトからの風当たりが生易しいものではないと聞かされたロビンソンでしたが、リッキーのスカウトを受ける決断をします。

いきなりドジャースに加入するということではなく、 ドジャースの下部組織に当たるロイヤルズにロビンソンは加入することになりました。

ロビンソンはロイヤルズのキャンプに合流しますが、いきなり試練に襲われます。

初めてのアフリカ系アメリカ人の加入ということで、監督を含めたチーム全体が動揺を隠せずにいました。

リッキーの話していた通り、ロビンソンには心無い言葉が浴びせられました。

黒人たちはロビンソンに声援を送りました。

そんな中、ロビンソンは試合に出場します。

公式戦ではないものの盗塁を決めてホームに帰ってくるなど、ポテンシャルの高さを証明しました。

しかし、ロビンソンの加入を受け入れられないファン達もたくさんいました。

ロビンソンは脅迫を受ける事態になってしまい、自分を取材してくれている黒人記者のウェンデルとともに、見の安全を確保するため不自由な生活を余儀なくされました。

ロビンソンは逆境に負けずリーグ戦に出場し、初ホームランを打ちます。

ロビンソンは妻であるレイチェル(ニコール・べハーリー)との間に子供が生まれ、幸せに包まれます。

ロビンソンはドジャースに加入し、ファーストを任されることになります。

監督のレオ・ドローチャー(クリストファー・メローに)が、ロビンソンをファーストに適用させるべく練習を開始します。

しかし、どうしてもロビンソンを受け入れることができないドジャースの選手達は、ロビンソンを外すよう署名を集めました。

監督のレオドローチャーは、ロビンソンが試合に出場するに値する実力を持った選手だから起用するだけだと選手たちに説明しました。

さらに、「ロビンソンの参加を受け入れられない選手たちはトレードに出す」とリッキーは選手たちに告げました。

これまでの下部チームでの活躍が認められ、 ロビンソンは正式にブルックリン・ドジャースの選手になりました。

4月15日、開幕戦でロビンソンは背番号42番をつけて試合に出場。

その後も試合に出場しますが、白人たちはロビンソンに罵声を浴びせ続け、対戦相手の監督ですらロビンソンに差別用語をぶつけ続けました。

ロビンソンは執拗な罵声に耐え切れず、集中力を乱してしまいます。

ベンチに下がったロビンソンは、ロッカールームで怒りに身を任せ暴れてしまいます。

その様子を見たリッキーはロビンソンに対し、「批判に屈するんじゃなく、君が世界を変えるんだ」と言葉をかけました。

その後もロビンソンに対する罵声は止むことがなく、相手監督の度重なる侮辱的な発言に対し、 ついにドジャースの選手が怒ります。

ロビンソンは自分のために 怒ってくれたチームメイトにお礼を言います。

相手の監督に抗議をした選手は、「チームメイトなんだから当たり前だろ」とロビンソンに言いました。

少しづつですが、確実に何かが変わり始めていました。

ロビンソンは試合に出場し結果を出し続けます。

しかし、差別はなくなることはなく、ロビンソンのことを認めないチームメイトもまだ多数いました。

ロビンソンだけでなく、ロビンソンをドジャースに加入する決断をしたリッキーに対しても脅迫状が届いていました。

さらにロビンソンと仲良くしているチームメイトにも脅迫状が届きだしていました。

ただやはりロビンソン本人に対しての脅迫状が圧倒的な量でした。

ロビンソン宛に来ている脅迫状を見たチームメイトは、ロビンソンの精神力の強さを目の当たりにしました。

ロビンソンの不屈の精神が、状況を少しずつ変えていっていました。

ドジャースのチームメイトの中にも、ロビンソンを庇う選手が増えていました。

ドジャースは好成績でリーグを戦い続け、1位のままカージナルスと対戦します。

試合の最中、ロビンソンはファーストの守備中に、悪質なスライディングを受けます。

明らかなラフプレイに怒るドジャースのチームメイトたち。

しかしロビンソンは怒ってくれるチームメイトを止め、正々堂々と野球をすることを望みました。

ロビンソンのこの対応はチームメイトを鼓舞し、ドジャースの勢いはさらに増しました。

ドジャースはカージナルスとの対戦を制しました。

いよいよナショナルリーグ優勝が見えてきました。

そして迎えたパイレーツ戦。打席にはロビンソンが立っています。

この試合にドジャースの優勝がかかっていました。

チームメイトはロビンソンに声援を送り、スタジアムにいる観客はもちろん、多くの人が固唾を飲んで見守っていました。

感動の結末は本編をごらんください。

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映画『42世界を変えた男』感想・評価

本当に素晴らしい映画です。

思い出しながらあらすじを書いていただけで、普通に泣けてきてしまいました。

実話というのがさらに感動を大きくします。

差別と闘いながらプロの世界で結果を残すということは、たぶん僕みたいな普通の生活を送っている人間では考えられないほどの大きなプレッシャーと戦わなければならないはずです。

プロの世界で結果を残すだけでも大変なのに…。

今でも背番号42が永久欠番になっていることが、ジャッキー・ロビンソンが成し得たことがいかに偉業かということを表しています。

こういった野球映画を観ると毎回思うのですが、 日本の映画と違って野球のシーン、試合のシーンがとってもリアルなんですよね。

体つきもそうだし野球の技術にしても、俳優が演じているというのを観ていて忘れてしまうほどリアルに描かれています。

日本だとどうしてもあまりリアルに描かれないんですよね。

日本の俳優は基本的に体の線が細いというのも大きいのかもしれません。あとは俳優としてのレベルがやはり違うのかなとも感じます。

そういった意味でもこの映画『42 世界を変えた男』は、映画の世界に没頭できるので、かなり感情移入できます。

個人的にはチームメイトがロビンソンを庇い始めるシーンがとても好きです。

ハリソンフォードもいい味を出していました。

ジャッキー・ロビンソンが歴史に名を残し、語り継がれている人物で、映画自体の出来も素晴らしいので、この映画もきっと多くの人に愛され続けていくことでしょう。

とても感動しましたし、鑑賞後に「観てよかった〜」と心から思える映画でした。

野球に興味がないという人でも確実に楽しめる映画です。実際に僕は野球にあまり興味がありませんので。

自信を持ってお勧めします。

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