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映画『きっと、うまくいく』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『きっと、うまくいく』です。
映画『きっと、うまくいく』は、スティーヴン・スピルバーグが3回観るほどの映画です。
どれだけ素晴らしい映画なのかが一目瞭然でわかる逸話ですね。
実際に観てみた感想を率直に言うと、間違いなく素晴らしい映画でした。
ユーモアも感動もあり、元気や勇気をくれる映画です。
「きっと、うまくいく」という邦題は、かなりぴったりなタイトルだと思います。
ちなみにこの日本語のタイトルは劇中に出てくる言葉と関係しています。
それでは『きっと、うまくいく』の映画紹介です。
映画『きっと、うまくいく』は2009年にインドで公開され、2013年に日本公開されたインド映画。
上映時間は171分。
監督はラージクマール・ヒラーニ監督。
《キャスト》
ランチョー…アーミル・カーン
ファルハーン・クレイシー…R・マドハヴァン
ラージュー・ラストーギー…シャルマン・ジョーシー
ピア・サハスラブッデー…ボーマン・イラーニー
チャトル・ラーマリンガム…オミ・ヴァイディア
モナ・サハスラブッデー…モナ・シング
スハース・タンデン…オリヴァー・サンジェイ・ラフォント
ジョイ・ロボ…アリ・ファザル
ほか。
映画『きっと、うまくいく』ネタバレ・あらすじ
ランチョー(アーミルカーン)、ファルハーン・クレイシー(R・マドハヴァン)、ラージュー・ラストーギー(シャルマンジョーシー)の3人は、インドの工業大学に通っていました。
かなりの成績優秀者しか入学できないエリート大学です。
3人は行動を共にする中でしたが、卒業後にランチョーと連絡が取れなくなっていました。
年月が経ちファルハーンとラージューはチャトル・ラーマガリンガム(オミヴァイディア)という同級生からランチョーがどこにいるかわかったという連絡をもらい、急いで駆けつけます。
しかし、そこにランチョーはいませんでした。
チャトルは自分が経済的に成功していると思っていて、学生時代にランチョーに勝てなかったことを根に持っているチャトルはファルハーンとラージューを呼び出して、自分とランチョーのどちらが成功しているかを2人に見てもらおうと考えていたのでした。
肝心のランチョーはどこにいるか全くわからないままでした。
ランチョーたち3人が大学に入学した時代に戻ります。
大学は厳しい上下関係があり、入学したばかりの生徒たちは上級生たちに遊ばれていました。
学生寮に到着したランチョーはこの上下関係を馬鹿らしく思い、先輩の言うことを聞かずに自分の部屋へと入っていきます。
怒った先輩がランチョーの家に向かってドア越しにおしっこをしだしましたが、ランチョーはその先輩の行動を利用して感電させてしまいました。
先輩の言いなりになりながらその様子を見ていたファルハーンとラージューはランチョーの行動に驚きながらも、3人はすぐに一緒に行動するようになりました。
ランチョーは確実に頭の良い生徒でしたが、世間の一般常識は持ち合わせていませんでした。
先生の欲しがる答えを出すことを拒むランチョーは、先生に気に入られることはなかったものの一部の生徒からは人気者でした。
そんな天才肌のランチョーに敵対心を燃やしていたのが、冒頭のシーンに登場したチャトルでした。
チャトルはランチョーとは正反対で、先生に気に入られるような行動ばかりする程度でした。
ランチョーは留年が決まってしまった友人の卒業制作を手伝います。
困難に遭遇したら「うまくいく」と唱えることが大切だと話しながら、ランチョーは友人の卒業制作である飛行ロボを飛べるように修理しました。
ランチョーは見事に飛行ロボを飛ばしますが、留年が決まった友人は自分で自分の命を絶ってしまっていました…。
ランチョーはこの出来事について学長に訴えかけましたが、まともに取り合ってもらえないどころか、さらに問題者扱いをされることになってしまいます。
ランチョーたち3人組は、ファルハーンとラージューの実家に行きます。
それぞれの実家を楽しんだ帰りに、3人は見知らぬ人の結婚式に潜入しました。
偶然にも結婚式は学長の娘の結婚式で、ランチョーは花嫁の妹のピア・サハスラブッデー(ボーマンイラーニ)と出会いました。
ピアには婚約しているお金持ちの男性がいました。
婚約者はピアに高価な腕時計をプレゼントしました。
ランチョーは、ピアの婚約者はピアが学長の娘であるなど社会的地位があるから魅力を感じているだけだとピアに話しました。
ピアはそんなことはないとランチョーに反論しました。
ランチョーは婚約者がピアにプレゼントした腕時計をなくしたと嘘を伝えて反応を伺います。
ランチョーの予想通り婚約者は激怒し、ピアへの愛がないことがわかりました。
ランチョーは病気のラージューの父親の容態が悪くなった時に、自分の試験を犠牲にしてでもラージューの力になりました。
ラージューはランチョーに深く感謝をし、その様子を見ていたピアはランチョーに好感を持ち始めたのでした。
3人はそんな学生時代を過ごし、絆を深めていたのでした。
学生時代の回想が終わり現在に戻ります。
ランチョーを探しているラージューとファルハーンは、ランチョーのルーツをたどります。
そこでふたりは驚きの事実を知ることになります。
なんとランチョーはランチョーではなく、ランチョーという別人の家の使用人だったのです。
ランチョー家の父親は出来の悪い息子では大学を卒業できないと思い、卒業証書を得るためにランチョーになりすまさせて大学に通わせていたのでした。
替え玉受験というより、替え玉通学といった感じでしょうか。
※ランチョーは本来はランチョーという名前ではなかったことがわかりましたが、このままランチョーと読んだほうが混乱しないので、ランチョーでいきます。
さらにファルハーンとラージューはランチョーを探します。
その途中でピアに連絡をした2人は、ピアがかつての攻略者と結婚しようとしていることを知ります。
ファルハーンとラージューはピアの結婚式の現場に行き、ピアに後悔しないことの大切さを説きピアを結婚式場から連れ出しました。
後悔しないための行動する大切さは、ランチョーが大学の時にファルハーンとラージューに話していたことでした。
大学時代、ラージューはあるトラブルが原因で窓から飛び降りてしまい重体となりますが、ランチョーが必死に励ました結果、ラージューは意識を取り戻しました。
ファルハーンは写真家になる夢をランチョーのおかげで本格的に目指すことになっていました。
ランチョーから勇気を貰ったファルハーンは父親を見事に説得したのでした。
他にも大学時代には様々な出来事が起きていて、3人の絆はかなり深いものになっていました。
ラージュー、ファルハーン、ピアの3人はランチョーが運営しているという学校へ到着します。
そこで3人はランチョーがとんでもない人物になっていることを知ります。
果たしてランチョーの正体は…?
結末は本編をご覧ください。
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映画『きっと、うまくいく』感想・評価
映画『きっと、うまくいく』は、上映時間が約3時間あります。
3時間と聞くと「うわっ!長いな」と身構えてしまう人も多いかもしれませんが、安心してください。きっと長く感じることはないでしょう。
物語全体がかなりコミカルに描かれています。
色々な出来事が起きるのでもちろん重苦しいシーンもあるのですが、全体的にかろやかなので長くてもかなり見やすいと思います。
最後はかなり爽快な気分になれる映画でもあります。
学生時代の描写と現代の描写が入れ替わって物語が展開されますが、過去の出来事が現在とつながっていることも多く、特にランチョーの発言は印象深いものがたくさんありました。
元気が出ない時やなんだか落ち込んでいると言った時に、是非見て欲しい映画の1本です。
なんでもない時に観ても楽しめる映画ですが、特に人生について悲観的に考えてしまった時に観て欲しい映画でもあります。
自信を持ってお勧めします。
「1度も鑑賞したことがない」という人は是非観てみてください。
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