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映画『華麗なるギャツビー』作品情報
今回の絶対おすすめ映画はレオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』です。
映画『華麗なるギャツビー』は、1974年に1度映画化されていて、ロバート・レッドフォードが主演を務めています。
当時人気俳優だったマーロン・ブランドは、ギャツビー役をオファーされ断ったという噂があります。
今回ご紹介するのは2013年に公開されたディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』の方です。
この作品でレオナルド・ディカプリオとトビー・マグワイアが共演を果たしているのですが、レオとトビーは子供の頃からの友達なので、2人の歴史を考えると非常に感慨深い作品でもあります。
さすがバズ・ラーマン監督といった感じで、映像美も楽しめる映画です。
それでは『華麗なるギャツビー』の映画紹介です。
映画『華麗なるギャツビー』は、2013年に日本公開されたアメリカ・オーストラリア合作映画です。
原作はF・スコット・フィッツジェラルドによる小説『グレート・ギャツビー』です。
『華麗なるギャツビー』が実話なのか気になる方も多いようですが、『華麗なるギャツビー』は実話ではありません。ただ、作者の実体験が反映されているのでは?とは言われています。
監督はバズ・ラーマン監督。
レオナルド・ディカプリオとタッグを組んだ『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』などの監督作が有名です。
【キャスト】
ジェイ・ギャツビー…レオナルド・ディカプリオ
ニック・キャラウェイ…トビー・マグワイア
デイジー・ブキャナン…キャリー・マリガン
トム・ブキャナン…ジョエル・エドガートン
マートル・ウィルソン…アイラ・フィッシャー
ジョージ・B・ウィルソン…ジェイソン・クラーク
ジョーダン・ベイカー…エリザベス・デビッキ
ウォルター・パーキンス医師…ジャック・トンプソン
キャサリン…アデレイド・クレメンス
ほか。
映画『華麗なるギャツビー』ネタバレ・あらすじ
ニューヨークの郊外の小さな家にニック・キャラウェイ(トビーマグワイア)という青年が引っ越してきました。
青年は作家になりたいという夢を持っていましたが、現在は現実を見つめ、世の中が好景気なこともあり証券マンになろうと考えていました。
ニックが引っ越してきた家からは、大豪邸が見えました。
大豪邸はニックの家を見下ろす形でそびえ立っていました。
新しい生活をスタートしていたニックのもとに、あるパーティーの招待状が届きます。
パーティーの主催者は大豪邸の主であるジェイ・ギャツビー(レオナルドディカプリオ)でした。
ギャツビーは自分の屋敷で頻繁にパーティーを開催していて、多くの人が押し寄せ毎回大盛り上がりになっていました。
しかし、ギャツビーは謎の多い人物でした。
パーティーの主催者でありながら、パーティーに顔を見せたことがありません。
それゆえギャツビーの顔は誰にも知られていないのでした。
ニックはギャツビーのパーティーに出席します。
大盛り上がりのパーティーの中で、ニックはある人物に声をかけられます。
その人物はニックに自己紹介をしました。
「アイムギャッツビー」と。
ギャツビーとニックは意気投合し、色々な話をしました。
なぜ普段誰にも顔を見せないギャツビーがニックに話しかけたのか?
その理由はギャツビーの過去と大きく関係していました。
ギャツビーは元々富豪の家に生まれたわけではありませんでした。
むしろ貧乏な境遇で育ったため、ギャツビーは金持ちになるという野心を持っていました。
ある時ギャツビーは人助けをします。偶然にもその相手が富豪であったため、ギャツビーに金持ちになるチャンスが来ます。
お金への執着心が強かったギャツビーは悪知恵を働かせ、その富豪の遺産を相続することになりました。
お金を手に入れたギャツビーでしたが、財産はどんどん減っていき、ギャツビーは軍隊に入隊しました。
軍隊に入隊したことにより、ギャツビーはある女性と運命的な出会いを果たします。
ギャツビーが出席したパーティーに、その女性も出席していました。
女性の名はデイジー(キャリーマリガン)。
他の出席者が色褪せて見えるほど美しいデイジーに、ギャツビーは心を奪われました。
仲を深めた2人でしたが、ギャツビーは出征を余儀なくされ2人は離れ離れになってしまいます。
遠く離れてもギャツビーはデイジーに想いを寄せていました。
しかし時は無情にも流れ、デイジーに結婚話が持ちかけられます。
相手の男性は大富豪の息子トム・ブキャナン(ジョエルエドガートン)でした。
デイジーの意思とは裏腹に結婚話がハイペースで進められていきました。
結婚式当日となった時に、突然ギャツビーからデイジーに一通の手紙が届きます。
デイジーもギャツビーのことを忘れることができないでいたため、トムとの結婚を執拗に嫌がりますが、デイジーだけの意思では結婚を破談にすることができず、トムとの結婚を余儀なくされました。
ギャツビーはずっとデイジーのことを思い続けていました。
ギャツビーが自宅で盛大なパーティーを頻繁に開いていたのは、いつかデイジーが来てくれるのではないかとわずかな可能性に期待していたからでした。
ギャツビーがパーティーでニックに話しかけ仲を深めたのは、ニックがデイジーの親戚だったからでした。
ニックはギャツビーのためにデイジーを自宅に呼び、お茶会をセッティングしました。
ギャツビーはスーツでビシッと身を包み、家中に花を敷き詰めるというロマンチックな演出でデイジーが来るのを待ちました。
ニックは緊張のあまり明らかに様子がおかしいギャツビーを見て苦笑していました。
いよいよデイジーがやってきました。
長い期間会っていなかったこともあり、再会した2人の間にぎこちない空気が流れます。
ギャツビーはせっかく念願の再会を果たしたというのに、緊張のあまり恐ろしいほどのしかめっ面です。
ギャツビーが今の自分の事を思っていることを知ったデイジーは、夫のトムと関係がうまくいっていないこともあり、ギャツビーに再び惹かれていきます。
デイジーの夫のトムは浮気をするような女性にだらしない男でしたが、デイジーと離婚する気はありませんでした。
一方、ギャツビーはデイジーに離婚してもらい自分の元へ来て欲しいと望んでいました。
トムは豪邸に住み盛大なパーティーを頻繁に開いているギャツビーに不信感を持っていました。
トムには使えるお金が潤沢にあるので、お金を使ってギャツビーの過去や身辺を調査しました。
トムはギャツビーとデイジーがただならぬ関係であることも知りました。
むせ返るような暑さが漂うホテルの部屋の中で、ギャツビー、デイジー、トムは話をしていました。
トムはギャツビーのことを執拗に口撃しました。
トムはギャツビーの過去に関する矛盾点を指摘し、ギャツビーは狼狽します。
さらにギャツビーのお金の稼ぎ方は違法行為だと言い、良家の生まれではないギャツビーは自分たちとは種類が違うと言い放ちました。
我慢していたギャツビーでしたが、ついに堪忍袋の緒が切れ我を忘れてしまい、怒りに任せ大声を上げ醜態を晒してしまいます。
デイジーは初めて見るギャツビーの怒り狂う姿に引いてしまいます。
その後ホテルを出て帰ることになりますが、ギャツビーとデイジーは同じ車に乗ることになりました。
帰り道にトムの浮気相手のマートル・ウィルソン(アイルフィッシャー)が住む街を通過する時に、事件が起こります。
マートルは夫のジョージ(ジェイソンクラーク)に浮気を疑われ口論となっていて、勢いで道路に飛び出してしまいます。
ギャツビーとデイジーの乗った車は、マートルを跳ね飛ばしてしまいました。
ギャツビーとデイジーの乗った車は走り去り、マートルをはねた人物は誰だか分からない状況でした。
そこへトムが現れ、マートルの音のジョージに「マートルを轢いたのはギャツビーだ」と密告しました。
ジョージはギャツビーに対して恨みを募らせます。
マーテルを轢いてしまったのは確かにギャツビーとデイジーが乗った車でしたが、実は運転していたのはデイジーでした。
ギャツビーはデイジーを守るために必死になっていました。
ギャツビーはデイジーに電話をかけてくるようにと約束し、一旦別れました。
ギャツビーはニックと話し、マートルを車ではねてしまったのはデイジーだと正直に話しました。
その後ニックはトムとデイジーが町を出て行く準備をしていることを知ります。
デイジーはギャツビーの元に行くつもりではありませんでした。
ニックはギャツビーに会いに行きます。
ギャツビーはデイジーが自分に電話をかけてくるはずだと信じて疑っていませんでした。
ギャツビーはニックにこれまでの自分の過去を洗いざらい話しました。
ニックは帰り際、自分自身よりもデイジーのことを最優先にしているギャツビーに「君は素晴らしい人間だよ」と言葉をかけました。
ギャツビーは自分の屋敷のプールで泳いでいます。
電話が鳴っていることに気づくギャツビー。
デイジー身体と期待に胸を膨らませプールを出ます。
しかし、そこに妻のマートルを轢き殺したのはギャツビーだと思い込んでいるジョージが現れ…。
衝撃の結末は本編をご覧ください。
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映画『華麗なるギャツビー』感想・評価
映画『華麗なるギャツビー』、とっても切ない映画です。
ドロっとした純愛映画といった感じでしょうか。
まず、何よりも先にお伝えしたいのがレオナルド・ディカプリオが演じるギャツビーの初登場シーンが、カッコよすぎるということです。
「アイムギャツビー」とトビー・マグワイア演じるニックに自己紹介をするときの微笑みは、まさに100万ドルの笑顔といった感じです。
僕は初めて『華麗なるギャツビー』を観たのが映画館だったのですが、このシーンは思わず声が出そうになったほどかっこよかったです。
レオファンにはたまらない神となっているでしょう。
物語としてはギャツビーの過去が決して綺麗ではないということもあり、さらに人間の本性がむき出しになり人間関係が絡み合うので、かなり見応えのあるストーリーとなっています。
ジョエル・エドガートンが演じるトム・ブキャナンは本当に憎たらしいですし、トムに口撃され我を忘れてしまって激昂するディカプリオの演技はかなり怖いです。
物語自体飽きませんが、バズ・ラーマン監督の特徴がよく出ていて美しい映像美で終始楽しませてくれます。
原作の小説はもちろん映画自体も、「大人の作品」といった感じです。
ラストは非常に悲しい気持ちになりますが、観てよかったと思える映画です。
おすすめです。
是非ご覧ください。
映画『華麗なるギャツビー』
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