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映画『ネクスト』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ネクスト』です。
映画『ネクスト』は2分後の未来が見えるニコラスケイジ演じる主人公が、事件に巻き込まれながら最愛の人を守る物語です。
上映時間は決して長くないもののじゅうぶんに楽しめる作品で、まとまりもしっかりあり、レビューでも軒並み高評価を得ている映画となっています。
それでは『ネクスト』の映画紹介です。
映画『ネクスト』は2008年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は96分。
原作はフィリップKディックによる短編小説『ゴールデンマン』。
監督はリータマホリ監督。『トリプルXネクストレベル』などを監督しています。
キャストは
クリス・ジョンソン…ニコラス・ケイジ
カリー・フェリス…ジュリアン・ムーア
リズ・クーパー…ジェシカ・ビール
ミスター・スミス…トーマス・クレッチマン
キャバノー…トリー・キトルズ
ロイバル警備主任…ホセ・ズニーガ
ウィズダムNSA局長…ジム・ビーヴァー
ケンダル…マイケル・トルッコ
アーヴ…ピーター・フォーク
ほか。
映画『ネクスト』ネタバレ・あらすじ
クリスジョンソン(ニコラスケイジ)は、ラスベガスでマジシャンとしてショーを行っているしがない手品師でした。
しかし、しがないマジシャンというのはクリスの仮の姿で、クリスには2分後の未来が未来が見える特性がありました。
この2分後の未来が見える特性を使えば信じられないようなマジックを見せることもできましたが、クリスはその才能をマジックに見せびらかすことはありませんでした。
クリスなりにそんなことをすれば「他のマジシャンが食べられなくなってしまう」と考えてのことでした。
そんなクリスのショーをFBIのカリーフェリス(ジュリアンムーア)らが観に来ていました。
フェリスはクリスの才能に気がついていて、現在起きている世界を揺るがす問題にクリスの力を借りたいと考えていたのです。
クリスはショーの後にカジノで賭け事をして換金をします。カジノの上層部もクリスが未来が見える男だとわかっているので、チェックしていました。
クリスは換金所で男が銃で強盗を働く2分後の世界を見ます。
未然に防ぐためにやってきた男を倒し銃を奪ったクリスでしたが、クリスの才能など知らない警備員たちはクリスを強盗と見なし、クリスは慌ててカジノから逃走し自宅へと逃げ帰りました。
自宅には同居人のアーヴ(ピーターフォーク)がいて、クリスの過ごしている毎日に苦言を呈します。
クリスは未来にある女性の姿を見ていました。
しかし2分後までしか見えないクリスの力のはずが、その女性には2分後も出会う事もありませんでした。
クリスは初めて2分先以降の未来を見たことになります。
クリスはフェリスが自分のところにやってくる未来を見ます。
フェリスがやってきて、自分が来ることを知っていたのになぜ逃げなかったのかと疑問に思っていると、クリスは用件がわからなかったからと答えます。
フェリスはクリスに予知能力があることを知っていることを話し、ロシアで核爆弾が盗まれる事件が起きたので、協力してほしいとクリスに要請します。
しかしクリスはこの能力のせいで幼い頃に実験台にされた経験があり、この協力を拒みます。
そもそもクリスの予知能力は2分後の自分に関わる未来と限定されているので、要請された内容には協力できないと断ります。
フェリスは協力できないならカジノの件もあり逮捕すると告げます。
クリスとフェリスの会話はクリスが見ている未来での会話で、現実世界ではクリスはフェリスが家に入ってくる前に逃げ出していました。
フェリスは1人残っているアーヴに会い、クリスがすでに逃げたことを知りました。
クリスは見た未来の通りに8時9分にレストランにいました。
その通りに女性がやってきました。
クリスにはいくつかの未来が見えました。
その女性はリズクーパー(ジェシカビール)という女性でしたが、過去の交際相手に付きまとわれているようでした。
クリスはリズと仲良くなれるベストの未来を選び、その男に意図的に殴られます。
クリスの見た未来通りにリズと仲良くなったクリスは、車を盗まれたと話し、そのままリズの親切で車に乗せてもらえることになりました。
すこし遅れてフェリスがそのレストランに到着し店員に聞き込みをし、クリスが女性の車に乗って去っていたことを知ります。
フェリスはクリスが自分たちFBI以外の組織に追われていることを知り、クリスを捕まえることに焦っていました。
港では荷揚げが行われていました。
荷揚げされたもののなかにロシアで盗難された核爆弾があり、男たちがセットをしています。彼らが核爆弾を盗んだ犯人たちでした。
この組織のボスはクリスが計画の邪魔になることを懸念してクリスを絶命させることを指示していました。
クリスとリズはリズの用事を済ませ車を走らせますが、途中で嵐に見舞われて通行止めとなり、モーテルで一泊することにします。
フェリスたちも捜査の末にクリスの足取りをつかみます。
フェリスは核爆弾の事件が暗礁に乗り上げていて、クリスの力に頼る以外は解決法がないことを上司に話していました。
しかしフェリスたちFBIは組織の人間たちに監視されていました。
一方クリスはモーテルでさらに先の未来、しかも恐ろしい未来を見てしまいます。
リズは朝食を用意しようとモーテルを出ます。
フェリスはリズに接触し、クリスのことを「妄想癖のある危険な男、逃走のためにあなたを利用した」と話します。
フェリスは5分で効き目のでる睡眠薬をリズに渡し、朝食で出すジュースに混ぜるように頼みました。
リズはクリスに恋愛感情を持っていたので、動揺しますが言われたとおりに睡眠薬をジュースに混ぜます。
しかしクリスが飲もうとした瞬間にクリスを制止し、FBIが来たことを話し全てを話しました。
クリスは自分が妄想癖があるわけではないことを話し、テレビをつけてテレビの内容を先回りして喋りリズを愕然とさせます。
そしてリズの未来だけは2分後じゃなくても見えることを話し、いかにリズが自分にとって特別な存在なのかを話しました。
睡眠薬のことを聞いたクリスはわざとポーチに出てジュースを飲む姿を見せつけました。
組織のスナイパーも銃を構えて狙っています。このジュースは睡眠薬が入っていない方のジュースでした。
クリスはリズに1万ドルの入った封筒を渡し、しばらく身を隠すように言いました。
クリスは1人逃げ出します。FBIも追い、組織の人間たちは銃撃を開始しますが未来が見えるクリスには当たります。
あたりは惨状と化して車などもクリスの上に転がってきますがクリスは予知して車を見事によけるのでした。
しかしクリスは追いかけてくるフェリスの危険を予知して、逃げることをやめてフェリスの安全を優先し、倒れてくる建物からリズを救いました。
ケガをしたクリスはそのままFBIに拘束されました。
リズはモーテルを出る際に組織に人間たちに捕まってしまい。クリスをおびき寄せるエサとしてさらわれてしまいました。
FBIはクリスを拘束し、先の未来を見せようと様々な関連する画像を見せて実験しますが、クリスはこんなことは意味がないと告げます。
クリスはリズの未来を見ます。リズが爆弾を体に巻き付けられて屋上に出され、そのまま爆発が起きてしまう未来でした。
クリスはフェリスに事情を話し、フェリスも協力することを約束しました。
フェリスは組織の人間たちから監視されていたことを知ります。
クリスは拘束をされたままでしたが、未来を見る能力を使って脱出を試みで脱出を成功させました。
クリスはリズが爆破される屋上にたどり着き、追いかけてきたフェリスもクリスの元にたどり着き、クリスはリズがここで爆破される未来を見たことを告げます。
フェリスは協力すればリズを救えるはずとクリスに話し、力を合わせて事件解決に乗り出します。
フェリスは無線で近場の携帯電話の電波をすべて使えなくするようにと指示を出しました。
クリスは組織のスナイパーが構えているところに行き、撃たれたそぶりを見せます。
クリスを仕留めたと思ったスナイパーは携帯電話で報告をしようとしますが電話がつながりません。
FBIがその隙にこのスナイパーを仕留めました。
クリスはこの隙に集中してリズに関わる未来を見ます。
リズを連れてくる車のナンバーを予知で割り出し、フェリスがこれにすぐに対応して指示を出します。
組織の人間たちは反撃をしますが、クリスの指示により被害は大きくなりません。
リズは組織の車から逃げ出して倉庫へと逃げ込みます。体には爆弾が巻き付けられたままです。
クリスはフェリスとFBIの人間たちを従えながら、未来を予知しながらリズを救出しに行きます。
しかしリズは組織の人間に見つかってしまい再び捕えられてしまいます。
クリスの予知を使って狙撃や仕掛けられた爆弾を回避しながら進み、ついに組織を追い詰めます。
クリスは組織のボスにどの未来も悲惨なことになり、回避するには一つしか選択はないと組織のボスに告げますが、往生際の悪い組織のボスは反撃をしようとします。
未来が見えているクリスに通じるはずもなくクリスは静かに「その選択じゃない」とボスに告げ、ボスはフェリスの射撃によって絶命しました。
無事にリズの保護に成功したクリスは、今度は核爆弾がセットされている場所を探そうと予知します。
しかしここで突然クリスは悲痛な表情を浮かべ「間違えた」と言葉を発します。
その瞬間大爆発が起こり、クリスたちはもちろん大きな熱と光がすべてを飲み込んでいきました。
その瞬間、クリスはベッドで目を覚まし…
結末は本編をご覧ください。
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映画『ネクスト』感想・評価
映画『ネクスト』は2回目の鑑賞だったのですが、2回目もじゅうぶん楽しませて頂きました。
脚本もいいし演出もいいしで、ハラハラしつつ、予知することによって「おー!」と思わせてくれるシーンもあり飽きることなく終始楽しませてくれます。
また、予知している描写も普通に映像として流れるので、「これは現実か?予知している映像なのか?」と思いながら観ることができるのも楽しいです。
ジェシカビールもニコラスケイジもすごくいいし、ジュリアンムーアもいい感じです。
ニコラスケイジはかなりの数の映画に出演しているので「これはちょっと」と思う作品もたまに出くわしてしまうのですが、この映画『ネクスト』はとてもクオリティの高い映画なので安心して鑑賞して頂ければと思います。
サスペンス、SF、ロマンスなどいろんな要素がはいった映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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映画『ネクスト』
彼には、2分後の世界が見える。
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