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【断トツおすすめ声優養成所】ヒューマンアカデミー
俳優の映画(洋画)の吹き替えが下手な理由|声優になって吹き替えをやるには?
今回は
- 『映画の吹き替えを俳優がやると下手に感じることが多いのはなぜか』
- 『なぜ声優じゃなく俳優が不慣れな映画の吹き替えをわざわざやるのか』
- 『声優になって映画の吹き替えをやるにはどうしたらいいか』
というご質問にお答えします。
映画(洋画)の吹き替えを俳優がやると下手なのはどうして?
テレビで放送している映画を観た時に、洋画の吹き替えに違和感を覚えた経験はありますか?
たぶん多くの人が「この吹き替えはちょっと微妙なのでは…」と思ったことがあると思います。
映画によっては「せっかく楽しみにしてたのにこんな吹き替えじゃ観てられん!」と憤りを覚えた経験がある人もいるでしょう。
「吹き替えが下手だな…」と感じた場合、だいたい声優を勤めているのは俳優が本業の人たちです。
テレビで放送される映画や映画館で上映される人気作の日本語吹き替えを、声優ではなく俳優がやるのはめずらしいことではありません。
だいたい映画の声優に起用される俳優は、それなりに売れている俳優の場合がほとんどです。
売れている俳優なんだから吹き替えもうまくこなしそうなものなのですが、いかんせん声優業はそんな甘いものではないんですよね。
見事に「吹き替えがまずいことになってしまった俳優」は過去にたくさんいます。
ただし、すべての俳優が吹き替えをやった時に下手なわけではありません。
芸達者な俳優が声優・吹き替えをやった場合は、そこまで違和感を感じずに観られることも多いです。
これは個人的な好みも出てきてしまいますが、僕は竹中直人さんの吹き替えは違和感なく観れることが多いです。映画「アイス・エイジ」なんかも僕的にはありかなと…。
たぶんですが、役所広司さんが声優をやっても違和感なく観られるんじゃいかと思います。
ただ、プロの声優には勝てないです。
山寺宏一さんよりも上手く映画の吹き替えができる俳優はさすがにいないでしょう。
洋画の吹き替えが上手い俳優と下手な俳優の違いは?
売れていて映画やドラマで活躍している俳優や女優でも、映画の吹き替えが下手なのはなぜか?
俳優の吹き替えが下手な理由は「吹き替えに慣れていない」ことが大きいです。
俳優は声優と違って、キャラクターの口や動きに合わせて演技をすることが基本的にありません。
不慣れなことを有名であったり人気があるという理由だけでやるわけですから、上手くできるわけがないんですよね。
普通に考えればオファーする側もどうかしてますし、オファーを受けた側も断ればいいのにな…って思っちゃいます。映画の吹き替えって知名度のある俳優が多いから、お金に困ってるわけでもないでしょうし。
吹き替えを上手くこなしてしまう俳優の特徴は、俳優として幅広い演技ができる点です。
良くも悪くもいつも同じ演技をしている俳優は、吹き替えをやってもその俳優の顔が浮かんできてしまうんですよね。これは吹き替えに違和感を覚える1つの原因になってしまいます。
例外もあってシュレックの声を担当したダウンタウンの浜田雅功さんは、思いっきり浜ちゃんの声だけど僕的にはかなりありでした。キャラクターと合っているというか。
それでも吹き替えの収録はかなり苦労されたそうです。
吹き替えを行うキャラクターと合っているかどうかも、かなり重要な要素になります。
木村拓哉さんがダサいキャラクターの吹き替えをやったら違和感ハンパないでしょう(笑)ハウルというキャラクターだから魅力的だったと言えます。
声優と俳優の演技のスキルは全然ちがう
俳優が簡単に声優の仕事をできるという考えが間違っているんですよね。
俳優と声優では必要なスキルが全然違います。
どちらかと言えば声優の方が職人的なスキルが必要になります。
声優にできて俳優にできない演技って実はたくさんあるんです。
俳優はビジュアルが良ければ演技未経験でもドラマや映画に出演することがあります。
声優の場合は、声優未経験の人がいきなりアニメ出演や吹き替えを担当するなんてことはまずありえません。
それぐらい声優は特殊な技術が必要な仕事です。
※俳優と声優の違いはこちらも参考にしてください。
俳優もアフレコをしているのでは?
俳優も撮影の時に何かしらの事情で音が同時に録れない時は、アフレコといって後でセリフを映像に合わせて入れる作業が必要になります。
俳優も映画やドラマでシーンによってはアフレコを行うのです。
しかしあくまで「自分に声をあてている」のです。
外国人やアニメのキャラクターではなく、自分が演じた役柄に声をあてているので、吹き替えとは全然違います。
自分がどこで呼吸しているかなどもわかるので、自分が演じているシーンにアフレコすることはそこまで難しい作業ではなかたったりします。
ただこれは映画の吹き替えに比べての話で、俳優のアフレコも決して簡単な作業ではありません。
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どうして俳優や芸人が映画の吹き替えに起用されるの?
ではどうして声優ではなく俳優が映画(洋画)の吹き替えに起用されるのか?
これははっきり言って「話題性のため」でしょう。
声優の人気は年々上がってきていますが、世間の顔と名前の認知度は俳優の方がまだまだ上です。
俳優だけでなく映画の吹き替えにお笑い芸人が起用されるのも、話題づくりの要素が大きいでしょう。
人気の俳優や芸人を起用することで取材やテレビに取り上げられる機会も増えるわけで。
よくテレビでアフレコを風景を放送してますが、まさに俳優や芸人だと宣伝しやすいという典型的な例ですね。
声優さんのみだとなかなかテレビで取り上げられることはないでしょう。声優の一般人の認知度は年々上がっている気はしますが…。
作品のクオリティだけを求めるなら声優に吹き替えをやってもらった方がいいのは、火を見るより明らかです。でもビジネスでもありますからね。芸術だけではなかなかお金は生まれません。
かつてのサッカーの代表監督が、スポンサーの意向があって自分の好きな選手を選べないって言ってたのと似ている気もします。
印象に残っている『映画の吹き替えが下手だった芸能人』
あまりに有名なのは、元AKB48の篠田麻里子さんのアメリカ映画『TIME/タイム』のヒロインのシルビア役の吹き替えです。
僕はこの映画を観ていないのですが、たまたまTwitterで動画が流れてきて「これは確かに厳しいな…」という感想でした。
キャスティングした人がしっかり謝罪するべきだと思いますし、篠田麻里子さんも断るべきだったと思います。篠田麻里子さんって女優業だってほとんどやってないですよね?できるわけないと思うんだけどなぁ…。
個人的には『ジュラシック・ワールド』の玉木宏さんと木村佳乃さんも印象に残っています。
吹き替えが下手という意味で印象に残っているのですが、誤解してほしくないのが僕は玉木宏さんはとても好きな俳優ということです。
玉木宏さんはすごく魅力的な俳優だと思うのですが、『ジュラシックワールド』の吹き替えは正直かなり合ってなくて違和感しかなかったです。
下手というよりは合ってなかったという感想です。
イケボだからなんでも合うわけではないということを実証してくれました。むしろイケボなことが逆に問題かも。
映画『タイタニック』の妻夫木聡さんと竹内結子さんも印象に残っています。
妻夫木聡さんも好きな俳優ですし、竹内結子さんに至っては大好きな女優さんです。
しかし『タイタニック』の吹き替えはお2人とも残念ながら合っていなかった印象です。
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの声で『タイタニック』を僕が何度も観ていたせいかもしれません。そうなると誰が吹き替えをやっても違和感は感じてしまっていたはずなので、お2人のせいではないかもしれません。
玉木宏さんも妻夫木聡さんも竹内結子さんも素晴らしい俳優・女優なので、やっぱり声優って難しいんだなと実感します。
ただ映画の『SING/シング』は映画館で吹き替え版で観てすごく楽しかった思い出があるので、キャスティング次第によってはありなんだろうなと思います。
【断トツおすすめ声優養成所】ヒューマンアカデミー
声優になって映画の吹き替えをやるには?オーディションは受けられる?
声優になって映画の吹き替えをやる方法について紹介します。
声優は基本的に声優をマネジメントしている芸能事務所に所属して活動することになります。
芸歴がある声優なら独立したりフリーで活動できますが、これから声優になりたいという人は声優事務所に所属してからスタートするのが通常のルートです。
しかしいきなり芸能事務所に所属するのは、声優経験がない人には非常に狭き門です。
声優は基本的に声優のスクールや声優事務所直結の養成所などで勉強をして、そこから声優をマネジメントしている事務所に所属する形が主流です。
おすすめの声優スクールを紹介するので参考にしてください。
まずは無料の資料請求をして、パンフレットを取り寄せてみるのもオススメです。
おすすめ声優スクールを紹介
簡潔にですが、おすすめの声優スクールを紹介するので参考にしてください。
デビュー実績などがしっかりある声優スクールになります。
インターナショナルメディア学院
大活躍している声優の堀川りょうさんが学院長を務める声優養成所で、デビュー実績が抜群に多いのが特徴。
提携プロダクションもあるので、通いながらマネジメントを受けてデビューが可能。
声優だけでなく2.5次元で活躍している俳優も輩出していて、俳優志望の人も必見の養成所です。
インターナショナルメディア学院には特退生制度もあります。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーには俳優専攻・声優専攻があり、多くのプロを輩出している実績があります。
オーディションの数がトップクラスに多く、在学中にデビューを果たす人も少なくありません。
全国に校舎があるのも魅力です。
アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院は芸能プロダクションへの所属率が高いことで有名です。
そのぶん授業の厳しさも有名で、たしかな実力を身につけられる声優スクールです。
インターンシップが充実しているので、在学中からプロの現場に参加できます。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーはスクールと芸能プロダクションの2つの役割を持っているので、レッスンを受けながら実際に芸能の仕事をスタートできるメリットがあります。
俳優はもちろん、声優で活躍している人材も数多く輩出しています。
オーディションをスマホで無料で受けられるので、多くの人が気軽にオーディションにチャレンジしています。
テアトルアカデミーには特待生制度があるので、特待生に選ばれるかチャレンジする人も多くいます。
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代々木アニメーション学院
たぶん1番知名度医がある声優業界の老舗です。
たしかな実績と歴史があり、設備が充実しているのも魅力。
芸能プロダクションの所属のきっかけとなるドラフトオーディションがかなり大々的に行われます。