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2024リメイク映画『ロードハウス孤独の街』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ロードハウス孤独の街』です。
『ロードハウス孤独の街』はパトリック・スウェイジ主演で1989年に公開されたアメリカ映画で、今回紹介するのは2024年にリメイクして公開されたジェイク・ギレンホール主演の『ロードハウス孤独の街』になります。
2015年にもリメイクされる予定だったそうですが、中止になっています。
アマゾンオリジナル作品としてリメイクされ、2024年3月に全世界同時配信が開始しました。
ジェイク・ギレンホールの演技が相変わらず凄まじく、それだけでもお腹いっぱいになれる作品なのですが、元UFCファイターでもある格闘家・コナー・マクレガーも出演していて怪演を披露してくれています。
ストーリー的には昔の映画っぽい感じは否めないのですが、それでも普通に面白く長く感じないのはジェイク・ギレンホールの演技力によるところも大きいのかなと思います。
後ほど感想はたっぷり書かせていただいていますが、僕はとっても楽しめました。
それでは『ロードハウス孤独の街』の映画紹介です。
映画『ロードハウス孤独の街』は2024年にAmazonオリジナル作品として、Amazonプライムビデオで全世界同時配信されたアメリカ映画。
1989年に公開された同名映画のリメイク作品です。
上映時間は123分。
監督はダグ・リーマン監督。
『ボーン・アイデンティティー』などを監督しています。
【キャスト】
ダルトン…ジェイク・ギレンホール
ダニエラ・メルヒオール
ビリー・マグヌッセン
ジェシカ・ウィリアムズ
ヨアキム・デ・アルメイダ
コナー・マクレガー
ルーカス・ゲイジ
アルトゥーロ・カストロ
ボー・ナップ
ダレン・バーネット
ドミニク・コロンバス
ほか
映画『ロードハウス孤独の街』ネタバレ・あらすじ
元UFCファイターである格闘家のダルトン(ジェイク・ギレンホール)は地下格闘技の助っ人的存在として金を稼いで生計を立てていました。
ダルトンは現役時代にレフリーがストップした後も相手を殴り続け、追い込まれると自分を制御できないことに、自分自身恐れていました。
格闘技を引退してからは人生をあきらめた感じで、なるべく人と関りを持たないように車で寝るその日暮らしをしていました。
ある時、ダルトンはフロリダキーズにあるバー・ロードハウスの用心棒になってくれないかと、バーのオーナーの女性から声を掛けられます。
かなりの報酬を提示されましたが、ダルトンは他の人間に頼むように提案し、その場を去ろうとします。
それでも圧倒的な強さを誇るダルトンをあきらめることができないオーナーは、連絡先を渡して考えてくれと頼みました。
ダルトンは用心棒として雇われることを決断し、ロードハウスにやってきました。
降り立ったフロリダキーズで、バス停の前の本屋の女の子の店員とその父親と仲良くなり、そのまま用心棒を務める店へと向かいました。
夜になると店内はバイクでやってきた不良たちによって荒らされますが、ダルトンは店を壊さないように外に出るように言い、多数を相手に圧倒的な強さで全員を一瞬で殴り倒します。
さらにダルトンは不良たちの怪我の状態を心配し、店の従業員から車を借りて病院に送り届けました。
病院で1人の看護師を会話を交わすダルトン。この看護師は後にダルトンに大きな影響を与えることになります。
不良たちに連日連夜店を荒らされていたロードハウスの従業員や常連客たちは、ダルトンに感謝し、圧倒的な強さに感動すらしていまた。
翌日にダルトンが街を歩いていると、すれ違う人間が好意的にダルトンの名前を呼んで挨拶して来ることに違和感を覚えます。オーナーに確認すると「小さい町だから噂はすぐに広まる」と笑って言われ、ダルトンはこの説明に一応は納得しました。
ダルトンは素質がありそうな従業員に護身術を教え、さらにボクシング経験のある若者をスカウトして用心棒に加えます。
ロードハウスは平和を取り戻したかのように見えましたが、それはほんの短い間でした。
ロードハウスを荒らしていた不良たちは実は命令されて店を荒らしに来ていただけで、実は裏には大きな組織が潜んでいました。
組織には勢力拡大のために、ロードハウスをどうしても手に入れたい事情がありました。
邪魔者のダルトンを執拗に狙う組織の人間たちでしたが、ダルトンは返り討ちにします。
しかし、次第に周囲の人間を巻き込む騒動になっていき、事態は深刻さを増していきます。
組織は凄腕の男(コナー・マクレガー)を雇い、ダルトンの息の根を止めにかかります。
ダルトンの運命は…?
ロードハウスは存続し続けることができるのか…?
手に汗握るラストは本編をご覧ください。
映画『ロードハウス孤独の街』感想・評価
映画『ロードハウス孤独の街』は1989年の元になった作品を実は観ていなかったこともあり、元の作品と今回のリメイク作品を比較することがなかったので、純粋に映画を楽しむことができました。
1989年の作品を現代風に置き換えた設定になっているようなので、同じなのは大筋のストーリーだけなんじゃないかと勝手に想像しています。全然違ったらごめんなさい!
ジェイク・ギレンホール演じるダルトンが元UFCファイターっていう時点で、完全におもいっきり現代版ですし。
ダルトンの元UFCファイターという設定ですが、普通だったら違和感がどうしても出てしまうと思うのですが、さすがジェイク・ギレンホールというべきか…まったく違和感がありませんでした。
本編には現役時代の試合映像も出てくるのですが、試合映像も違和感が全然ないんです。ジェイク・ギレンホールの体つきもハンパじゃないし、格闘家としての動きも完璧だったと思います。
ダルトンは一言で言うと物静かな性格なのですが(キレるとどうなるか自分でもわからないから、怒る流れにならないようにしている?)、静かなのにちゃんと怖いんですよね(笑)めちゃくちゃ怖いんです。
狂気が潜んでいる感じで、ただならぬ雰囲気が常に漂っています。
でもそれだけじゃなくて、本屋の店員の女子を話す時には怖さが一切排除されていたり、コミカルな動きも見せてくれたりして、いろんな面を持つ人間を怖いぐらいリアルに演じています。
ジェイク・ギレンホールって本当に名優だと思います。言わずもがな大好きな俳優です。
映画『ロードハウス孤独の街』を観たのも、はっきり言ってジェイク・ギレンホールが出演していたからですし。演技でワクワクさせてくれるって本当にすごいです。
映画全体のストーリーとしては、冒頭に少し書きましたが1989年の作品のリメイクということで、昔の映画のストーリーという感じは否めません。勧善懲悪といった流れは観ていて予想がつくかと思います。
でもこの『ロードハウス孤独の街』は、そんなことが問題ではない映画というか、ストーリーに真新しさを感じなくてもドキドキさせてくれます。
演出も上手いし、俳優陣の演技もいいし、どこか抜けているキャラクターもいて飽きることなく最初から最後まで鑑賞できます。
不良グループにも可愛らしさがあるのもいいし、だからと言ってチープになっていないバランスが絶妙なんです。
そしてやはり特筆すべきはリアル格闘家のコナー・マクレガーが出演して怪演技を見せてくれていることでしょう。
英語がわからないからセリフまわしなどはわかりませんが、イッちゃってる演技が超上手くて、格闘技に興味がない人は俳優にしか見えないと思います。
ジェイク・ギレンホールとのアクションシーンはさすがの一言で本当に見ものです。
大きく普通の俳優と違う点は、格闘シーンの時に「ちゃんと怖い」点です。冗談抜きで「あれ?本気になってない?」と思ってしまうような勢いがすごいです。
ジェイク・ギレンホール怖かったんじゃないかなって勝手に思ってしまいました(笑)
映画『ロードハウス孤独の街』は見所満載の映画で、心からおすすめできる作品です。
1989年の映画を観ていない人も全然楽しめますし、観ている人ももちろん楽しめるはずです。
ぜひ鑑賞してみてください。
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