映画『ノック・ノック』ネタバレあらすじ感想

映画『ノック・ノック』作品情報

今回の映画紹介は『ノック・ノック』です。

映画『ノック・ノック』はキアヌ・リーブス主演の作品で、ちょっぴりセクシーかつドキドキさせてくれるサスペンスなストーリーになっています。

最初に言ってしまうと「これは大どんでん返しがある系か？」と思いつつ観ていたのですが、全然なかったです。どんでん返しがないことがある意味どんでん返しだった気もします。

だからと言って退屈な映画というわけではないので、安心して今回の映画紹介を読み進めてください。

それでは『ノック・ノック』の映画紹介です。

映画『ノック・ノック』は2015年に制作され2016年に日本で公開されたアメリカ映画。

上映時間は99分。

監督はイーライ・ロス監督。クエンティン・タランティーノにも評価される将来有望の監督です。

《キャスト》

エヴァン…キアヌ・リーブス

ジェネシス…ロレンツァ・イッツォ

ベル…アナ・デ・アルマス

ルイス…アーロン・バーンズ

カレン…イグナシア・アラマンド

ジェイク…ダン・ベイリー

リサ…ミーガン・ベイリー

ヴィヴィアン…コリーン・キャンプ

ほか。

映画『ノック・ノック』ネタバレ・あらすじ

エヴァン(キアヌ・リーブス)は成功を収めている建築家。

芸術家として活動している美しい妻のカレン(イグナシア・アラマンド)と子供2人幸せに暮らしています。

お金もあり家族にも恵まれ、幸せを感じてなに不自由ない暮らしを送っていました。

父の日になり子供たちからお祝いされるエヴァン。週末は家族で泊りがけで出かけるはずでしたが、エヴァンはどうしても外せない仕事が入ってしまい、1人で自宅に残って仕事をすることになります。

ロスにある豪邸に1人残り、仕事にとりかかるエヴァンでしたが、玄関をノックする音が聞こえ仕事を中断します。

外は土砂降りの雨で、来客の予定などないエヴァンは警戒しながら玄関へと向かいました。

玄関のドアを開けると、土砂降りの中に立っていたのは2人の若い女性でした。

ジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)とベル(アナ・デ・アルマス)と名乗る2人女性は、知人の家を訪ねる予定だったが雨でスマホが水没してしまい、道に迷ってしまったとエヴァンに話す。

行先を調べるためにパソコンを貸してほしいと頼む2人の願いを聞き入れ、家の中に招き入れるエヴァン。

この優しさが後の悲劇を招くきっかけになってしまう。

エヴァンは2人のためにタクシーを呼びますが、到着まで45分かかってしまうということでした。

彼女たちは服を乾かすために乾燥機を使わせてほしいと頼み、エヴァンは少し不安げな表情をしますが乾燥機を貸し、彼女らにバスローブを貸しました。

温かい飲み物を入れ、2人に渡すエヴァン。

しかし彼女らは目を離した隙に勝手にレコードプレーヤーをいじって音楽を聞き出します。

エヴァンはレコードプレーヤーはデリケートだから触らないでくれと頼み、妻のカレンが芸術家であることなどを話しました。

ジェネシスとベルはカレンの美人さに驚いていました。

また、カレンとベルの故郷が同じである事もわかり、次第に3人は打ち解けていきました。

土砂降りの中タクシーが到着しますが、ジェネシスとベルはシャワーを浴びていて、呼びに来たエヴァンを誘惑します。

愛妻家のエヴァンは誘惑に応じませんでしたが、彼女らは執拗にエヴァンに迫り、必死に耐えていたエヴァンの理性がとうとう崩壊してしまいました。

3人でベッドで夜を過ごした朝、エヴァンは1人で寝室で目覚めました。

家中に響く大音量で音楽が鳴っていて、何事かとエヴァンは急いでリビングに向かいました。

リビングに広がる光景を見てエヴァンは愕然とします。

ジェネシスとベルは食べ物を食い散らかし、エヴァンの飼い犬を雑に扱い、意地汚くご飯をむさぼっていました。

リビングとキッチンは散らかり放題でした。

さらに2人はカレンの製作途中の彫刻にまでいたずらをはじめ、激怒したエヴァンは警察を呼ぼうとしますが、昨日の夜のことをバラすと言われて何もできなくなってしまいます。

そんな中、近所のマダムがエヴァンの様子を見に来ます。

エヴァンは彼女らの存在がバレないように玄関で応対しますが、ジェネシスがわざとらしく顔を出し、マダムはエヴァンが妻の留守中に浮気をしていると思い込み怒って帰ってしまいます。

エヴァンはなんとか2人追い払おうと「家まで車で送る」と何度も提案しますが、ジェネシスとベルは相手にしません。

いよいよ警察にエヴァンが本当に電話すると、ジェネシスとベルは電話を切らせ家まで送るように言いました。

エヴァンはジェネシスとベルを車に乗せ、家まで送り届けました。

帰宅して家中を片付けて仕事に取り掛かったエヴァンでしたが、物音に気がつきます。

異変の気がつき家の中を歩いていると、後ろからいきなり殴られ意識を失ってしまいました。

意識を取り戻したエヴァンはベッドに縛り付けられていました。

寝室にはジェネシスとベルがいて、化粧をしている最中でした。

ベルはエヴァンの上にまたがってからかい、その様子をジェネシスがスマホで撮影していました。

なんとか紐を解いたエヴァンでしたが、揉み合っている最中に再び意識を失ってしまい、今度はイスに縛られた状態で目を覚まします。

そこへちょうどカレンの仕事仲間のルイス(アーロン・バーンズ)がやってきます。

ジェネシスは姪だと偽ってルイスを家に入れます。

しかしルイスはエヴァンに姪がいないことを知っていました。

ところがルイスはボロボロにされたカレンの彫刻と捕らわれたエヴァンを見て驚き、持病の喘息の発作を起こし、倒れた拍子に頭を強打して絶命してしまいます。

ジェネシスとベルはそんな光景を大笑いしながら楽しみ、ルイスの遺体を車の中に隠しました。

人の命をなんとも思わない2人を見たエヴァンは、自分にとっていかに家族が大切かを熱弁します。

ジェネシスとベルはじゃあなぜ自分たちと寝たのか、家族を裏切ったのかとエヴァンを問い詰め、翌朝に処罰するとエヴァンに言いました。

その後もジェネシスとベルは家の中をやりたい放題に暴れ、エヴァンがもしもの時に隠しておいた拳銃を発見し、エヴァンに銃口を向けてからかいます。

翌朝、エヴァンは庭に掘られた穴に埋められ、首から上だけを地上に出した状態にされます。

そこへ大きな石の芸術品を持ったジェネシスが現れ、エヴァンの脳天に振り下ろそうとします。

果たしてエヴァンの運命は…？

彼女らの目的はなんなのか…？

結末は本編をご覧ください。

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映画『ノック・ノック』評価・感想

映画『ノック・ノック』を鑑賞した率直な感想ですが、なんだか懐かしい感じがしました(笑)

1990年代とかにこういったテイストの映画が結構あった気がするんですよね。

上映時間も90分ぐらいなところも、まさにそんな感じといったです。

はっきり言って映画『ノック・ノック』は上質な映画ではないです。ストーリー展開も予想外なポイントはなく、発想のすごさに驚くこともありません。

メジャー俳優のキアヌ・リーブスが出演していなければ、かなりB級扱いされている作品だった可能性もあります。(キアヌが出ていてもいい意味でB級扱いされているかもしれませんが)

だって、誘惑に負けて家族を裏切った男が痛い目を見るという、めちゃくちゃよくあるストーリーなんです。

ただ、だからと言ってつまらない作品だとは言いません。

むしろ個人的にはなかなか楽しめました。

正直、キアヌ・リーブスかかなり好きな俳優ということも大きいです。キアヌが一見チープにも見える、何とも言えない熱演を見せてくれています。

女優たちが美人なのも見どころの一つと言えるでしょう。

映画『ノック・ノック』は「すっごい面白いからぜひ観てみて」とおすすめする作品では正直ありません。

それでも面白いは面白いんです。だから「興味があったら観てみたほうがいいよ」って言いたくなる感じの映画なんです。

映画のジャケットは文句なく面白そうなんですけどね(笑)

「観てみようかな」と思った人は、ぜひ鑑賞してみてください。

映画『ノック・ノック』

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