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映画『セッション』ネタバレあらすじ感想

映画セッションネタバレあらすじキャスト評価

映画『セッション』作品情報

今回のおすすめ映画は『セッション』です。

映画『セッション』はアカデミー賞にノミネートされた作品で、『セッション』で助演男優賞をJKシモンズが受賞しました。

アカデミー賞を受賞するだけあって、JKシモンズのど迫力の演技がこの映画の一つの見所です。

緊迫感のあるシーンも多く、手に汗握りながら楽しめる映画となっています。

『セッション』は完全な実話ではないものの、監督の実体験がベースになっています。

それでは『セション』の映画紹介です。

映画『セッション』は2015年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は106分。

監督はデイミアン・チャゼル監督

『ラ・ラ・ランド』を監督しています。

キャストは

アンドリュー・ニーマン…マイルズ・テラー

テレンス・フレッチャー…J・K・シモンズ

ジム・ニーマン…ポール・ライザー

ニコル…メリッサ・ブノア

ライアン・コノリー…オースティン・ストウェル

カール・タナー…ネイト・ラング

フランクおじさん…クリス・マイケル

Mrクラマー…デイモン・ガプトン

エマおばさん…スアンヌ・スポーク

寮の隣人…マック・スカッシュ

ダスティン…チャーリー・イアン

トラヴィス…ジェイソン・ブレア

グレッグ…コフィー・シリボー

ソフィー…カヴィタ・パティル

ほか。

映画『セッション』ネタバレ・あらすじ

国内であまりに有名な名門音楽学校シェイファー音楽学院。

アンドリューニーマン(マイルズテラー)はこのシェイファー音楽学院に通う生徒で、ドラマーとして大成するために練習に精を出していました。

スタジオに1人こもって自主練習も行っています。

スタジオで1人で練習しているアンドリューの元に、突然テレンスフレッチャー(JKシモンズ)がやってきます。

フレッチャーはシェイファー音楽学院の教師で、厳しいことで有名でその厳しさはまるで鬼のようでした。

フレッチャーはシェイファー音楽学院で1、2を争うレベルのジャズバンドの指揮もしていました。

フレッチャーに認められるということはプロへの道が開かれると言っても過言ではありませんでした。

アンドリューは突然やってきたフレッチャーを前に硬くなります。

しかしフレッチャーは何かアドバイスなどをするわけでもなく、アンドリューのドラム演奏を少し見るとスタジオを出て行ってしまいました。

アンドリューは自身の所属している学校内のバンドでは、まだメインドラマーのライアンコノリー(オースティンストウェル)の楽譜めくりをする役目でした。

ある日のバンド練習の日も、アンドリューはドラムを叩くライアンの楽譜をめくっていました。

しかしその様子をフレッチャーがスタジオの外から伺っていました。

次の日、フレッチャーがアンドリューの所属しているバンドの練習スタジオにやってきます。

フレッチャーはバンドのメンバーに順番に演奏をさせ、アンドリューにもドラムを演奏させます。

ここですでにフレッチャーの求めるレベルの高さと厳しさが少し垣間見えます。

フレッチャーはスタジオを去る時に、アンドリューに自分のバンドに来るように告げました。

アンドリューはフレッチャーから認められたのが嬉しく、喜びを噛み締めていました。

アンドリューには好きな女性がいました。

父親のジムニーマン(ポールライザー)とよく足を運ぶ映画館でアルバイトしているニコル(メリッサブノア)です。

アンドリューはデートに誘うことに成功しました。

フレッチャーのバンドに参加したアンドリューでしたが、フレッチャーのバンドにはメインドラマーのカールタナー(ネイトラング)がいて、アンドリューはここでも楽譜めくりの役割となります。

しかしフレッチャーのバンドの演奏を聴いたアンドリューは、想像以上のレベルの高さに驚愕します。

練習が終わるとフレッチャーがアンドリューに話しかけてきました。

フレッチャーはアンドリューを気にっている様子でした。

アンドリューにドラムを演奏する機会が与えられます。

フレッチャーは最初こそアンドリューの演奏を褒めますが、ほんのわずかなテンポのズレをも見逃さず、アンドリューに何度も何度もやり直しをさせます。

しかしアンドリューはなかなか修正できず、フレッチャーは怒り狂います。

その迫力と自分の不甲斐なさからアンドリューは涙を流してしまいます。

アンドリューは自分の未熟さを痛感して一人スタジオに籠って猛練習に励みます。

アンドリューの手はマメが潰れて血だらけになっていました。

アンドリューは映画館のアルバイトにニコルとデートをして、二人は意気投合し付き合うことになります。

フレッチャーのバンドはシェイファー音楽院の代表としてジャズコンテストに出場することになります。

メインドラマーのカールから楽譜を預かっていたアンドリューはその楽譜を紛失してしまいます。

カールは楽譜を暗記しておらず、代わりに楽譜を暗記しているアンドリューがメインドラマーとしてドラムを叩くことになります。

アンドリューは一人スタジオに籠って練習していたため、楽譜を暗記していたのでした。

アンドリューが演奏し、シェイファー音楽院はコンテストで優勝を果たします。

そしてその翌日からフレッチャーは、アンドリューをバンドのメインドラマーにすることを決定しました。

フレッチャーのバンドは次の大会に向けて練習に臨みます。

しかしフレッチャーは今度はアンドリューが元居たバンドのドラマーのライアンを自分のバンドにスカウトしてきます。

そしてアンドリューがそうだったようにフレッチャーはライアンのことを褒めます。

アンドリューは当たり前に焦りを感じ、一層練習を頑張るのでした。

ニコルとうまく行っていたアンドリューでしたが、練習に没頭するために身勝手にニコルに別れを切り出しフッてしまいます。

フレッチャーはバンドにいる3人のドラマー、カール、アンドリュー、ライアンをこれでもかとしごきます。

終わりの見えないあまりに激しいしごきの末に、アンドリューはメインドラマーに選ばれました。

大会当日、会場に向かうアンドリューの乗っていたバスが故障し、アンドリューは足止めを食らいます。

レンタカーを借りて会場に着くと、すでにライアンがメインドラマーの椅子に座っていました。

さらにアンドリューはドラムスティックをレンタカー屋に置いてきてしまっていました。

必ず間に合わせるからとドラムを叩く約束をしてレンタカー屋に引き返すアンドリューでしたが、事故に遭って怪我を負ってしまいます。

それでもなんとか会場に辿り着いたアンドリューは血だらけのままドラムの椅子に座ります。

演奏がスタートしますが、血でスティックがすべってしまい思うように演奏できません。

ドラムの演奏が不可能になり、バンドが演奏はストップしてしまいました。

フレッチャーは怒りに任せてその場でアンドリューに対して罵声を浴びせます。

すでに精神的に追い詰められていたアンドリューはフレッチャーに殴りかかってしまい、アンドリューはシェイファー音楽院から退学処分を受けてしまいます。

アンドリューの父親のジムはアンドリューの受けた仕打ちは教育として行き過ぎているとして、訴えを起こすことにします。

担当した弁護士から、フレッチャーの教え子であるトランぺッターのショーンケイシーがフレッチャーに追い込まれたことが原因でうつ病になり、自殺をしていたことを聞かされます。

フレッチャーはアンドリューに以前教え子のショーンケイシーが事故で亡くなったと話していました。

アンドリューはフレッチャーが自分に対して行ってきた行為を告発することに決めます。

アンドリューはシェイファー音楽院を退学するとドラマをやめてしまいます。

アンドリューは偶然ジャズバーでフレッチャーがピアノを弾いている姿を目撃します。

フレッチャーはアンドリューの告発によりシェイファー音楽院を解雇されていたのでした。

フレッチャーはアンドリューの存在に気が付くとアンドリューに話しかけ飲みに誘いました。

フレッチャーは密告されてシェイファー音楽院を解雇されたことや、自分のジャズに対する情熱をアンドリューに語りました。

そしてフレッチャーはアンドリューを自分のアマチュアバンドに参加しないかと誘います。

近々コンテストを控えていて、アンドリューにドラムを叩いて欲しいと頼みます。

演目はアンドリューが叩ける以前演奏したことのある曲でした。

アンドリューの抑えていたドラムへの情熱が蘇ります。

アンドリューは自分の愚かさを悟りニコルにやり直せないかと電話をしますが、ニコルにはすでに新しい恋人がいて、アンドリューの願いは叶いませんでした。

コンテストの当日、アンドリューはドラム席に座ります。

観客の中にはスカウトも含めて関係者がたくさん来場しています。

俄然気合の入っているアンドリューでしたが、いざ始まってみると演目は聞かされていたアンドリューの知っている曲ではなく、全く知らない、しかもテンポも非常に難解な曲でした。

アンドリューはなんとかついていこうと必死にドラムを叩きますが、付け焼刃ではとても無理で、結局失敗し屈辱を味わいます。

フレッチャーの罠でした。

フレッチャーは自分を密告したのがアンドリューだと知っていて復讐したのでした。

大失敗をしてスカウトにも悪印象を残してしまったアンドリューがステージから下がると、父親のジムがあたたかく迎えてくれます。

しかしアンドリューはこのままで終われないと再びステージに上がると、自分の知っている曲を叩き始めます。

必死にドラムを叩くアンドリューの姿にフレッチャーは…。

結末は本編で…。

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映画『セッション』感想・評価

映画『セッション』は冒頭からストーリーに見事に引き込まれる映画です。

例えるならポップコーンを食べながら観賞しようと思っていたけれども、映画が終わってみると全然食べてなかったという感じになってしまう映画です。

演出も俳優の演技もすべてが一流といった感じで、観ていてあまりの迫力に圧倒されてしまいます。

練習のし過ぎで手から血が出るシーンはリアルさと感情移入してしまっているせいで、観ていて思わず顔が歪んでしまいます。

そしてやはり特筆すべきはJKシモンズの圧倒的迫力の演技です。

はっきり言って本当に怖いです。

表情はもちろんですが、表情だけではあの迫力は出せないので、間違いなく中身からド迫力なのです。

アカデミー助演男優賞を受賞したのも大いに頷けます。

ラストは心地よい爽快さも味わえる映画です。

もしもまだ観ていない人は一度は絶対に観て頂きたい映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『セッション』

完璧を求めるレッスン。二人のセッションはだれもみたことがないクライマックスへ。

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