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映画『愛しのローズマリー』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『愛しのローズマリー』です。
『愛しのローズマリー』はジャックブラック主演、グウィネスパルトロー出演のラブコメディ映画です。
面食いだったものの催眠術をかけられ心の美しい女性が美しく見えるようになった主人公の人間的成長を描いた映画です。
めちゃくちゃ笑わせてくれる映画です。
それでは『愛しのローズマリー』の映画紹介です。
映画『愛しのローズマリー』は2002年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は113分。
監督はピーターファレリー監督。『ジムキャリーはMrダマー』『メリーに首ったけ』『ふたりの男とひとりの女』などを監督しています。コメディ映画の名手ですね。
キャストは
ハルラーソン…ジャック・ブラック
ローズマリーシャナハン…グウィネス・パルトロー
マウリシオウィルソン…ジェイソン・アレクサンダー
ジル…スーザン・ウォード
ウォルト…レネ・カービー
スティーヴシャナハン…ジョー・ヴィテレリ
アーティ…カイル・ガス
ラーソン…ブルース・マッギル
ほか。
映画『愛しのローズマリー』ネタバレ・あらすじ
ハルラーソン(ジャックブラック)は子供の頃、父親から『若いセクシーな女性こそこの世のすべてだ。とびきりの美女を手に入れろ』と言われます。
ハルの父親はその言葉を遺し他界し、その言葉が遺言になります。
しかし他界する寸前のハルの父親は意識が朦朧としていてこんな言葉を言ってしまっていました。
しかし父親の遺したこの言葉にハルは強い影響を受けてしまいます。
成長したハルは投資会社に勤務し、決して悪くない人生を歩んでいましたが、父親の遺言の影響で、美女ばかり追いかけていて相手にされることのない人生を歩んできていました。
ハルの容姿は背も高くなく小太りの中年といった感じなので、若いセクシーな女性ばかりを狙うハルがフラれてしまうのも無理もない事でした。
そんなハルに友人は女性の容姿ばかりに捉われるなとアドバイスしますが、父親の遺言をなんの疑問も持たずに信じてきたハルには一切響きませんでした。
しかしある時、ハルは乗っていたエレベーターが故障しエレベーター内に閉じ込められてしまいます。
エレベーターには他にも人が乗っていて、乗っていたのはセラピストでした。
故障したエレベーターの中で会話を交わし、打ち解けた2人は女性についても話をしました。
ハルの偏った女性の見方に問題を感じたセラピストは、ハルに催眠術をかけました。
心の美しい女性が美しく見えるという催眠術でした。
ハルは見事に催眠術にかかりました。
友人のマウリシオウィルソン(ジェイソンアレクサンダー)とクラブに行ったハルは盲人を助ける会の面々と出会います。
女性たちはみんな美人ばかりでハルはテンションが上がってしまい踊りまくります。
しかし友人のマウリシオはその女性たちが到底美人には見えず、様子のおかしいハルを心配し外へ連れ出します。
ハルはマウリシオに言っていることに憤慨します。
しかしそれはマウリシオも同じでハルがおかしくなったのではないかと心配します。
あくる日、ハルは一目ぼれをしてしまうほどの美女と遭遇し声を掛けます。
一生懸命に口説いてくるハルを女性は冷やかしかと思い追い払おうとしますが、ハルの真剣さを見て彼女はハルとファーストフード店に行きました。
彼女はローズマリーシャナハン(グウィネスパルトロー)という名前で、小児病院でボランティアをしていました。
その前にもボランティアをしていたという話しを聞き、ハルは感動します。
ハルは催眠術のせいで心の綺麗なローズマリーがとっても美しく見えています。
しかし本来は体重130キロあるかなり太っている容姿の女性でした。
ハルがローズマリーの容姿を褒めた時にローズマリーが不快感を示したのはこのためでした。
しかしハルはローズマリーを絶世の美女だと信じて疑っていません。
ハルはローズマリーといる時に周囲の視線を感じますが、それはローズマリーの美しさによるものだと思っていて、むしろ鼻高々な感じになっていました。
ハルはローズマリーをデートに誘いました。
そして友人のマウリシオにローズマリーを紹介しました。
ローズマリーが体重130キロの女性に見えているマウリシオは絶句します。
ローズマリーはハルをボランティアで行っている小児病院に連れていきます。
催眠術をかけられたハルは子供たちが最高に可愛く見えます。
子供たちと戯れるハルを見てローズマリーは感激します。
ハルはロージーを自宅に誘いますが、ローズマリーは慣れていないことを理由に断ります。
ハルはあれだけの美女が鳴れていないんて…?と思います。
翌日マウリシオがハルの家に遊びに来ている時にローズマリーが訪ねてきます。
ハルはローズマリーと外へ行き2人はキスをしました。
愛は深まっていき池でボートを楽しんだりする2人でしたが、ハルにとってはボートが傾くなど(ローズマリーの体重のせい)不可解な出来事も起こりますが、さほど気にしませんでした。
ローズマリーはハルを自宅に呼び両親に紹介します。
ローズマリーはハルが務めている会社の社長の娘でした。
社長はハルの気持ちが本気だとは到底思えず、芝居をしているならやめなさいと叱責しました。
言われている意味が分からないハルでしたが、社長が娘のローズマリーの外見に問題があると思っていることを聞いたハルは、社長に対して理想を高く持ち過ぎだと怒ります。(ハルには絶世に美女に見えているため)
ハルの言葉は社長に響き、ハルはローズマリーの相手として認められます。
ハルは社長から信頼を得て会社でも重要なポストに就くことになりました。
ハルの事を祝おうと仲間たちが集まってくれました。
そこでハルはローズマリーを紹介しますが、ローズマリーを見た仲間たちは絶句しハルに絶望します。
ローズマリーが巨体であることからローズマリーが社長の娘だからハルが交際しているのだと思ったのです。
友人のマウリシオはハルにストレートにその思いをぶつけます。ハルは怒ってしまいます。
ローズマリーとハルは別荘に遊びに行きます。
その時にローズマリーの元カレであるラルフという男性を紹介されます。ラルフもボランティアに参加していたそうです。
ハルにはこのラルフがかなりのイケメンに見え、嫉妬してしまいます。
ラルフは心が綺麗なのでハルにはイケメンに見えているだけで、実際は全然そんなことはありません。
一方今のハルの姿に納得がいかないマウリシオはセラピストのところに行き、ハルのことを話し何をしたかを問い詰めます。
セラピストはハルの女性への見方が変わったことを喜びますが、マウリシオはハルを不憫に思ってしまいます。
催眠術のせいでハルの人生がおかしくなっていると言い、セラピストから催眠術の解き方を教わりました。
ハルは食事中にローズマリーがラルフと共にボランティアのために遠くへ行こうとしている話を聞きます。
ハルは嫉妬心から猛反対します。その時ロージーの座っていた椅子が重さのせいで壊れます。
重さのせいだとは思っていないハルはお店に文句を言いに席を立ちます。
文句を言いに行ったハルにマウリシオから電話が入ります。
マウリシオはハルに催眠術を解く呪文を唱えました。
これによってハルの催眠術は解かれました。
自分の座っていたテーブルを見ると見たことのない巨体の女性が座っていました。
やってきたマウリシオからハルはこれまでの経緯を聞かされます。
事態を飲み込んだハルはローズマリーを残し帰ってしまいます。
ハルは催眠術を解いたマウリシオを責めました。
話した結果、もう一度催眠術をかけてもらうことにした2人はセラピストに会おうとしますがなかなか会う事ができませんでした。
ハルは本当のローズマリーを見る勇気がなくローズマリーを避け続けました。
そんなハルにローズマリーは傷つきます。
ハルはローズマリーの父である社長からも怒られました。
しかもハルは他の女性から誘われて食事を共にします。
ハルはその女性の誘いに乗らず自分の気持ちを確認しました。
ハルはローズマリーを愛していました。
しかし偶然にもローズマリーもこのレストランに来てしまい、食事の様子を目撃してしまいます。
さらにハルはローズマリーに何も言わずにすれ違ってしまいます。ハルに悪気はなくローズマリーがわからないだけでした。
ハルはローズマリーに気持ちを告げようと電話しますが、無視されたばかりのローズマリーは困惑しハルがわからなくなってしまいます。
ローズマリーはハルを避けます。
ハルは社長から娘に近づくなと言われ、ローズマリーがラルフと共にボランティアに行くことになったと話しました。
ハルはローズマリーがボランティアで行っていた小児病院を再び訪れます。
催眠術の解けた後に会った子供たちは顔にやけどを負った子供たちでした。
ハルは子供たちを抱きしめて自分の浅はかな考えを悔やみます。
ハルはラルフからローズマリーがボランティアで遠くに行くため、自宅で送別会が開かれていることを聞きます。ハルはローズマリーの自宅に急ぎます。
本当のローズマリーを初めてみるハルは、本当のローズマリーを美しく感じ、愛おしく思います。
ハルはこれまでのことを謝り、改めて愛を告白します。
ローズマリーの答えは…?
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映画『愛しのローズマリー』感想・評価
中盤まではジャックブラックの演技と巧みな演出で大いに笑わせてくれます。
お腹抱えるほど笑わせてくれるのでこれから初めて観るという事は期待して頂ければと思います(笑)
しかし終盤はしっかり感動させてくれます。
ストーリー自体がとても綺麗な映画なので、大いに笑って心が洗われる映画です。
癖になって何度も観てしまう映画だと個人的には思います。
しかしジャックブラックって本当に芸達者です。
オープニングのカッコつけてダンスを踊っているシーンでもうかなり笑ってしまいます。
いろんな映画で楽しませてくれて本当に感謝です。
お勧めの映画です。ぜひ。
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