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映画『シックスセンス』ネタバレあらすじ感想

映画シックスセンスネタバレあらすじキャスト評価

映画『シックスセンス』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『シックスセンス』です。

映画『シックスセンス』は公開当時かなり話題になった作品で、ラストシーンは多くの観客を驚愕させました。

オスメント君が天才子役の名を世界に轟かせた映画でもあります。

それでは『シックスセンス』の映画紹介です。

映画『シックスセンス』は1999年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は130分。

監督はM・ナイト・シャマラン監督。

『アンブレイカブル』『サイン』『ヴィレッジ』『レディインザウォーター』なども監督しています。

キャストは

マルコム・クロウ…ブルース・ウィルス

コール・シアー…ハーレイ・ジョエル・オスメント

アンナ・クロウ…オリヴィア・ウィリアムズ

リン・シアー…トニ・コレット

ヴィンセント・グレイ…ドニー・ウォルバーグ

キラ・コリンズ…ミーシャ・バートン

ヒル医師…M・ナイト・シャマラン

トミー…トレヴァー・モーガン

他。

映画『シックスセンス』ネタバレ・あらすじ

『この映画のストーリーにはある秘密があります。これから映画をご覧になる皆様にはその秘密をまだご覧になっていないお友達やご家族に決してお話にならないようにお願いします』byブルース・ウィルス

というわけなのでラストに関してはあらすじの最後に太字で書かせて頂いていますので、これから鑑賞予定でラストを知りたくない人はくれぐれもお読みにならないようにお願いします。

小児精神科の医師として高い評価を受けているマルコム(ブルース・ウィルス)は妻のアンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)とも仲睦まじく暮らしていました。

賞を受賞したマルコムはアンナと受賞を祝おうと二人で自宅で喜びを噛み締めていました。

しかし、寝室の窓ガラスが割られていることに気付きます。

バスルームに人影を感じたマルコムがバスルームを見ると、そこには下着だけを身に着けた男性が一人で所在なさげに立ち尽くしていました。

マルコムは冷静に、男に話しかけ家宅侵入であることを男に話します。

男の常軌を逸している様子にマルコムは薬物中毒者なのではと疑います。

しかし男は「俺のことがわからないのか?覚えていないのか?」とマルコムに問いかけてきます。

マルコムは自分の患者であったであろうことに気付きますが、男が誰なのかも名前も思い出すことが出来ません。男が自分の身の上を話し、マルコムはようやくその男が自分のかつての患者であるヴィンセント(ドニー・ウォルバーグ)であることに気付きます。

治療しきれなかったヴィンセントに対し、マルコムは再び治療をしようと提案しますが、その刹那男はバスルームに置いていた銃を手に取り、マルコムの腹に発砲します。

直後ヴィンセントは自らの頭を撃ち抜き自殺をしてしまいました。

その事件があってから、マルコムと妻・アンナの間には溝が出来てしまい、会話もなくなってしまいました。マルコムの問いかけにもアンナは反応してくれません。

ヴィンセントを治療できなかったことがマルコムの心にしこりとなって残っている中、マルコムはコール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)という9歳の少年がヴィンセントと似ている症状だったことから、コールを治療することができればヴィンセントへの後悔の念も変わるのではと考えました。

コールは両親の離婚が原因で母親リン(トニ・コレット)と2人で暮らしていました。

コールは学校で浮いた存在で、情緒不安定な生徒と見られていて、先生からも化け物と言われたこともある子でした。

マルコムがコールに接触しようとするとコールは足早にマルコムを避け教会に逃げ込んでしまいます。教会の中でマルコムとコールは会話を交わします。コールは英語ではない言葉を発し、ラテン語だとマルコムに説明しました。

マルコムは帰宅し地下の部屋へのドアを開けようとしますが、ドアノブを回してもドアは開きませんでした。

書斎に入ったマルコムはコールは言っていたラテン語の意味を調べました。「闇の底より主に訴えかける」という意味だということがわかりました。

コールの行動は母親のリンでも理解できないところが多く、少し目を離した隙にキッチンの棚の引き出しがすべて開かれているなど、コールの行動に驚かされてしまいます。

何か探していたの?と問いかけますがコールはあいまいな返事を返し席を立ちキッチンを出ていってしまいます。

コールのいたテーブルの上にはなぜか子供ではなく大人の手の跡が残っていますが、リンはそれには気付きませんでした。

学校から帰ると、リンと一緒にマルコムがいました。

マルコムはリンが席を外した時にコールに椅子に腰かけるように言いますが、コールは拒みます。マルコムは心を読むゲームをして当たったら椅子に座ろうとコールに持ち掛けます。

マルコムはコールが過去に精神科に母に連れられて行ったものの状況は変わらなかったことを言い当てますが、核心はつくことが出来ず、コールは「いい人だと思うけど、僕を救うことはできない」と言葉を残し部屋を出ていってしまいます。

マルコムは相変わらず妻・アンナに無視をされ続けていて、レストランでもアンナはマルコムに反応してくれません。アンナはマルコムをレストランに残し、自ら会計をして出ていってしまいます。

とあるホームパーティーに招かれたコールは悪友の二人に小部屋に閉じ込められるというイタズラをされ、閉じ込められたコールは二人が驚くほどに小部屋の中で泣き叫びます。

リンが駆け付け扉を開けコールを救出しますが、コールは気を失っていました。

コールを病院に連れて行ったリンは、コールの身体に傷があることを医師から指摘され虐待を疑われます。しかしもちろんリンは虐待などしていませんでした。

リンは生徒の親に電話を掛け、子供がコールに危害を加えていないかを確認します。

コールとマルコムはマルコムが自分ヴィンセントという子を救えなかったことを悔やんでいると話したことから、コールも心を開きます。コールは自分の秘密を話すとマルコムに言い、

「死んだ人が見えるんだ。夢の中でとかじゃなく起きている時に。しょっちゅうだよ。どこにでもいるし普通に歩いているし喋りもする。彼らは自分が死んだことに気付いていないんだ。」

とマルコムに話しました。そして誰にも言わないでとコールはマルコムにお願いもしました。

夜中トイレに行きたくなったコールは夫に殺された女性の霊と遭遇します。コールは自作の部屋の中のテントに潜り込み、怯えながらやり過ごしました。そのテントの中はコールの大切な逃げ場所でした。

リンはコールの机の引き出しの中に、祖母の形見のペンダントを発見しコールになぜ隠していたかを問い詰めますが、コールはそんなことはしていないと言い張ります。

他に誰がいるんだと思うリンはコールが嘘をついていることを怒ります。

コールは今度は少年の霊と遭遇し、母の元へ行き一緒に寝たいと懇願します。リンはもう怒ってはいませんでした。

一方アンナには親しくなった男性がいてその現場を見たマルコムは怒りを覚えます。

自分の状況に心乱れているマルコムはコールに対し、僕には君を治すことはできないと告げます。コールはマルコムにすがりますがマルコムは出ていってしまいます。

マルコムは書斎で一人考えています。そしてあることにハッと気づきます。救えなかったヴィンセントとコールの症状は似ていると思ってはいましたが、あまりに酷似していることに気付いたのです。

マルコムはヴィンセントの過去のカウンセリングをした時の録音テープを聞き直しました。

するとマルコムが席を立った時に、何か音が聞こえることに気付きました。ボリュームを最大にしてみると、英語ではない言語が聞こえました。

調べてみると「死にたくない」と言う意味のスペイン語でした。ヴィンセントも幽霊が見えていたのです。コールのラテン語も、幽霊から聞いて知っていた言葉だったのでした。

コールの幽霊が見えるという話を少しづつ信じたマルコムは、コールに「幽霊は助けを求めているんじゃないかな。だから君は話を聞いてあげればいいんだよ 。」とアドバイスします。

コールは今度は少女の霊と遭遇します。少女の霊は嘔吐しコールは驚き怯えますが、マルコムの言葉を思い出し、少女に何か伝えたいの?と問いかけます。コールは少女から話を聞きました。

あくる日、コールはマルコムと共にバスで遠い町へと向かいました。

到着した家ではその少女の葬儀が行われていました。

たくさんの人であふれた葬儀で、二人は中に入ります。死んだ少女には妹がいて、妹も原因不明の病気にかかっていることを知ります。

コールは二階にある少女の部屋へと行きました。ベッドの下には少女の霊がいてコールに箱を渡しました。コールはその箱を少女の父親に渡し、「彼女の伝えたいことがこの中に」と言いました。

箱の中にはビデオテープが入っていて、少女の父親は他の慰問に訪れた人々の前でビデオを再生します。ビデオは人形遊びをしている少女の姿から始まりました。

父親は悲しみながらも愛する娘の姿をみてほほ笑みます。ビデオは棚に置かれていて隠し撮りのようなアングルです。

そこへ少女の母親が食事を持って現れ、少女はベッドへと戻ります。

母親はビデオカメラの存在には気付いていません。

すると母親は少女のいるベッドに背を向け、食事のなかに床用洗剤を混入しました。

そしてその食事を少女に与え「変な味がするなんて言わないでよ」と言いながら少女に食事させていました。

少女は母親に毒によって殺されていたのです。少女は妹が同じ目に合わないようにとコールに助けを求めたのでした。

父親はしずかに涙を浮かべながら、別室にいた母親のところに行き「最低の母親だ」と非難します。

ビデオを一緒に観た大勢の慰問客も母親に避難の目を向けています。コールは少女の妹に人形を渡し、家をあとにしました。

この出来事でコールは幽霊の対処法がわかり、学校でも孤独ではなくなっていきます。発表会の演劇でもいい役を演じマルコムも喜びます。

コールは妻・アンナとの関係に悩んでいるマルコムに「話すなら眠っている時に話すんだ。」とアドバイスします。

これに対しマルコムも、幽霊が見える件を母親に言ううようにアドバイスし、二人は別れました。

コールは母親リンの運転する車に乗っていますが、重体に巻き込まれていました。

コールは母親に渋滞の原因は事故で女性が亡くなったと突然説明します。

リンは見えるの?とフロントガラスに身を乗り出し前方を伺います。

コールは「見えるよ。窓の外に立っているんだ」とリンに告げますが、リンは「怖いこと言うわね」と言って信じません。

コールは祖母のペンダントについて話しだします。「おばあちゃんが勝手に持ち出して悪かったって言ってた。ママに「ダンス見たよ」と伝えてくれって言ってた。」

リンはダンスの発表会の前に母と喧嘩していました。

リンが子供の頃の話しなのでコールが知っているはずがない話です。

しかしコールはその時の事を話し続けます。そして「後ろの方で見ていた。あなたからは見えなかったと思う」と言っていたこともリンに告げました。

さらにコールは「ママがお墓参りの時にいつもする質問の答えは「もちろん」だって言ってたよ。なんて質問したの?」と言います。

リンは我慢できずに泣きながら「私を愛してくれてた?」と質問の内容をコールに伝え、コールの苦悩を理解したリンはコールを抱きしめました。

※ここからラストの秘密に関してです。

マルコムは帰宅し、お酒を飲み眠っているアンナを見つけます。マルコムはコールのアドバイス通りに眠っているアンナに話しかけます。するとアンナは応答し、「なぜ私を置き去りにしたの?」と言いました。アンナの手から結婚指輪が転がり落ちます。しかしアンナの手には結婚指輪がはめられています。

マルコムが自分の手を確認するとマルコムの手には指輪がないことに気付きます。自分の結婚指輪をアンナが持っている…。

マルコムは思いを巡らし、すぐに衝撃の事実に気付きます。

マルコムはすでに死んでいたのでした。

自分がすでに死んでいることを自覚したマルコムは、アンナに別れの言葉を残し去っていくのでした。

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映画『シックスセンス』感想・評価

この映画はもう文句なく、はっきり言って面白いです!!

僕はかなり久しぶりに鑑賞しましたが、色あせることなく、むしろ昔観た時よりも楽しめてしまったかもしれません。と言いますのも観れば観るほど伏線に気付くことができる映画なので、むしろ一回だけではもったいない映画なのです。

二回目ではなくもう何回も観ていて久しぶりに観たのですが、それでも「あ!マジか!」と発見がありました。それでも僕はまだすべての伏線は回収しきれてないと思います。

初見は本当に衝撃を受けましたし、かなり流行った映画で、たぶんほとんどの人が観ている映画なのではと思います。

オスメント君は本当に子役とは思えぬ演技で、この映画観て好きな俳優の仲間入りをし、『ペイフォワード』も『A.I』も劇場に観に行きました。

ここ何年も観ていないけど、結構昔に映画雑誌かなんかで見たら、あの童顔のまま成長していてビビった記憶があります。

ブルース・ウィルスももちろんいいですよ~。切ないです。

この映画ホラーと思ってみると痛い目にあいます。

痛い目には合わないけど、実はめちゃくちゃ泣ける感動作なんです。

リン役の女優さんの演技も素晴らしく、コールが母親に祖母の話をするところなんて、今回も僕泣いてしまいました。

ラストに驚いたり感動したり、他のシーンでも泣けるシーンがあったり、かなりお腹いっぱいになれる映画です。

笑いの要素だけはさすがにないけど(シャラマンがもちろん出演しているところぐらい)、ある意味珠玉のエンターテインメント映画です。

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