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映画『69シックスティナイン』ネタバレあらすじ感想

映画シックスティナインネタバレあらすじキャスト評価

映画『69シックスティナイン』作品情報

今回のおすすめ映画は『69シックスティナイン』です。

『69(シックスティナイン)』は人気作家の村上龍さんの小説で、その小説の映画化となります。

たぶん僕は原作を先に読んでいたと思います。兄の影響で村上龍さんの作品はかなり読んでいたので。

そして映画『69シックスティナイン』のキャストを観た時にはかなりテンションが上がった覚えがあります。

当時から安藤政信さんが好きだったので普通に嬉しかったです。

村上龍さんの自伝的小説となっていて、若者の青春を面白く切なく儚く描いた映画となっています。

それでは『69シックスティナイン』の映画紹介です。

映画『69シックスティナイン』は2004年に公開された日本映画です。

上映時間は113分。

監督は李相日監督『フラガール』『許されざる者』『悪人』『怒り』などを監督しています。

脚本は宮藤官九郎が担当しています。

キャストは

矢崎剣介(ケン)・・・妻夫木聡

山田正(アダマ)・・・安藤政信

岩瀬学(イワセ)・・・金井勇太

長山エミ・・・水川あさみ

松井和子(レディジェーン)・・・太田莉菜

佐藤ユミ(アンマーグレット)・・・三津谷葉子

番長・・・新井浩文

アルファロメオの女・・・井川遥

極道・・・村上淳

中村譲・・・星野源

大滝良・・・加瀬亮

成島五郎・・・三浦アキフミ

増垣達夫・・・柄本佑

城串裕二・・・桐谷健太

相原先生・・・嶋田久作

フミ子先生・・・峯村リエ

川崎先生・・・豊原功補

アダチ独裁者・・・森下能幸

吉岡先生・・・小日向文世

松永先生・・・岸部一徳

佐々木刑事・・・國村隼

ケンの母・・・原日出子

ケンの父・・・柴田恭兵

ほか。

映画『シックスティナイン』ネタバレ・あらすじ

1969年、長崎県の佐世保市のとある高校。矢崎剣介・通称ケン(妻夫木聡)は女子のことで頭がいっぱいで、教室で友人たちに妄想をあたかも真実であるかのように話していました。

妄想だとは知らずに友人たちは盛り上がって聞いていますが、冷静で頭のキレる山田正・通称アダマ(安藤政信)はそれが妄想であることを見抜いています。

ケンとアダマは行動を共にする時間が多く、その日も屋上で女子の体育を2人で眺めていました。

そこへ岩瀬(金井勇太)がコーヒー牛乳を買ってやってきます。ケンとアダマは自然にイワセからコーヒー牛乳を受け取って飲んでいました。イワセはいわゆるパシリのような存在でした。

ケンはあることを思いつき、アダマとイワセにフェスティバルを開催しようと提案します。

海外でよくやっているように音楽と映画の祭典を催して盛り上がろうというものでした。この提案はケンが意中の女子生徒の松井和子(太田莉菜)と接点を持ちたいがために思いついた提案でした。

盛り上がっているケンに仕方なく賛同したアダマとイワセはケンに連れられて英語演劇部へと向かいました。

映画を撮るために出演者を決めなくてはという事で、この英語演劇部には松井和子が所属しているのでした。

しかしケンが英語演劇部のドアを叩こうとすると顧問の先生に阻止されます。

ケンはなんとかして松井和子と話をしようと嘘をつきます。松井和子が自分の存在に気付いていると感じたケンはさらに熱く語りますが、体育をサボっていたために探しに来た体育教師に見つかり派手に怒られます。ケンは職員室前で正座をする罰を受けます。

映画を撮るためにはカメラが必要だと考え、ケンとアダマとイワセの三人は学生運動を行っている組織のアジトに行きました。

三人が待っていると大学生を連れた同じ高校の生徒たちが入ってきました。カメラを借りたいと申し出ると大学生はどんな映画を撮るつもりなのかとケンに尋ねます。

ケンは持ち前の口八丁で構想を語り、学校をバリケード封鎖する物語を話します。この内容を聞いて学生運動を行っているメンバーたちはケンの映画製作を支持することになります。

ケンとアダマとイワセ、そして学生運動を行っているメンバーは夜になってから学校に集合しました。そして有刺鉄線を乗り越えて学校内へと侵入しました。

ケンは自分たちのことを『バサラ団』と命名しました。机や椅子を駆使してバリケードを作り、さらに壁などに学校に対する不満などを書きなぐっていきます。

一通りバリケード作りとペンキでの書きなぐりを終るとバサラ団は学校を去っていったのでした。

翌朝、学校は大騒ぎとなります。登校したケンとアダマ大騒ぎになっている学校の光景を見てこっそりと握手を交わしました。生徒全員で学校の片づけと清掃を行う事になります。

バサラ団のメンバーは自分たちがやったという素振りは一切見せないでいましたが、普段の素行からケンは教師たちから疑われていました。

そしてケンは体育教師からもしもお前の仕業だったら殺すと面と向かって言われました。しかしケンが犯人という証拠はありませんでした。

バリケード封鎖も終えて、ケンはのんびりと過ごしていました。

自宅でアイスを食べてくつろいでいるといきなり警察がケンを訪ねてきます。警察は学校のバリケード封鎖の事件でケンを重要参考人として連れて行きます。

警察に連行されたケンは犯行がすべて明るみに出ていることを知ります。イワセによってバリケード封鎖の内情はすべて知られていて、アダマも学生運動のメンバーも全員が警察に連行されてきていました。

さすがのケンも警察署の前で意気消沈し座り込みます。そこへアダモが警察から出てきますが、話しかけるケンに反応することなく去って行ってしまいます。

ケンは自宅に帰っても落ち込んでいましたが、そんなケンを見かねて父親(柴田恭兵)が言葉を掛けます。父親の言葉に思わず感動するケンでした。

あくる日、ケンは母親(原日出子)と共に学校へと向かいました。

ケンに言い渡された処分は無期停学でした。ケンが学校を去ろうとしていると校舎の窓から級友たちが手を振っていました。ケンは手を振り返します。

そして松井和子の姿を確認したケンは名前を叫びながら手を振りました。松井和子もケンに手を振り返していました。

停学となり一か月が過ぎたころ、定期的に様子を見に来ている先生からケンはアダマとイワセの様子を聞きます。

アダマは学生運動に本格的に参加しようとしていて、ケンは急いで学生運動の組織のアジトへと向かいます。なんとかアダマを連れ出したケンは中断せざるを得なかったフェスティバルに向けてアダマと再び動き出すことにします。

ケンはフェスティバルに出演してもらうために長山エリ(水川あさみ)という子に声を掛けます。

カフェでエリを待っているとエリの彼氏だと言い張る工業高校の番長(新井浩文)が現れ、ケンに絡んできました。まずい状況になったケンでしたが、父親のかつての教え子であるという極道に助けられ、そのまま番長とも仲良くなります。

バリケード封鎖に参加したメンバーの停学が解除されます。停学が解け登校したケンでしたが、体育教師たちはケンを許さず、ケンは正座を強要されさらに体罰を受けていました。

そこへ突然校内放送が入ります。『学生運動に参加するものは全員校庭に集合せよ』という内容で、多くの生徒が校庭に集まります。

先生たちは生徒の要求を飲まざるを得なくなり、アダマたちはケンの元へと向かい、これによってケンは無事に解放されました。生徒たちは歓喜の声を上げました。

ケンと松井和子の距離は縮まり、ケンはカメラで松井和子を撮影していました。

未来のことも二人は話していました。そしてケンとアダマは潰れたスケート場をフェスティバルの会場にして、準備を進めていきました。

フェスティバルは無事に開催されるのか…?

続きは本編をご覧ください。

 

 

映画『シックスティナイン』感想・評価

『69シックスティナイン』は村上龍さんの自伝的小説となっているわけですが、さすがと言いますか、時代的な背景が大きいことももちろんあると思うのですが、やはりぶっ飛んだ青春を送っていたんだなとこの映画『69シックスティナイン』を観るとよくわかります。

そしてそんな青春を生き生きと演じているキャストの皆さんが非常に魅力的です。

安藤政信さんも妻夫木聡さんも非常に楽しんでいるといった感じが伝わってきます。

李相日監督はかなり演出が厳しいイメージなのですが、この『69シックスティナイン』の現場がどんな感じだったのかが結構気になるところです。

柴田恭兵さんを始めとしたベテラン俳優の締め具合も素晴らしくて、若い力とベテラン俳優の融合も楽しめる映画となっています。

そしてこの『69シックスティナイン』で端役だった若手俳優たちが今となっては大活躍していて、そんなところも楽しめる映画となっています。

青春映画もやっぱりいいなと感じさせてくれる映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『69シックスティナイン』

オレ達の笑い声を聞かせてやるったい!

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