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映画『スウィングガールズ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『スウィングガールズ』です。
『スウィングガールズ』は『ウォーターボーイズ』で世間に笑いと感動を与えてくれた矢口史靖監督の映画で、この映画でもたくさんの笑いと大きな感動を与えてくれています。
ロケ地は山形県で行われ、セリフも山形弁で話されています。
上野樹里さんや貫地谷しほりさん、本仮屋ユイカさんらが初々しい映画でもあります。
演奏シーンは実際に演奏しています。
そのため猛特訓を積んだキャストの面々にも注目して頂きたい映画です。
そしてやっぱりこの『スウィングガールズ』でも竹中直人さんは最高です。
それでは『スウィングガールズ』の映画紹介です。
映画『スウィングガールズ』は2004年に公開された日本映画です。
上映時間は105分。
監督は矢口史靖監督。
『ウォーターボーイズ』『アドレナリンドライブ』『WOOD JOB!!』『ハッピーフライト』『ロボジー』などを監督していてコメディと感動の融合に非常に長けている映画監督です。
キャストは
鈴木友子…上野樹里
大津朋美…根本直枝
久保千佳…あすか
岡村恵子…中村知世
清水弓子…松田まどか
斎藤良江…貫地谷しほり
石川理絵…金崎睦美
下田玲子…あべなぎさ
宮崎美郷…長嶋美紗
関口香織…本仮屋ユイカ
吉田加世…前原絵理
木下美保…中沢なつき
小林陽子…辰巳奈都子
渡辺弘美…関根香菜
山本由香…水田芙美子
田中直美…豊田由佳梨
中村拓雄…平岡祐太
鈴木泰三…小日向文世
鈴木早苗…渡辺えり
小澤忠彦…竹中直人
伊丹弥生…白石美帆
吹奏楽部部長…高橋一生
野球部の井上…福士誠治
千恵…岩佐真悠子
バス運転手…佐藤二朗
弁当屋…森下能幸
楽器屋店員…江口のりこ
スーパーのチーフ岡村…大倉孝二
カラオケの店員…徳井優
パチンコ屋店長…田中要次
ヤマハ音楽教室の先生森下…谷啓
ヤマハ音楽教室の先生真澄…西田尚美
ほか。
映画『スウィングガールズ』ネタバレ・あらすじ
学校は夏休みに入っていました。鈴木友子(上野樹里)らは学校に登校し数学の補講を受けさせられていました。
補講なんて早く終わらせたい彼女たちはなんとか抜け出そうと吹奏楽部にお弁当を届ける役目を買って出ます。
その日は学校の野球部の試合があり、吹奏楽部は球場で野球部の応援をしているのでした。その吹奏楽部にお弁当を届けに向かう友子たち。
しかし球場に向かっている最中に川遊びや電車を間違えたりで呑気に時間を過ごしてしまう友子たち。
球場について吹奏楽部にお弁当を預け球場を後にしますが、炎天下の中でかなりの時間をかけて運ばれたお弁当は見事に傷んでしまっていました。
友子たちが運んだお弁当を食べた吹奏楽部のメンバーは食中毒で救急車で運ばれてニュースになり、友子はニュースでその事実を知ります。
食中毒により人数が激減してしまった吹奏楽部でしたが、野球部は勝ち進んでいました。
人数がいないために次の野球部の試合の応援ができなくなってしまいます。
弁当の係をしていた中村拓雄(平岡祐太)は責任を感じ吹奏楽部のメンバーを募集しなんとか野球部の次の応援に間に合わせようと考えます。
ちなみに拓雄は敦子たちが一つお弁当を食べてしまっていたためにお弁当が食べられず結果的に食中毒から逃れていました。
友子たちが炎天下の中を無神経に時間をかけてお弁当を運んだことを知った拓雄はお弁当を運んできた友子たちに責任を問いかけ入部するように迫ります。
拓雄は入部したら黙っていてやると条件を出し、友子たちを入部させます。
なんの知識もない友子たちは吹奏楽部への入部を決めますが、それは責任感から起こした行動ではなく、吹奏楽部に入れば数学の補修を受けなくて済むと考えたからでした。
そんな気持ちで入部した友子たちに緊張感はなく、練習にも身が入っていません。
拓雄は現状をどうにかしないとと考えますが、なかなか友子たちは一生懸命になってくれません。しかしだんだんと友子たちに変化が見えてきます。
補修が嫌で参加したわけではない関口香織(本仮屋ユイカ)の成長ぶりにライバル心を燃やしていたりしているうちに友子たちは演奏が楽しいと感じ始めてきていたのでした。
しかしそんな中、食中毒になっていた吹奏楽部のメンバーが復帰してきます。
人数の揃った吹奏楽部は友子たちが必要なくなり、友子たちは吹奏楽部から出ていくことになります。
元々やる気のなかった友子たちでしたが、演奏の楽しさを感じ始めていたためにがっかりしてしまいます。
どうしても演奏をまたしたいと思った友子たちは楽器屋に赴き中古の楽器を購入して自分たちでジャズバンドを結成することにします。
拓雄もこのジャズバンドに参加することになります。しかし指導者がいません。そこで学校のジャズ好きの小澤忠彦先生(竹中直人)に頼んで指導をしてもらう事にしました。
実は小澤先生は恰好ばかりで演奏はまったくできませんでした。
しかしジャズを愛する気持ちは本当に強く、知識も半端じゃなく友子たちにもアドバイスを送ります。
『スウィングガールズプラスワン』というバンド名で活動していた友子たちの努力は実り、地元のスーパーの前で催し物として披露するほどになっていました。
そんな友子たちの活躍に触発されてかつて吹奏楽部に入部したメンバーも再始動し、『スウィングガールズプラスワン』は大所帯になっていきます。
練習を重ねていき友子たちのジャズバンドは吹奏楽のコンサートに出場しようという話になります。
出場の申し込みを任された友子はバンドで撮影したビデオも預かりました。
しかしなんと友子はすっかり申し込みを忘れてしまい、申し込みが大幅に遅れてしまいます。
その結果、コンサートサイドから出場希望の団体が多いことから今回は参加できないという通知が来ます。
友子は責任を感じ、そのことをバンドメンバーに言い出せずにいました。
なんとそのまま言い出せないまま友子たちのジャズバンドはコンサート当日を迎えてしまいます。
友子以外のメンバーは出場できるものだともちろん思い込んでいます。
コンサート会場に移動している電車内で意を決して友子はコンサートに出場できないことをみんなに告げます。
もちろん責め立てられる友子でしたが、自業自得です。しかも乗っていた電車は雪のために動かなくなり緊急停車をしてしまいました。
その時乗客の持っていたラジオからジャズが流れ始め、友子はみんなにこれまでの日々やジャズの演奏の楽しさを話します。
バンドメンバーは友子のことを許し演奏を始めます。
楽し気に演奏をしている時に、友子たちを探しに来ていた吹奏楽部の先生である伊丹弥生先生(白石美帆)が駆け付け、辞退するチームが出たとのことでコンサートに出場できることになったと友子たちに告げました。
大騒ぎしてバスに乗り込みコンサート会場に向かう友子たちジャズバンドのメンバーたち。
なんとか会場にたどり着き演奏を始めようとした友子たちでしたが緊張のためにうまくスタートできません。
しかし友子たちが始めた演奏に観客は一気に惹きつけられ…
会場の様子は本編をお楽しみください。
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映画『スウィングガールズ』感想・評価
映画『スウィングガールズ』は公開前から矢口史靖監督という事で絶対に面白いだろうなと思っていました。
そして実際に鑑賞してみたらやっぱり最高に面白かったという思い出があります。
矢口史靖監督のほかの映画も好きな映画ばかりなのですが、こういう青春映画を撮ると本当に右に出る監督はいないんじゃないかと思うぐらい、笑って興奮して感動してと盛りだくさんの感情を与えてくれます。
映画を観ていても自然と乗ってしまう感じで、さらにところどころの笑いが本当に面白くて(笑)
やはり個人的には竹中直人さんで、ジャズをこよなく愛しているけど演奏などはからきしできない小澤先生を演じているのですが、吹いている振りをしているところを友子たちに見られてしまった時の鏡越しの表情は笑わない人いないんじゃないかと思います(笑)
この『スウィングガールズ』のメイキングも昔に見たことがあるのですが、キャストの皆さん本当に一生懸命に楽器の練習をされていて、あまりの一生懸命さにメイキングで十分感動できてしまうほどでした。
そんな一生懸命さがいい意味で映画にも滲み出ていると思います。
本当に笑ってテンション上がって感動できる、そんな映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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