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映画『オープンウォーター』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『オープンウォーター』です。
『オープンウォーター』は実際に起こったサメのいる海域に取り残された人間の事件を元に、CGなどを一切使わずに描いた映画です。
出演俳優たちが実際にサメが泳いでいる海の中で演技を行ったことでも話題になった映画です。
映画『ジョーズ』に始まり映画の影響で海に入るのが苦手になった僕としては、この『オープンウォーター』もより海にはいりたくなくさせてくれました…。
それでは『オープンウォーター』の映画紹介です。
映画『オープンウォーター』は2005年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は79分。
監督はクリス・ケンティス監督。
キャストは
スーザン・ワトキンス…ブランチャード・ライアン
ダニエル・キントナー…ダニエル・トラヴィス
セス…ソール・スタイン
エステル…エステル・ラウ
デイヴィス…マイケル・E・ウィリアムソン
ほか。
映画『オープンウォーター』ネタバレ・あらすじ
結婚生活を営むスーザンワトキンス(ブランチャードライアン)とダニエルキントナー(ダニエルトラヴィス)は、仕事が忙しいこともあり夫婦生活は順調と言える状態ではありませんでした。
仲が悪いというわけではありませんがすれ違いの生活を送っていました。
そんな中、スーザンとダニエルは休暇を取ってリフレッシュに旅行に行くことにします。
行先はカリブ海でスキューバダイビングを楽しむためでした。
到着したスーザンとダニエルはスキューバダイビングに参加するために、スキューバダイビングのレジャーを行っている会社のボートに乗り込みます。
スーザンとダニエル夫婦の他にも約20名ほどの参加者がスキューバダイビング用のボートに乗り込んでいます。
ボートは沖合に出てダイビングのスポットへと到着しました。
ガイドを担当しているデイヴィス(マイケルEウィリアムソン)は注意事項を参加者たちに説明しています。
基本的には自由に泳いで帰ってくるという内容でしたが、単独行動は禁止され必ず2人1組で行動するように参加者は注意を受けます。
またこのあたりのサメは人を襲ったりしないということをデイヴィスは参加者に話しました。
そして時間厳守で戻ってくるようにと話しました。
スキューバダイヴィングが始まり参加者たちは各々スキューバを楽しみます。
参加者同士で仲良くなっているという状況でもなかったので、スーザンとダニエルも特に他の参加者とコミュニケーションを取ることなく自分たちでスキューバダイビングを楽しんでいました。
そして終了の時間が近づき、参加者たちは続々とボートへと帰ってきました。
すでに集合の時間となっていて参加者が全員ボートに戻ったと目視して判断したデイヴィスは、ダイビングスポットからボートを出発させます。
しかし、スーザンとダニエルはまだボートに帰ってきていませんでした。
全員がボートに乗り込んでいると思い込みボートを出発させたデイヴィスは、スーザンとダニエルを海に置き去りにしてしまいます。
スーザンとダニエルは海面を見渡しますがもう2人に見える範囲にはボートはありませんでした。
それどころか2人の視界にはサメのものと思われる背びれが入ってきます。
恐怖を感じながらも救助を待つ2人でしたが、クラゲに刺されたりと身体は体温も低下し体力を奪われていきます。
視界に入ったボートに懸命に手を振ったスーザンとダニエルでしたが、ボートは2人には気づかずに通り過ぎて行ってしまいました。
さらに体力を奪されていく2人は離れないようにと注意をしますが、あまりの体力の低下から眠ってしまいます。
目を覚ました2人は離れてしまっていましたが、なんとか距離を縮めスーザンとダニエルは再び密着します。
再びボートが通りかかりましたが今回も2人は気が付いてもらえずに、ボートは通り過ぎて行ってしまいます。
気が付くと2人と取り囲むように無数のサメが回遊しています。
その中の巨大なサメがスーザンとダニエルの前に姿を現し、目撃した2人は激しいパニックになります。
精神的に追い詰められているスーザンとダニエルは口論を始めてしまいます。
そこへ今度は大きなタンカーが通りかかります。
しかしスーザンとダニエルはこの大型タンカーにも気が付いてもらえず、再び海にポツンと取り残されてしまいます。
このままでは埒が明かないと判断したスーザンとダニエルは、もう体力もない中で泳ぎ始めます。
キャンディを持っていたことを思い出し感激する2人でしたが、その刹那サメが2人を襲います。
ダニエルはこの襲撃により足に傷を負ってしまいます。
ケガにより海水には血が漂い始めてしまいます。
ダニエルはなんとか意識を保とうとしますが、少しづつ意識が遠のいていってしまいます。
ダニエルを必死に励ますスーザン。
果たして2人の運命は…?
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映画『オープンウォーター』感想・評価
映画『オープンウォーター』ですが、はっきり言ってめちゃくちゃ怖いです。
派手な演出がある映画ではないのですが、そこがまたリアルで恐怖感を増すと言いますか…。
実際にあった事件という事でなおさらですね。
そして誰の身にも起こり得る事件だと思いますし、海の中でサメと対峙するという圧倒的不利な状況で感じる恐怖というのは計り知れないというか、パニックになるだけでは済まされないだろうなと思います。
そして実話なだけに後味は悪いです。
奇跡の生還とかそういうストーリーではないので当たり前ですよね。
ただただ辛いです。
しかし僕はこの映画をおすすめしたいと思います。
上映時間79分ですが、もっともっと長く感じます。
つまらないからではなく多分体に力が入った状態で観ていたせいだと思います。
エンタメ映画ではないですが、こういう映画もとっても貴重だと思います。
おすすめです。ぜひ。
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