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映画『反則王』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『反則王』です。
今や韓国を代表する俳優ソン・ガンホが若かりし頃に出演していた映画です。
とはいってもソン・ガンホは映画『JSA』にも出演していたので、日本でも知名度がある俳優でしたが。(『JSA』と『反則王』は同じ2001年に公開)
映画『JSA』ネタバレあらすじ感想
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映画『反則王』はタイトルと映画のジャケットを見たときに「B級映画っぽいな…」と思う人も少なくないと思いますが、個人的にはとっても感動するし面白い作品だと思っています。
ソン・ガンホの卓越した演技力が作品のクオリティを底上げしています。
映画『反則王』は実在の人物をモデルにした映画です。
ソン・ガンホ演じる主人公は実在の人物で、銀行員をしながらプロレスデビューしたペク・ジュンホがモデルになっています。
それでは『反則王』の映画紹介です。
映画『反則王』は2000年に韓国で公開され、2001年に日本公開された韓国映画。
上映時間は112分。
監督はキム・ジウン監督。
『甘い人生』『悪魔を見た』などを監督しています。
【キャスト】
イム・デホ…ソン・ガンホ
ミニョン…チャン・ジニョン
テベクサン…パク・サンミョン
ドゥシク…チョン・ウンイン
ウニ…キム・ガヨン
オデサン…イ・ウォンジョン
副支店長…ソ・ンヨンチャン
ユ・ビホ…キム・スロ
チャン館長…チャン・ハンソン
ほか。
映画『反則王』ネタバレ・あらすじ
銀行に勤めるイム・デホ(ソン・ガンホ)は、冴えない銀行員です。
遅刻も多く営業成績も悪いということで、副支店長(ソ・ヨンチャン)からいつもヘッドロックをされて叱責されていました。
そんな自分を変えたいと思ったイムは、廃れたプロレスジムを訪れます。
体を鍛えればヘッドロックをかけてくる副支店長にやり返せると考えました。
体を鍛えられればと軽い気持ちで、プロレスジムの門をくぐったイム。
イムは昔、ウルトラタイガーマスクというプロレスラーに憧れていました。
たまたまイムが入ったプロレスジムには、かつてイムがファンだったウルトラタイガーマスクの写真が飾られていました。
その写真を見てプロレスへの情熱が湧き上がってきたイムは、チャン館長(チャン・ハンソン)に本格的に入門したいと告げます。
しかしチャン館長は首を縦に振らず、入門を許可しませんでした。
断られてしまったイムにチャンスが訪れます。
「ちょうど反則をする悪役レスラーが必要だ」とプロモーターからチャン館長に連絡が入ったのです。
適当な人材がいないため1度は断ったチャン館長でしたが、プロモーターがしつこく頼んできたため仕方なくイムを反則レスラーに育てる決断をしました。
イムはプロレスジムへの入門が決まり練習を開始します。
チャン館長のイムへの厳しい特訓がスタートしました。
イムは厳しい練習に音を上げそうになりますが、なんとか耐え続けたくましく成長していきます。
着実に力をつけていくイム…。
そしてイムは覆面レスラーとしてデビューする日を迎えたのでした。
しかし、イムには新たな試練が待ち受けていて…。
後半戦は本編をご覧ください。
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映画『反則王』感想・評価
いい意味で気楽に観れて、気楽に楽しめる映画です。
シリアスもコメディも見事に演じる俳優ソン・ガンホの、コミカルな部分をたっぷり堪能できる映画でもあります。
とはいっても変にバカな演技をしているわけではなく、真面目に演じるからこその面白さを大変しています。
僕はソン・ガンホは本当に偉大な俳優だと思っています。
正直ソンガンホが主演じゃなかったら、映画『反則王』は鑑賞していなかったと思います。
「この俳優が出ているから観てみよう」と思わせる俳優ってかなり偉大だと思っています。
僕の中でソン・ガンホは、それぐらいのレベルの俳優なのです。
映画『反則王』は俳優陣が非常に体を張っている映画でもあるので、その辺の苦労にも注目して観てほしいなと思います。
『パパはわるものチャンピオン』『レスラー』など、プロレスの映画ってあんまりハズレがない気がします。
『反則王』は今紹介した2作品に比べるとコメディ要素が強い映画ですが、いい感じに感動できる映画でもあるので、少しでも気になった人は是非鑑賞してみてください。
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