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映画『ミニミニ大作戦』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ミニミニ大作戦』です。
今回ご紹介する映画『ミニミニ大作戦』は1696年に製作された映画『ミニミニ大作戦』のリメイク作品です。
金塊を奪うためのトリックなども非常に面白く、何よりこの『ミニミニ大作戦』を鑑賞するとミニクーパーが欲しくなる衝動に駆られます。
これはきっと僕だけではないと思います。マークウォルバーグやシャーリーズセロン、エドワードノートン、ジェイソンステイサムなど豪華キャストの出演も魅力です。
それでは『ミニミニ大作戦』の映画紹介です。
映画『ミニミニ大作戦』は2003年に日本公開されたアメリカ・フランス・イギリス合作映画です。
上映時間は111分。
1969年に製作された同名映画『ミニミニ大作戦』のリメイクとなります。
監督はF・ゲイリー・グレイ監督。
『交渉人』『ブルドッグ』『ワイルドスピードICE BREAK』などを監督しています。
キャストは
チャーリー・クローカー…マーク・ウォールバーグ
ステラ…シャーリーズ・セロン
スティーヴ・フレゼリ…エドワード・ノートン
ライル…セス・グリーン
ハンサム・ロブ…ジェイソン・ステイサム
レフト・イヤー…モス・デフ
レンチ…フランキー・G
ジョン…ドナルド・サザーランド
イエヴェン…ボリス・クルトノグ
マシュコフ…オレク・クルパ
ピート…ガウティ
ショーン・ファニング…ショーン・ファニング(本人)
ほか。
映画『ミニミニ大作戦』ネタバレ・あらすじ
高い技術で金庫破りを生業にしているジョン(ドナルドサザーランド)は、愛する娘のステラ(シャーリーズセロン)に電話を掛けます。ジョンは現在仮釈放中の身です。
ジョンはステラにプレゼントを贈ったことを伝えますが、ステラはちゃんと買ったものかどうかを冗談交じりに確認します。
ステラはジョンに食事に行かないかと提案しますが、ジョンは現在遠くのヴェニスにいるから無理だと話します。
仮釈放中の身でヴェニスに行ってしまったジョンをステラは心配しますが、ジョンは心配ないからと伝えて電話を切りました。
ジョンは電話を切るとすぐにチャーリークローカー(マークウォルバーグ)と合流しました。
チャーリーは凄腕の泥棒です。金塊を盗み出す大きなヤマがあり、チャーリーはジョンを誘い、この大仕事に臨もうとしていました。チャーリーとジョンは長い関係で深い絆で結ばれていました。
2人だけではなく他にも仲間がいます。
運転は高い運転技術を誇るハンサムロブ(ジェイソンステイサム)が務め、ライル(セスグリーン)はハッキングや開発などを得意としているコンピューター関連のプロです。
子供の頃から爆弾を作っていた爆発のプロであるレフトイヤー(モスデフ)、さらにスティーヴフレゼリ(エドワードノートン)で、スティーヴは決して焦らない頼りがいのある男でした。
今回のターゲットとなっているのは金庫に眠っている金塊で、その総額は3500万ドルと思われます。
スティーヴが金庫がある部屋とは別の他人の家に忍び込み爆発の仕込みを行います。レフトイヤーは慎重に爆弾の場所を設定します。これが非常に繊細な作業となります。
爆発を起こすと金庫のある部屋の金庫の下部分の床が抜けてそのまますべての部屋を通過して落下していき、建物の下の水中まで金庫は落ちていきました。(ヴェニスのため建物の下は水です)
金庫の番をしていた人間たちが追いかけてきます。ダミーの金庫を積んだボートをロブが運転して追手を引き付けます。
追手はしつこく追いかけてきてボートでデッドヒートを繰り返しますが、運転技術はロブの方が上手で見事に追手を撒くことに成功しました。
水中では落下してきた金庫の開錠作業を酸素ボンベを使いながらジョンが行っています。警察が来るまで数分の時間しかありません。
水中という悪環境の中でも見事に金庫を開錠し、チャーリーたちは金塊を盗み出すことに大成功したのでした。
アジトに戻ったメンバーは成功を祝し大いに盛り上がりました。
金塊を積んだ車に全員で乗り込み帰路につこうとしていましたが、橋を渡っている最中に不審な車がつけてきていることに気が付きます。
ロブが気が付いて警戒しますが、不審な車は前からも現れてチャーリーたちは挟まれ逃げ場を失います。
前後の車からは武装した男たちが降りてきました。
するとスティーヴがおもむろに車を降りて銃を突き付けてきました。スティーヴが裏切りを働いたのです。車の荷台から金塊が運び出されていきます。
スティーヴの目の前にいたジョンが言葉を発すると、スティーヴは迷うことなく銃を発砲しジョンは命を落としてしまいました。
スティーヴが全員の命を奪うつもりだと思ったロブは強引に車を発車し前の車に突っ込みます。しかしチャーリーたちを乗せた車は橋から転落し川へと落下して行きました。
水中でチャーリーたちは酸素ボンベを使って浮かび上がるのを待っているスティーヴの前に姿を現さないように粘ります。
チャーリーたちに銃を発砲するスティーヴ。ジョンの亡骸が浮かび上がってきました。
チャーリーたちが浮かび上がってこないのを確認したスティーヴはその場から逃げて行きました。
チャーリーたちは生き残ることができました。しかしジョンは帰らぬ人となってしまいました。メンバーはジョンの死を嘆きました。
1年の歳月が過ぎます。
父親のジョンを失ったステラは鍵を取り扱う会社で開錠の仕事をしていました。
非凡な能力を持っていて、ジョンの血をひいているだけのことはありました。
するとステラの前にチャーリーが現れます。チャーリーはあの時のメンバーたちとスティーヴから金塊を取り戻そうとしています。
ジョンが他界してしまったため金庫の開錠のメンバーがおらず、ステラに計画に参加してほしいと頼みに来たのでした。
ステラはチャーリーの説得を受けて復讐心もあり計画に参加することになります。
メンバーと顔を合わせるステラでしたが、ロブがよく知らない人間を仲間に入れることに難色を示していましたが、ステラは段々と信頼を得ていきました。
スティーヴは警備体制を万全にした大豪邸に住んでいました。金塊を隠している金庫の場所を探るためにスティーヴの家のテレビやモデム類を外部から細工して使えなくします。
スティーヴから支持を受けた部下は業者に修理を依頼します。あらかじめ用意していた車と制服を着て、ステラが修理業者に扮してスティーヴの屋敷に入り込みます。
ステラは天才的な金庫破りジョンの娘ではあるものの、まっとう生きてきた人間なのでさすがに緊張の色を隠せません。
チャーリーは緊張しているステラを励まし、他のメンバーも非常に勇気のいる作戦だと言って、挑もうとしているステラを称えました。
何気なく修理をしている体でステラはスティーヴのいる中で家の中を偵察します。金庫の場所も特定することに成功しました。
チャーリーたちがテレビを映らなくしていただけなので頃合いをみてテレビの視聴を可能にし、修理を完璧に行ったこともありスティーヴがステラを疑っている様子はありませんでした。
しかしスティーヴは何かを感じたのかステラに「どこかで会ったか?」と訊ねます。ステラがノーと答えるとスティーヴはさほど気にしていない様子でした。
それよりもスティーヴはステラの美貌に惹かれ、ステラを食事誘います。
断って焦らすステラにしつこくスティーヴが言いより、ステラは食事に行く約束をしてスティーヴの豪邸を後にしました。
戻ってきたステラをメンバーは労いました。
金塊を盗み出す計画を始めたチャーリーたちは金塊を運ぶための車を用意します。
ステラがミニクーパーに乗っていてそのサイズがベストだと思ったチャーリーは、金塊を積んでも機敏に動けるようにと3台のミニクーパーの改造を依頼ました。
改造するレンチ(フランキーG)も1枚噛むことになり、分け前を渡す約束をします。
ステラがスティーヴと食事に行っている隙に金塊を盗み出す作戦でしたが、偶然にもスティーヴの隣の家が盛大なパーティーを行っていて人目につくということもありこの日の結構は断念しました。
チャーリーはステラに再び食事に誘ってくるように魅力を振りまいてこいと冗談を言って送り出しました。
レストランでスティーヴとの食事に臨んでいたステラは思わずジョンの口癖を言ってしまいます。
スティーヴは昔の知り合いでその口癖を言う男を知っていると言い、どこかで会ったことがると思ったが、ジョンの面影があったせいかと言って、ステラがジョンの娘であることを見破り、腕を掴んで目的を聞き出そうとします。
ステラがテーブルの上にあった水差しを倒すと、チャーリーが現れます。またロブやライルなど他のメンバーも現れてスティーヴのテーブルを遠巻きに取り囲みます。
チャーリーはスティーヴと話します。スティーヴは裏切ったことを開き直っていて悪態をつきます。
チャーリーはスティーヴをブン殴り倒し、だからお前はいつも中途半端なのだと告げました。
チャーリーたちの実力を知っているスティーヴは金塊を置いておくことに危険を感じ、メキシコに輸送することにしました。
その情報を訊いたメンバーは焦りますが、チャーリーは逆にチャンスが巡ってきたと考えていました。
スティーヴの金塊輸送の厳戒態勢はすさまじいものでした。
装甲車を3台用意してどの車に積み込んだかわからないようにし、さらにオートバイで周囲を固めています。
そして自分自身はヘリに乗って上空から現金を輸送しているのを見守るという形をとっていました。
苦戦を想像したメンバーでしたがチャーリーは余裕な様子でした。
ライルがハッキングして信号を思いのままに操れるので、金塊を積んだ装甲車を思い通りの場所へ走らせることが出来ること、さらに金塊を積んだ装甲車は重量のために他の2台よりも微妙に深く沈んでいて、金塊を積んだ装甲車をあっさり見極めることができました。
道路が陥没するように爆弾も仕掛けてあります。
信号を操作して渋滞を起こして目的の場所に装甲車をおびき寄せたところで、爆発を起こし装甲車は陥没した道路から地下へと落下していきました。地下ではチャーリーやステラが待ち受けています。
スティーヴはヘリから装甲車を追っていましたが、ちょうど建物が邪魔で装甲車を見失った一瞬に装甲車が消えていたので、「装甲車はどこに行った!?」と驚愕します。
陥没した道路は近くにいた仲間がすぐに蓋をできる仕組みも作られていました。
地下に沈んだことがわかりスティーヴの部下のバイク部隊が地下へと急いで追いかけました。
ステラが時間がの迫るプレッシャーの中で、才能を発揮して何とか金庫を開けます。無事に金塊を盗み出し3台のミニクーパーに金塊を積み込み走り出します。
1人遠くで信号などを操っていたライルは報告を聞いて群衆の中で喜びの雄たけびを上げました。
しかしバイク部隊がミニクーパーを追いかけてきます。
地下鉄を走り抜け列車すれすれを走行したりしながら、バイクとのチェイスを繰り広げます。間もなく出口のところで1台、さらに出口を出たところでロブが機転を利かせて残りの1台も転倒させて、追手を撒くことに成功しました。
しかしスティーヴが空のヘリでチャーリーの乗ったミニクーパーを追いかけてきます。
一旦は追い詰められたチャーリーでしたが、見事な運転でヘリを撒きます。
ヘリを降りたスティーヴは通りかかった車を強奪してチャーリーを追いかけました。
ステラとロブの運転するミニクーパーはすでに目的地に到着していて、ミニクーパーごと貨物列車に乗り込んでいました。
チャーリーも遅れてやってきて貨物列車に車を滑り込ませました。
車を降りて貨物列車から出ていくメンバーたちをこっそり追いかけてきたスティーヴが見ています。
スティーヴは貨物列車の係員のレンチ(実はチャーリーの仲間)を買収しようとしますが、チャーリーたちが待ち受けていたかのように姿を現します。
そこへウクライナ人マフィアのマシュコフ(オクレクルパ)が現れます。
スティーヴは金塊をこのマシュコフのいとこに売っていたのですが、会話の流れから銃で命を奪っていました。
マシュコフはその犯人を捜していて、チャーリーはこの件に協力していたのでした。
マシュコフは危険人物です。スティーヴは命乞いをして金銭を渡す条件を出しますが、マシュコフは聞く耳を持たず…。
チャーリーたちは貨物列車に乗り込み…。
クライマックスは本編をご覧ください。
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映画『ミニミニ大作戦』感想・評価
映画『ミニミニ大作戦』はとっても痛快でいい意味で軽く観られる映画です。
人が亡くなったりなど悲しい事件も起きますが、マークウォルバーグ演じるチャーリーはじめ、登場人物のキャラクターややり取りがどこかユーモラスで明るいので、全体的に楽しく観られる映画となっています。
道路を陥没させて車を落下させるシーンはプレッシャーの中で金庫を開けるシーンなど踊りたり手に汗握ったりと盛りだくさんの映画となっています。
そして「ミニミニ大作戦」というタイトルの通りミニクーパーが大活躍で、この映画を観るとミニクーパーが欲しくなってしまいます。
車を買う予定なんて全然ないけど買うならミニクーパーかなと真剣に思いました。
ジェイソンステイサム演じるロブは金塊で儲けたお金でアストンマーチンを買っていましたが(笑)
マークウォルバーグはやっぱり好きな俳優だと「ミニミニ大作戦」を観てもしみじみ思いました。
男前ではないけどいいんですよね。非常に俳優として魅力的です。
シャーリーズセロンは昔から綺麗ですね。この人目の前にいたら同じ人間と思えないんじゃないでしょうか。たぶん凄まじいぐらいに綺麗でしょう。
父親の復讐を悲しみを乗り越えて果たす演技がとてもよかったです。
ジェイソンステイサムもかなり若い感じです。すっごいモテる役なんですが、確かにかっこいいですもんね。
外国の方が頭髪でモテるとかかっこいいとか関係ない感じですよね。
ジェイソンステイサムは薄くてもかっこいいですもん。
そしてエドワードノートンは言わずもがなで独特な雰囲気を醸し出しながら憎たらしい役柄を見事に演じてくれています。
個人的に好きなのはマフィアに連れていかれる最後のシーンで、意外とあっさりとしていて逆に良かったです。
『ミニミニ大作戦』は有名な映画タイトルなので観たことなくても聞いたことがある人は多いかと思います。
もしまだ観たことないという人は一度は観て頂きたいです。きっと楽しめると思います。
おすすめ映画です。ぜひ。
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