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映画『最強のふたり』ネタバレあらすじ感想

映画最強のふたりネタバレあらすじキャスト評価

映画『最強のふたり』作品情報

今回のおすすめ映画紹介は『最強のふたり』です。

『最強のふたり』はシリアスさとコミカルさと感動が見事に融合した名作映画です。

観た人は必ずと言っていいほど僕の周りでは絶賛していますし、著名人でもこの映画を名作に挙げる人がとても多いです。

ひろゆき氏もおすすめ映画の1つに挙げています。

また『最強のふたり』はモデルとなった実在の人物がいる実話を基にした映画です。

それでは『最強のふたり』の映画紹介です。

映画『最強のふたり』は2012年に日本公開されたフランス映画です。

上映時間は112分。

監督はエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュです。

キャストは

フィリップ…フランソワ・クリュゼ

ドリス…オマール・シー

イヴォンヌ…アンヌ・ル・ニ

マガリー…オドレイ・フルーロ

マルセル…クロティル・ドモレ

エリザ…アルバガイア・クラゲードベルージ

バスティアン…トマソ・リヴェレ

アルベール…クリスティアン・アメリ

アントニー…グレゴリー・オースターマン

ミナ…アブサダイア・トーントゥーレ

アダマ…シリル・マンディ

エレノア…ドロエブリ・エールメリット

ほか。

映画『最強のふたり』ネタバレ・あらすじ

夜の街を猛スピードで走っている黒い高級車が一台いました。

混雑した道路を車の間を縫って走り抜けていきます。ハンドルを握る運転席には黒人の男性、そして助手席には白人の男性が乗っています。

もちろんスピード違反を犯している車はパトカーにサイレンを鳴らされて追跡されます。

しかし車中の二人に動揺した様子はなく、それどころか運転している黒人男性はパトカーから逃げ切れるかどうか賭けないかと白人男性に持ち掛けます。

助手席の白人男性もこの賭けに乗ることにしました。

しかし警察に追いつかれパトカーにより停車を余儀なくされます。

車から降りろと命じられ運転席の男性は車から出てまくしたてます。

『助手席の人間は障がい者で車の外に出ることができないんだ!なぜ急いでいたと思うんだ!病院へ連れて行くところなんだ!』と。

そして警官が車の中を覗くと、助手席の男性は涎を垂らして発作を起こしてる様子でした。

運転手の男性は急がないと死んでしまうんだと警察にさらに言います。

警察は慌てて病院まで先導すると言って病院まで先導してくれます。病院に到着し警察と別れを告げると、黒人男性の運転する車は病院の駐車場からそのまま出て行きました。

助手席の男性の見事な演技力に警察は騙されたのでした。

見るからに富裕層といった感じの大豪邸の廊下に男たちが大勢並んでいます。

並んでいる男たちは面接に来ているのでした。一人一人呼ばれて部屋に入り、志望動機などを面接官に質問されています。

面接官を務めているのは家の主の秘書であるマガリー(オドレイフルーロ)で、家の主であるフィリップ(フランソワクリュゼ)もマガリーと共に同席していました。

フィリップは頸椎損傷で車いすに乗っていて、顎で電動車いすを操っています。

面接に来ている者たちはフィリップの介護をしたくて訪れていました。面接では全員が正義感に溢れた志望動機を語り真面目さをアピールしています。

そんな中で一人、風変わりな黒人がいました。ドリス(オマールシー)という男性でした。

他の面接に来ている者たちと違って、面接に来たのは不採用の証明書が欲しいからといきなり伝えます。ドリス曰く、不採用の証明書が三枚あれば失業手当がもらえるからそのために来たと言うのです。

さらにドリスはマガリーに不採用証明書に電話番号を書いてとナンパすらする始末でした。

フィリップはそんなドリスの欲を感じさせない、また自分を障がい者と扱わない裏表のない性格に魅力を感じます。

そして明日までに書類を用意するから取りに来るようにとドリスに伝えました。

その夜ドリスは久しぶりに実家に帰りました。半年ぶりに実家に帰ったドリスでしたが、家にずっと帰っていなかったことに腹を立てている母親に追い出されてしまいました。

翌日ドリスはフィリップの大豪邸に書類を取りに行きました。

ドリス自身はてっきり不採用証明書がもらえるものだと思い込んでいましたが、フィリップ邸に着くと家の中に通され、住み込みで働く用の自分の部屋を与えられました。

その部屋は十分に豪華な部屋でした。そして使用期間まずは働いてみてほしいと告げられます。ドリスは看護師から介護の方法を教わります。

もちろん初めての経験で不器用なドリスでしたが仕事を覚えようと取り組みます。

そして車で出かける時にもこれまでは大きなバンにフィリップを乗せていたのですが、ドリスはこのバンは馬を運んでいるみたいだと言い、駐車場に停めてある高級車で出かけます。

高級車のエンジンの音を聞いて興奮しているドリス。

フィリップは完全にそんなドリスの人間性を気に入っていました。

ドリスは世間一般でいう介護人のイメージには程遠く、フィリップの親族たちはドリスが介護人としてフィリップと共に過ごすことを心配します。

フィリップはそんな反対意見に対しドリスの体格の良さを褒めると同時に、自分を障がい者として扱わないところがいいと太鼓判を押しました。

ドリスに用意された部屋はフィリップの隣の部屋で、フィリップの辛そうな呼吸の音でドリスは目を覚まします。

ドリスはフィリップを深夜に外に連れ出してパリの街へと繰り出しました。そしてフィリップに自分の吸っていたマリファナを吸わせたりしながらカフェで会話を楽しみました。

フィリップはドリスに自分のことを話しました。

フィリップのケガはパラグライダーの事故によるもので、その事故の時に頸椎を損傷してしまったこと、恋愛の末に結婚したアリスという女性がいたが不治の病に侵されてしまい先に天国にいってしまったことなどを話しました。

そして子供にも恵まれなかったために養子をとったことなども話しました。

ドリスの試用期間は終わりを迎えようとしていました。フィリップはドリスにファルヴェルジェの卵を返して欲しいと告げます。

ドリスは面接に来た時にこのファルヴェルジェの卵を盗んでいて、実家に帰った時にあげてしまっていたのでした。

フィリップはドリスが盗みを働いていたことを知っていたのでした。

それはフィリップの亡き妻のアリスが毎年一つずつ贈ってくれていた大切なものだと話しました。

ドリスは急いで妹の元へ行きファルヴェルジェの卵をどこにやったか聞きますが、妹は知らないと答えました。

フィリップには文通をしている相手がいました。エレノア(ドロエブリエールメリット)という女性で、半年間文通は続いていました。

代筆は秘書のマガリーが行っていて、フィリップが口で伝えていたのですが、ドリスには理解できない芸術的な表現を使った文章にドリスはさっさと電話をした方がいいと提案しました。

フィリップはこの提案を受け入れず手紙の良さを訴えますが、障がい者であることを知られたくないという気持ちも持っていました。

ドリスはこれまでの文通の手紙の中からエレノアの電話番号を発見しました。

強引に電話を掛けてスピーカーにしてフィリップを部屋に一人にしました。このドリスの強引な行いは功を奏し、フィリップとエレノアは長時間電話をする仲になりました。

写真を送ることになった時にドリスは障害を隠していない写真を送るべきだと写真をチョイスしますが、フィリップは結局助手であるイヴォンヌ(アンヌ・ル・ニ)に写真をすり替えさせました。

フィリップには16歳になる娘がいましたが、ドリスが描いた絵を見て笑ったことをきっかけにドリスは教育をし直すとフィリップに話します。そんなドリスに対してフィリップはどんどんと心を開いていきました。

フィリップの誕生日会で親せきが演奏をしている最中、ドリスはお気に入りのマガリーに誰か相手がいるのかとイヴォンヌに尋ねます。

ドリスはなぜかマガリーと付き合う事になると自信満々です。そしてドリスはいいところを見せようと自分で音楽を掛けて踊りだします。

みんなでドリスの踊りを見ていましたがやがてイヴォンヌたちも踊りに加わり幸せな時間が流れます。フィリップも幸せそうにこの光景を見ていました。

エレノアから写真が届きます。フィリップはカフェで会う約束になりカフェへと向かいました。ドリスではなくイヴォンヌが付き添っていました。

ドリスはその頃家族を養う為に清掃の仕事をしている母親を見ていました。ドリスはエレノアを待つ間の緊張感に耐えられなくなり、ドリスを呼び出しました。

カフェを出ることになり外へと出る時にエレノアが入ってきて二人はすれ違いになってしまいました。

フィリップとドリスは飛行機をチャーターして夜の街の上空を堪能しています。おもむろにドリスの絵が売れたと言い、フィリップはドリスにお金を渡しました。

その後、ドリスはパラグライダーに挑戦します、頑なに拒んでいたドリスでしたがいざやってみると心からパラグライダーを楽しみました。

フィリップと帰宅すると、ドリスの弟が来ていました。弟は顔に怪我をしていてドリスを頼りに来ていることが見て取れました。

フィリップはそんな弟の様子を見て、ドリスに対してこれは君の一生の仕事じゃないと告げ、契約を解除しました。

ドリスは弟と母親の仕事場に行き、母親の荷物を持って実家へと共に帰りました。

ドリスの代わりに雇用された介護士は全然ダメで、フィリップの具合は悪化してしまい、ドリスが呼ばれます。

ドリスはフィリップを車に乗せて夜の街へと出かけ、猛スピードで車を走らせました。

映画の冒頭のシーンに繋がります。

パトカーに先導され病院を後にした二人は海の見えるダンケルクにやってきます。

ドリスは伸びてしまっているフィリップの髭を剃り、海辺のレストランを予約して席に着きます。

ドリスはここである言葉を残して去っていきます。

感動の結末は本編でご覧ください。

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映画『最強のふたり』感想・評価

映画『最強のふたり』はよくハートフルな映画と書かれているのを目にするのですが、もう本当にそんな言葉がぴったりの映画です。

そしてしっかりコメディ要素もあり、思わず微笑んでしまうシーンがたくさんあります。人生は素晴らしいと思わせてくれる映画です。

フランス映画というとそれだけで敬遠をしてしまう人もいらっしゃると思いますが、この映画はそんなイメージも払拭してくれる映画です。

出演している俳優陣も素晴らしくなんの矛盾も感じることなく物語に見入ることができます。

映画『最強のふたり』は「人生ってすてたもんじゃないな」と心から思わせてくれて、元気をくれる映画です。

何か悩んでいたり落ち込んでいたりした時には間違いなく活力となる映画です。

自分もそういった時には絶対に観返したいです。

実際に日本で公開されたフランス語映画で歴代一位のヒットとなっている映画です。

絶対に観て頂きたい映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『最強のふたり』

さぁ、人生に繰り出そう。

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