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映画『クワイエットプレイス』ネタバレあらすじ感想

映画クワイエット・プレイスネタバレあらすじキャスト評価

映画『クワイエットプレイス』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『クワイエット・プレイス』です。

映画『クワイエットプレイス』は日本公開された時に結構話題になっていた印象で、鑑賞前からハードルが上がっていた人も多かったのではないでしょうか。

『クワイエットプレイス』の評価はかなりまちまちで、面白いという人ももちろんいれば、その逆の意見も多く見かけます。

僕の感想は…最後に書かせて頂きます。

間違いなく映画館で観た方が楽しめる映画ではあると思います。

それでは『クワイエットプレイス』の映画紹介です。

映画『クワイエットプレイス』は2018年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は90分。

監督はジョンクランシスキー監督。俳優として活躍していて、『クワイエットプレイス』にも出演しています。主演のエミリーブラントと夫婦役ですが、実生活でも2人は夫婦です。

キャストは

イヴリン・アボット…エミリー・ブラント

リー・アボット…ジョン・クランシスキー

リーガン・アボット…ミリセント・シモンズ

マーカス・アボット…ノア・ジュープ

ボー・アボット…ケイド・ウッドワード

老人…レオンラッサム

ほか。

映画『クワイエットプレイス』ネタバレ・あらすじ

2020年、隕石が墜落しその隕石と共に地球に降り立ったモンスターは人類を襲います。

モンスターは視覚がないものの発達した聴覚を持っていて音を頼りに次々と人間を襲っていき、人類の生活はいつしかこのモンスターに脅かされるようになり、音を立てずに生活することを余儀なくされていました。

89日目。

そんな音を立てれば即襲われて殺害される状況の中で、アボット一家は生き延びていました。

アボット家は父親のリーアボット(ジョンクランシスキー)、母親のイヴリンアボット(エミリーブラント)、長女のリーガンアボット(ミリセントシモンズ)、弟のマーカスアボット(ノアジュープ)、そして末っ子のボーアボット(ケイドウッドワード)の5人家族です。

ある時物資の調達に雑貨店に行ったアボット一家。町は荒廃し店にも誰もいません。

足音や物音を立てないように店内を散策し帰宅を始めようとするアボット一家でしたが、一番下の弟のボーがスペースシャトルの音の出るおもちゃを持ってきてしまいます。

ボーは幼く、上の2人と違って現在の危険な状況を理解できていませんでした。

音を出せないので家族は手話で会話をしています。

ボーは姉のリーガンにすぺーシャトルのおもちゃに乗って逃げると手話で会話しました。

リーは音の出るおもちゃは触ってはいけないとボーに手話で話し、スペースシャトルのおもちゃを取り上げ、おもちゃから電池を抜いて静かにテーブルの上に置きました。

リーガンはボーを不憫に思い、電池の抜かれた音の出ない状態なら大丈夫だろうと電池の抜かれたスペースシャトルのおもちゃをボーに渡してやりました。

しかしこの後、リーガンの見ていないところでボーはテーブルの上にあった電池を手に取っていました。

アボット一家は音を立てないように屋外も裸足で移動しています。

家路を急いでいる時にボーが最後尾で後れをとっていました。

すると突然ボーの方から機械音が聴こえてきます。

ボーは誰にも分からないようにスペースシャトルのおもちゃに電池を入れてスイッチを入れたのでした。

静寂の中でスペースシャトルのおもちゃの機械音が響きます。ボーは事態を把握できず音の出るスペースシャトルのおもちゃを見て満足そうです。

リーが慌ててボーの元へ走り寄ります。

しかしリーがボーの元へ辿り着く前に、音に反応してやってきたモンスターにボーは襲われて命を奪われてしまいました。

472日目。

リーガンはボーがモンスターに襲われた光景が夢に出てきて起きてしまいます。

リーガンは元々聴覚障害を持っていて補聴器を常につけていました。

リーガンの補聴器はリーが研究しながら作ったお手製の補聴器でした。

しかし補聴器をつけてもリーガンは音がちゃんと聞こえるというわけではありませんでした。

リーガンは父親のリーが自分に対して怒っているのではないかと思っていました。

そして弟のボーに自分がおもちゃを渡さなければボーはモンスターに殺されずに済んだのではないかと自責の念にもとらわれていました。

弟のマーカスはリーガンの様子を見てリーガンの思いを否定しますが、リーガンは変わらず責任を感じていました。

ボーが亡くなってから1年が経過していました。母親のイヴリンはリーとの間に子供を授かり妊娠していました。

世界はモンスターの出現によって人類の生存を脅かされていて、もはやリーたちもどれだけの人が生き残っているのかさえわからない状態でした。

リーはSOSの信号を送ることがありましたが、応答があったことはありませんでした。

被害は世界規模で膨大なものになっていました。

アボット一家は変わらずに音を出さないように細心の注意を払いながら生活していました。アボット家の近辺だけでモンスターは3匹確認できていました。

子供のリーガンとマーカスは夕食を食べるとゲームをして遊びます。途中ランプを倒してしまいますがリーがすぐに処理して大事には至りませんでした。

リーの元にイヴリンが来て、つけていたイヤホンの片方をリーの耳に装着しました。

イヤホンからは音楽が流れていました。2人は音を立てないように体を密着しゆっくりと音楽に乗っていました。

イヴリンのお腹の子はそろそろ出産という時期に来ていました。イヴリンは起きると血圧などを自ら測って自身の容態を確認します。

一方リーは新たな補聴器を作成したのでリーガンに渡しました。

リーは川に行くのでマーカスを同行させます。

マーカスはモンスターが怖いので行きたくないと意思表示しますが、イヴリンはお父さんが守ってくれるから大丈夫と言ってマーカスをリーに同行させます。

リーガンも一緒に行きたがりましたが、リーはリーガンにはイヴリンと一緒にいるように言いました。

リーガンはボーの一件もあるのでやはりリーから嫌われていると感じ、マーカスの方が愛されていると寂しくなります。

川に行くとリーはそれほど音を出すことに気をつけなくなります。

マーカスはそんなリーを見てモンスターが来ると怯えますが、リーは川の音が大きいから大丈夫だと言って安心させます。川に仕掛けていた罠から魚を捕獲するリー。

さらに滝付近に行ったリーは大声を張り上げます。滝の音が大きいためモンスターが近寄ってくる気配はありませんでした。

マーカスはこの時に大きな音はそれよりも小さい音をかき消してくれることを学びました。

2人になった時にマーカスはリーにリーガンを愛しているか聞きます。

リーはもちろん愛していると答えます。

マーカスはリーガンに言ってあげてと頼みます。マーカスはリーガンを気にかけていました。

リーガンはその頃ボーが襲われた現場に行き、ボーのことを思っていました。

家にいるイヴリンは大きな荷物を持って階段を上っていました。

その時に袋状の荷物が階段の釘に引っかかってしまい、イブリンは無理やり引き上げた時に音を出してしまい恐怖に駆られ息を殺します。

この時の物音ではモンスターはやってきませんでしたが、この時に階段の釘が飛び出てしまったことにイヴリンは気が付きませんでした。

地下に行き生まれてくる子供用の準備をするイヴリン。赤ちゃんが泣くのは仕方ないことなので、密閉できる空間を作っていました。

その時に呼吸がちゃんとできるように赤ちゃん用の酸素マスクも作成してありました。

リーとマーカスは自宅に帰ろうと森の中を歩いていました。マーカスがぼーっとしながら歩いていると突然止まったリーの背中にぶつかります。

何事かとリーの見ている方に目をやると一人の老人(レオンラッサム)が呆然と立ち尽くしていました。

老人の横には絶命した奥さんと思われる老女が横たわっていました。

リーは老人に対して人差し指を口に当て音を出さないようにゼスチャーしましたが、奥さんを亡くした老人はいきなり叫びだしてしまいます。

慌ててマーカスを連れて走り木の陰に隠れるリー。モンスターが現れるとき特有の音がします。

マーカスが恐怖で声を上げそうになっているのでリーはマーカスの口を手でふさぎます。

するとモンスターが現れて老人を一瞬で殺してしまいました。マーカスもその現場を見てしまいショックを受けます。

イヴリンは破水したことで出産の準備をするために地下へと向かいます。

しかし階段に出ている釘を思いっきり踏んづけてしまいます。思わず声を出してしまいますが最小限にとどめました。

しかし音を聞きつけたモンスターが家の中に侵入してきてしまいます。息を殺しているイヴリンのいる地下にやってくるモンスター。

イヴリンは目覚まし時計をセットしておきました。目覚まし時計のアラームが鳴りモンスターが音に反応し向かった隙にイヴリンは移動しました。

そしてバスタブに横たわり今にも始まりそうな出産に控えます。

家の外には緊急事態を知らせる照明があり、イヴリンはその照明をつけていました。家の周りには赤くライトが点灯していました。

家の付近まで帰ってきたリーとマーカスはこの緊急事態の照明に気が付くとすぐに行動を開始します。

マーカスに緊急時のために用意してある打ち上げ花火に点火する指示を出すリー。

リーガンはボーの亡くなった場所でいつの間にか居眠りをしてしまっていました。

打ち上げ花火が派手に打ち上げられ、リーガンは出産が行われていることを悟り急いで帰宅します。

イヴリンは1人で出産を無事に終えていましたが、力尽きてしまっていました。

リーが来てイヴリンと生まれた赤ちゃんを抱きかかえて用意していた密閉の部屋へと降りていきました。

モンスターは赤ちゃんの泣き声に反応していました。リーは赤ちゃんに酸素マスクをつけると用意していた箱に入れて音が漏れないように密閉しました。

リーガンは帰宅しマーカスと合流します。しかしマーカスが穀物の倉庫に落ちてしまい大量の穀物に飲み込まれていってしまいます。

リーガンは助け出そうとしますがリーガンも飲み込まれてしまいます。マーカスがなんとかよじ登り、すでに埋まってしまっているリーガンを必死で救い出しました。

しかし音を聞きつけたモンスターが2人を襲撃します。

するとリーガンのつけている補聴器が機械音のような音を発します。リーガンも耳が痛くなりますが、モンスターはこの音に反応し逃げていきました。

リーガンは外でモンスターと遭遇した時も同じ状況になっていました。モンスターと補聴器が共鳴しているような感じです。

リーが助けに来て、2人に外のトラックに逃げるように指示します。

リーが外でモンスターに襲われます。リーは斧で攻撃しようとしましたが、一瞬でモンスターに蹴散らされてしまいました。

トラックから子供がパパと叫んでしまったために、モンスターはトラックを襲います。リーは子供たちがモンスターに襲われているのを見て、覚悟を決したように音を立てます。

リーは手話で、愛している。ずっと変わらずに愛していると伝えると、雄たけびをあげました。

モンスターはリーに向かっていきます。リーは絶命してしまいます。

その隙にトラックのサイドブレーキを引きトラックを動かします。トラックはゆっくりと坂道を下っていきました。

母のイヴリンとマーカスとリーガンは合流しますが、モンスターはまだ追ってきていました。

襲撃される3人、モンスターが2人に向かっている間にイヴリンはライフルを構えます。

再びイヴリンの補聴器が鳴り出しモンスターが苦しみだします。イヴリンは事態を把握し、近くにあったマイクに自分の補聴器を押し当てます。

果たして危険を回避できるのか…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『クワイエットプレイス』感想・評価

映画『クワイエットプレイス』はアメリカでも大ヒットし関係者からの評価も非常に高い映画となっています。

映画館で鑑賞した人は結構楽しめたのではないかと思います。たぶん映画館で観てこそ面白い映画なのではないかと感じたからです。

僕はパソコンでVODで『クワイエットプレイス』を鑑賞したのですが、前情報は入れずに観たので、最初あまりの無音にパソコンが不調なのかと思い音量を上げたりしてしまった大馬鹿野郎なのですが、臨場感や緊張感がパソコンのモニターと自宅という環境では感じづらい映画だと思いました。

こんな環境で『クワイエットプレイス』を観ている僕が悪いのかもしれませんが。

ストーリーには家族愛もふんだんに盛り込まれていて、その面でも楽しめるというか感動できる映画なのですが、ドキドキ感はあまり感じられなかったのが正直な感想です。

モンスターを倒すという意味では『トレマーズ』とかとあまり変わらないような。

モンスターの描写がない方がよかったような気がしないでもないです。

ただ実際に大ヒットして評価も高い映画のようなので、視聴環境が良ければ楽しめるのかもしれませんし、好きな人は好きな映画だと思います。

僕としては同じように自宅で観ても『テキサスチェーンソー』の方がよっぽど怖かったしドキドキしました。

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『カメラを止めるな』ぐらい拍子抜けしてしまいました。

僕は『パラノーマルアクティビティ』とかも楽しめなかったので、好みの問題かもしれませんが。

ただやはり一見の価値はあると思います。

そして期待度が高かったというだけで、映画としては十分楽しめる作品です。

ぜひ。

映画『クワイエット・プレイス』

音を立てたら、即死。

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