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映画『パパVS新しいパパ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『パパVS新しいパパ』です。
映画『パパVS新しいパパ』はショーンアンダース監督、マークウォールバーグとウィルフェレルが主演を務めたコメディ映画です。
大いに笑わせてくれる映画ですが、しっかり感動もさせてくれる傑作となっています。
続編も制作されていて、今回紹介するには初代となります。
それでは『パパVS新しいパパ』の映画紹介です。
映画『パパVS新しいパパ』は2015年に製作されたアメリカ映画。
日本では劇場未公開作品となっています。(もったいない!)
監督はショーンアンダース監督。
『インスタントファミリー』を監督しています。
キャストは
ブラッド・ウィテカー・・・ウィル・フェレル
ダスティ・メイロン・・・マーク・ウォールバーグ
サラ・・・リンダ・カーデリーニ
メーガン・・・スカーレット・エステヴェス
ディラン・・・オーウェン・ウィルダーヴァッカロ
レオホルト・・・トーマス・ヘイデンチャーチ
ドクター・フランシスコ・・・ボビー・カナヴェイル
グリフ・・・ハンニバル・バレス
ロジャー・・・ジョン・シナ
ほか。
映画『パパVS新しいパパ』ネタバレ・あらすじ
音楽のスムーズジャズのジャズを取り扱っているラジオ局に勤めているブラッドウィテカー(ウィルフェレル)は、子持ちの女性であるサラ(リンダカーデリーニ)と結婚して8か月が経過していました。
サラの娘のメーガン(スカーレットエステヴェス)と息子のディラン(オーウェンウィルダーヴァッカロ)と共に暮らしていて、ブラッドは子供たちの良い父親になろうと奮闘していましたが、子供たちは簡単にはなついてくれませんでした。
ブラッドは子供たちがなついてくれた時は、嬉しくて泣きだしてしまうほどの感動屋さんでもありました。
ブラッドは子供ができない身体でした。
歯医者での治療中に誤って股間にレントゲンのライトを照射されてしまったことが原因でした。
ブラッドはこの身体になってから結婚をあきらめていましたが、子持ちのサラは気にすることなくブラッドと一緒になったのでした。
ブラッドは学校の行事などにも一生懸命に参加して、周囲の父兄からの評判のいい父親でした。
息子のディランが上級生にいじめられていることを相談された時は、嬉しくて号泣してしまい、スマホで写真を撮ってしまったほど、ブラッドは子供たちと仲良くなりたがっていました。
さらに娘のメーガンからも父と娘のダンスパーティーに一緒に来てほしいと言われ、ブラッドは激しく観劇しました。
テレビを4人で観ていて笑い合い、ブラッドは家族になる喜びをかみしめていました。
しかしそんな時に1本の電話が鳴ります。
サラの元夫のダスティメイロン(マークウォールバーグ)からの電話でした。
ダスティは特殊部隊の隊員でした。
ダスティはサラが再婚していることを聞かされておらず、電話でブラッドと話し、自宅に行く約束をブラッドとします。
サラは反対しますが、ブラッドは大丈夫と言って、翌日ダスティを空港まで迎えに行きました。
務めているラジオ局の上司のレオホルト(トーマスヘイデンチャーチ)は元夫と関わることに反対していました。
空港でダスティらしき人物を見つけ声をかけたブラッドでしたが、「違う」と返事をされ、そのまま空港で待ちぼうけを食ってしまいます。
自宅に帰ると派手なバイクが停まっていて、出てきたサラにすでにダスティが来ていることを知らされました。
久しぶりの実の父親のダスティと会って、子供たちははしゃいでいました。
ダスティはブラッドに空港で嘘をついたことを謝罪し、あまりに立派な男だったので威圧されて嘘をついてしまったと言いました。
ブラッドは気を良くして一緒にビールを飲み、サラにすぐ帰すように言われていたにも関わらず、ダスティを1週間自宅に泊める約束をしてしまいました。
サラはブラッドにまんまとダスティに乗せられていると忠告しましたが、ブラッドは聞き入れませんでした。
ダスティは朝食を作ったり遊具を作ってあげたりと、子供たちの喜ぶことを次々と行い、ブラッドは家での自分の地位が脅かされていくのを感じます。
さらに犬を拾ってきたダスティは子供たちを先に喜ばせて、ブラッドに断れない状況を作り出しました。
ブラッドも張り合っていて、自分も昔はバイクに乗っていたと言い、ダスティからバイクの移動を頼まれますが、まったく運転できず家の中に突っ込み自分は壁に突き刺さってしまいました。
サラも子供たちを危険に冒したブラッドに怒ります。
ブラッドが車で子供たちを送るのにもダスティは同行します。
そしてブラッドのラジオ局にもやってきたダスティはなぜかブラッドの上司のレオと意気投合してしまい、さらに美声を披露してラジオのワンフレーズのテーマソングまで歌って採用されてしまいます。
ブラッドはダスティの多彩さを目の当たりにして劣等感を募らせていきました。
帰宅すると壁の修理に業者のグリフ(ハンニバルバレス)が来ていました。
ダスティはブラッドに、自分たちで修理できると言い張りブラッドにグリフを帰すように言います。
ブラッドは言われたとおりにしようとしますが、グリフを目の前にして「頑張って」としか言えませんでした。
これを見たダスティは子供たちを呼んで、ブラッドは相手の人種で態度を変える男だと説明します。
ブラッドは結局グリフを帰します。グリフは差別だと言って去っていきました。
しかし自宅の工具にろくな道具がないことを知ったダスティは、無責任にブラッドに「工具を揃えるよりも業者に頼んだ方が安い」と忠告したのでした。
さらにダスティはブラッドに「サラは本当は妊娠したがっている」と話し、ブラッドは落ち込みます。
寝室でそのことをサラに話したブラッドでしたが、サラは「妊娠はできれば望んでいたけど、今のブラッドとの家族が大切」と話し、ブラッドは安堵し、同時にダスティが嘘をついていたことも知るのでした。
ブラッドが帰宅すると子供たちが大勢集まっていました。
何ごとかと庭に行くと、庭にはダスティが作った派手なアスレチックが組み立てられていました。
ダスティは一人では無理なので、グリフ(ブラッドがダスティに言われて追い出した修理業者)に手伝ってもらったと話しました。
完全にブラッドが悪者にされてしまっていました。
しかもアスレチックでいいところを見せようとしたブラッドは、スケボーで飛んで電線に衝突し、心臓が停止したものの、ダスティの応急処置によって蘇生しました。
グリフもダスティと一緒に家にずっといるようになってしまいます。
グリフは自分を帰したのがブラッドだと思っているので、ブラッドを嫌っていました。
ディランが上級生からいじめられていることをきっかけに、やり返すべきかどうかでブラッドとダスティの意見が割れます。
しかしブラッドはいじめを受けていた自分の幼少期の話をして、やり返すことも大切だとダスティの意見に最終的に同意しました。
ダスティはサラとブラッドに不妊治療の名医であるドクターフランシスコ(ボビーカナヴェイル)を紹介します。
親切に見えますが、本当の目的は妊娠できないことを決定的にして、サラのブラッドへの気持ちをなくさせることが目的でした。
検査をして、ドクターフランシスコはブラッドの原因は歯医者でのレントゲンが原因ではないと話しました。
さらに詳しい検査結果が出て、サラとブラッドとダスティはフランシスコの元を訪ねます。
ダスティの予想とは裏腹に、ブラッドには妊娠させる可能性があるとの結果が出ます。
サラとブラッドは大喜びし、ダスティは呆然としていました。
ブラッドとダスティはガレージで2人で話をしました。
ダスティは本音を言い、家族を奪い返したいことを告げました。ブラッドも渡すわけにはいかないと言い、2人はお互いに改めて宣戦布告をしたのでした。
ブラッドは4月にも関わらず、家をクリスマスに飾り付け、子供たちにポニーやNBAのプレミアチケットなど超豪華なプレゼントを与えました。
サラにも豪華なプレゼントを渡しますが、サラはやりすぎだとブラッドを窘めました。
NBAの試合を観に行ったブラッドたちでしたが、顔の広いダスティはレイカーズのコーチと知り合いで、特等席を用意され有名選手と写真まで撮影させてもらえます。
チケットに200万支払っていたブラッドは、結局ダスティにいいところを持っていかれて自暴自棄になり、バスケットボールの試合会場で「家族を奪われる」と大声でまくしたて大騒ぎを起こしてしまいました。
帰宅したブラッドはトランクに詰めた荷物を持って家を出ていきました。
ダスティは子供たちの世話は自分がするとサラに言いました。
サラは自分の仕事が忙しいので子供たちの世話は任せるけれど、家には泊めずダスティを追い出しました。同時にグリフも追い出されました。
ブラッドは会社に寝泊まりをして。子供たちの描いた絵を見ながら虚しさをかみしめていました。
ダスティは子供たちの世話を開始しますが、細かいルールやあまりに多い世話の仕事量に辟易します。
会社のオフィスにグリフがやってきます。
グリフはブラッドに「ダスティが限界で弱音を吐いている。
メーガンのダンスパーティーがあるけど、メーガンが1人になってしまう」とブラッドに告げました。
ダスティは家族を放り投げて街を出ようとしていました。
ブラッドはダスティの元に行き、「父親は君しかいない」と説得しますが、ダスティは自分には無理だったと言って去ろうとします。
ブラッドはダスティを殴りました。
しかしダスティは特殊部隊の人間なのでビクともしません。
結局2人は一緒にメーガンのダンスパーティーに大急ぎで向かいました。
1人で落ち込んでいたメーガンは喜びます。
しかしその時に、ディランが上級生にいじめられていました。
ディランをいじめていた上級生はなんと女の子でした。
慌ててダスティが止めに行きますが、ディランはダスティに教わった通りに相手を殴り蹴り上げてしまいます。
女の子の父親が起こり、どっちが父親だと怒鳴ります。
メーガンが「どっちも父親よ」と答え、ブラッドは嬉しさのあまり涙を流してしまいます。
さらに自分は継父だと言ったブラッドに対して、ダスティが相手の父親に「こんな立派な父親はいない」と言い、ブラッドは連続して感激します。
相手の父親がダスティを殴り、ダスティはやり返そうとしますが、子供たちが見ている前であることに気がつき思い直します。
そしてブラッドが、暴力ではなくダンスで争いは解決できるという言葉を思い出し、ダンスを踊りだし、気が付けば全員がダンスを踊り始め、会場は大盛り上がりとなりました。
ブラッドはサラと仲直りし、再び家族に戻りました。
ブラッドはダスティに街に残って子供たちを見守るように告げました。
2人はいつしか最高の関係を築いていました。
ダスティは再婚し、相手は子持ちの女性でした。
2つの家族で仲良く食卓を囲みます。
グリフも混じっていて、ブラッドとサラの間にできたグリフと名付けられた赤ちゃんを抱いています。
ある時、ダスティの再婚相手の元夫がやってきました。
見るからに屈強な男で、ブラッドはダスティに「息をのんだか?」と訊きますが、ダスティは挨拶をしてくると言って、ボディビルダーのような男の元へ行きますが…
結末は本編をご覧ください。
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映画『パパVS新しいパパ』感想・評価
映画『パパVS新しいパパ』ですが、恥ずかしながら存在を知りませんでした。
マークウォールバーグとウィルフェレル主演映画という事で、一気にテンションが上がってしまいました。
マークウォールバーグは大好きな俳優ですし、ウィルフェレルも好きな俳優だし、監督は号泣した映画『インスタントファミリー』のショーンアンダースだしで、観ない理由がありませんでした。
調べたら日本未公開作品とのことで…なるほど知らなくても無理はないと思ったのですが、観賞後には「なんでこんないい映画が日本未公開なんだ!」と憤りを覚えました。
それぐらい、『パパVS新しいパパ』は面白くて感動できる映画だったのです。
かなり笑わせてくれる映画で、思わず声を出して笑ってしまうシーンがいくつもありました。
子役も含めてコミカルな芝居はハリウッド映画特有の面白さがあって、個人的にはアメリカの典型的なコメディの笑いが好きなのでじゅうぶんすぎるほど楽しませてもらいました。
そして笑いだけではなく、終盤は感動の連続です。
ただ笑いを織り交ぜながら感動させてくるので、感情がなかなか忙しかったです。
ラストの終わり方も最高でした!
ラストのマークウォールバーグの表情もめっちゃ良かったです。
もっと多くの人に観て頂きたい映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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