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映画『フライトゲーム』作品情報
今回のおすすめ映画シリーズが『フライトゲーム』です。
映画『フライトゲーム』はリーアムニーソン主演のサスペンス映画で、アクションの要素もふんだんに盛り込まれた手に汗握る映画となっています。
リーアムニーソンのカッコよさを堪能できる作品にもなっています。
それでは『フライトゲーム』の映画紹介です。
映画『フライトゲーム』は2014年に公開されたアメリカ・フランス合作映画です。
上映時間は107分。
監督はジャウム・コレット・セラ監督。
映画『アンノウン』でもリーアムニーソンとタッグを組んでいます。
『フライト・ゲーム』は実話ではありません。
キャストは
ビル・マークス…リーアム・ニーソン
ジェン・サマーズ…ジュリアン・ムーア
ザック・ホワイト…ネイト・パーカー
アイリス・マリアン…バーパリー
ジャック・ハモンド…アンソン・マウント
ファヒムナジール…オマーメトワリー
チャールズ・ウィーラー…フランク・ディール
オースティン・ライリー…コリー・ストール
トラヴィス・ミッシェル…コーリー・ホーキンズ
トム・ボーウェン…スクート・マクネイリー
ベッカ…クイン・マッコルガン
ドイツ人青年…オリバー・レーン
デヴィッド・マクミラン…ライナ・スローチ
カイル・ライス…ジェイソン・バトラー・ハーナー
ナンシー…ミシェル・ドッカリー
グウェン…ルピタ・ニョンゴ
マレニック…シェー・ウィガム
ほか。
映画『フライトゲーム』ネタバレ・あらすじ
アメリカのニューヨークの空港に到着したビルマークス(リーアムニーソン)は駐車場に停めたクルマの中でコーヒーにお酒を入れて飲んでいました。
お酒の匂いを消すためにうがいをして車を降ります。
ビルマークスの仕事は航空保安官ですが、アルコール中毒となっていました。
ビルの行き先はイギリスのロンドンで、搭乗客を装って飛行機に乗り込みます。アルコールによる影響はなく、乗客に身を光らせていました。
搭乗前の列でビルに男性が気さくに話しかけてきましたが、ビルは反応せずに無視していました。
キャビンアテンダントにはナンシー(ミシェルドッカリー)やグウェン(ルピタニョンゴ)が勤務に入っていました。
ビルとは顔馴染みです。ビルが飛行機の客室に進むと、1人の中年女性が窓際の席を希望し変更を申し出ている最中でした。
中年の女性はビルの隣の席の男性と席を交換し窓際に席を移りました。
座席に着いたビルにメールで連絡が入ります。現在の状況を問うメール内容に対して、ビルは間もなく離陸するとメールを返します。
飛行機出発のガイダンスが入ります。フライト時間はニューヨークからロンドンまで6時間を予定していました。
ビルは離陸の時の感覚が苦手でした。
離陸の瞬間ビルがリボンを手に巻いているのを見て隣の席に座っていたジェンサマーズ(ジュリアンムーア)は不思議に思いビルに質問します。
ビルは正直に離陸が苦手で不安になることを話しました。ま
たビルは手に巻いたリボンが娘のオリヴィアの物であることも話しました。
オリヴィアの年齢が17歳になることもジェンに話します。
この時にジェンの胸元に傷があることにビルは気が付きます。
飛行機は何事もなく飛行を続け、ビルとジェンはお酒をキャビンアテンダントのナンシーに注文します。
しかしナンシーはビルが航空保安官であることを知っているため、お酒を飲ませず水を差しだします。ジェンはそれに気が付きますが特に気にとめてはいませんでした。
トイレに入り隠れて煙草を吸っていたビルは航空保安の関係者の回線に何者かがアクセスしてきたことに気が付きます。
その何者かはビルに対して自分は乗客の一人で160億円を口座に振り込むように指示し、従わなければ20分ごとに乗客を殺害すると脅迫してきました。
にわかに信じられなかったビルは同じ飛行機に同乗している航空保安官のジャックハモンド(アンソンマウント)に連絡を取りました。
ビルはビジネスクラスの担当でハモンドはエコノミークラスのため2人は離れた場所にいました。
ハモンドは取り合わず騒ぎを起こすなとビルに告げました。
しかしビルはどうしても気がかりで機長のデヴィッドマクミラン(ライナスローチ)に運輸保安局に連絡するように頼みます。
乗客名簿を調べようと思いましたが、確認には30分ほど時間がかかってしまうとのことでした。
ビルは隣に座っていた女性ジェンを信頼することに決めキャビンアテンダントのナンシーと共に監視カメラをチェックさせ、携帯電話をいじっていた人間をチェックするように頼みます。
ビルは謎の人物に向かってメールを返しました。「振り込むには時間がかかる」という内容でした。
監視カメラのチェックにより数人の乗客が洗い出されます。
6人ほどが該当しましたがこれだけで犯人と決めつけるわけにはいきません。たまたま携帯電話をいじっていた可能性も高いからです。
運輸保安局から連絡が入り、上官のマレニック(シェーウィガム)から口座を調査しているという内容がビルに入ります。
しかし通話している最中に娘のことを聞いてくる内容のメールが入り、ビルはマレニックとの電話を切りハモンドの元へと向かいました。
ビルのプライベートなことを知っているのは飛行機の中でハモンドしかいないと思い、ビルはハモンドが犯人、もしくは何らかの形で関わっていると思い、ハモンドをトイレで詰問します。
ハモンドは明らかに動揺していて、ビルがメールをチェックしようとすると携帯電話を洗面台に水没させてしまいました。
さらにハモンドが発砲しそうになったためビルは咄嗟にハモンドの首を折ってハモンドを殺害してしまいました。
20分ごとに1人殺害するという犯人のメッセージは結果的にビルが行う事となってしまいました。
ビルに犯人から次も20分後だという連絡が入ります。
ビルがハモンドを殺害したのを犯人は知っていることになります。
回線を不通にするように機長に頼んでいたビルですが、犯人との連絡手段を残すことにし、回線をそのままにするように機長に頼みます。
しかしここで受けた知らせにビルは驚愕します。
なんと犯人が指定した口座はビルのものだったのです。
機長のデヴィッドと上官のマレニックがビルのことを疑いはじめます。状況的に当然のことです。
デヴィッドはビルに銃とバッジを渡すように指示し、ビルはこの指示に従いました。
ビルは席に戻り、水没したハモンドの携帯電話をジェンに使用可能な状態にしてもらいました。
ビルがハモンドのメールをチェックすると、犯人と思われる男からハモンドに対して脅迫の内容のメールが送られていました。
ハモンドは犯人ではなく脅されていただけでした。脅迫の内容がハモンドのカバンだったため、ビルはハモンドのカバンをチェックしました。すると中身はコカインでした。
航空保安官は荷物検査をされません。知らぬ内に中身をすり替えられて脅迫されていたようでした。
もしくはハモンドが自ら持ち込みそのことで脅されていた可能性もあります。
ビルは自分が航空保安官であることを乗客全員に告げ、乗客の荷物を調べていきました。
機長のデヴィッドはビルが仕切り始めたのを見てハイジャックの可能性を危惧し本部に連絡しました。
ビルは搭乗前に話しかけてきた男性が乗っていることに気が付きました。
言っていた行先の便ではないことに気付き、なぜこの飛行機に乗っているのかを質問します。男はトムボーウェン(スクートマクネイリー)という人物でした。
トムはロンドンに家族がいるためにこの飛行機に乗ったと答えます。
そしてビルに話しかけて行先を聞けば100ドルくれると言われたことも話しました。
ビルはトムを引きずり乗客の中の誰に頼まれたかを詰問します。
この様子をドイツ人青年(オリバーレーン)が撮影し動画サイトにアップしてしまいます。
ビルの元に犯人から連絡が入ります。死ぬのは乗客とは限らないという内容で、飛行機が傾きだしビルは操縦室へと急ぎました。
すると機長のデヴィッドが発作を起こして苦しんでいました。
乗り合わせていた医者のファヒムナジール(オマーメトワリー)に手当をさせますが、どうにもならないということでした。
飛行機にはニューヨーク市警のオースティンライリー(コリーストール)も乗っていてビルに説明を求めます。
ナジールによればデヴィッドはアレルギーによる発作とのことでしたが、副機長のカイルライス(ジェイソンバトラーハーナー)に質問すると、何も口にしていないはずだということでした。
デイヴィッドは死んでしまいました。
ビルは上官のマレニックに乗客の命を救うためにお金を振り込むように言いますが、口座がビルの口座のためマレニックはビルを疑っています。
ビルは自分の席の列にいた男性ザックホワイト(ネイトパーカー)がIT関連の仕事をしていると知り、携帯電話のサイレントを解除してくれないかと頼みます。犯人をメールの着信音から割り出そうと考えたのでした。
ザックはウィルスを紛れ込ませれば可能であることを話し作業に取り掛かりました。
副機長のカイルが飛行機を緊急着陸させる操縦を開始しました。ビルは犯人にメールを送信しました。
携帯電話が鳴り持ち主は弁護士のチャールズウィーラー(フランクディール)という男でした。
ビルはチャールズに詰め寄りますが、チャールズは自分の携帯電話ではないと否定します。
そしてチャールズはそのまま泡を吹いて帰らぬ人となってしまいました。詰め寄っていたビルはいよいよ怪しまれます。
トイレでたばこを吸ったビルはたばこの煙が穴へ流れていくことに気が付きます。
穴は機長室へと通じていて、ここから機長を殺害することが可能であることがわかりました。
またチャールズの首には針のようなものが刺さっていて何者かが殺害したこともわかりました。
ドイツ人青年がアップした動画の影響で、飛行機がハイジャックされているというニュースがテレビで流れます。
このニュースを知った乗客は激しく動揺を始めます。犯人はさらにビルになりすまし、様々な機関に対して「追い詰められた、自爆する」といった内容のメールを送りました。
ビルは完全にハイジャックの犯人とされていて、ニュースではビルの経歴や人間性を報道していました。
娘を幼い頃に亡くしていること、妻と離婚していること、警察官を辞めて航空保安官になっていること、アルコール依存症であることなどが報道されていました。
自爆するというメールを犯人がビルのフリをして送ったので、ビルは爆発物を探していました。
ビルはハモンドのカバンに詰められたコカインの中に爆弾があることを発見しました。
刑事のオースティンがビルに説明を求めます。ビルはメールで犯人から脅されていることなどを正直に話しました。
そして自分の娘が白血病になった時に現実から逃げたこと、今回は逃げずに乗客を救いたんだと思いを打ち明けました。これを聞いたオースティンはビルを信用します。
爆弾の解除にはかなりの時間がかかることが予想されました。
また飛行機から投げ捨てれば風圧で爆発するように作られている爆弾であることも判明します。
ビルは爆弾を飛行機の最後尾に置き、その上に荷物を重ねて、さらに高度を8000メートルまで下げてダメージを最小にするアイディアを出します。
しかし飛行機はすでに空軍に囲まれていて、一気に高度を下げることは不可能でした。それでもビルはカイルに高度を下げるように指示しました。
乗客は爆弾の上に荷物を重ねていきます。ビルは自分のお守りであるリボンを恐怖を感じている少女ベッカ(クインマッコルガン)に握らせました。
ニュース映像を見たビルは誰かが飛行機内で撮影をしたことに気付きます。
トムであることがわかり撮影した動画を手掛かりを求めて何度も観返します。
すると死んだチャールズの前をトムがビルに引きずられながら通っていることが確認できました。
トムはこの時に携帯電話をチャールズの胸ポケットに入れたのでした。犯人はトムでした。
素性がバレたトムはオースティンの銃を奪って発砲しますが、銃には弾丸が入っていませんでした。
さらに犯人は他にもいて、もう一人の犯人がサイレントモードの解除を頼んだザックであることが判明します。
トムとザックはパラシュートで脱出する予定でした。
ザックのプログラミング能力を活かして、お金はビルに振り込まれた後にビルの死後に自分たちに振り込まれることになっていました。
ザックは被害を出したくないと考え爆発を食い止めようとします。
爆弾の解除をトムに指示しますが2人は仲間割れを起こしザックは撃たれてしまいます。
急激に高度を下げ始める飛行機…
緊迫の結末が待ち受けます。
気になるクライマックスは本編をごらんください。
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映画『フライトゲーム』感想・評価
映画『フライトゲーム』は意外に低評価も見掛ける作品なのですが、個人的には全然そんなことなくて映画館で観た初見の時から充分楽しませて頂いています。
リーアムニーソン好きなのでひいき目で観てしまっている部分は確かにあると思いますが。リーアムニーソンが宙に浮いた銃を掴むシーンとか超絶カッコいいですし(笑)
ストーリー的にもドキドキして観ていられたし僕は面白い映画だと思っています。
副機長のカイルが高度を下げるシーンなんか思わず笑ってしまうぐらいいい演技をしてくれています。
ぜひ一度鑑賞してほしい映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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すべてを疑え。
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