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市原隼人は演技が下手?上手い?演技力を評価|映画『ヤクザと家族』の演技がすごい
今回は俳優の市原隼人さんの演技は上手いのか?下手なのか?について解説していきます。
熱血なイメージが強い市原隼人さんは、小学5年生の時にスターダストプロモーションにスカウトされて芸能界入りしています。
かなり芸歴が長いことになりますし、ずっと第一線で活躍していて本当にすごいですよね。
市原隼人さんは2001年の映画『リリイ・シュシュのすべて』に主演し、一気に俳優としての知名度を上げました。
さらにテレビドラマ『ウォーターボーイズ2』に主演したことにより、お茶の間にも顔と名前が浸透します。
主演映画『偶然にも最悪な少年』で、日本アカデミー新人俳優賞を受賞。
ドラマ『ROOKIES』で安仁屋を演じ、ドラマとともに大人気となり俳優としての地位を確固たるものしました。
今回はそんな市原隼人さんの演技力を忖度なしで評価していきます。
市原隼人さんに関するおすすめ動画はこちら
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市原隼人の演技は下手じゃない
市原隼人さんは演技が下手ではありません。
詳しく解説していきますが、下手どころか演技が上手い俳優といえるでしょう。
ネット上では市原隼人さんの演技に対して「演技が下手なのでは?」という意見もあるようですが、個人的にはどうしてそういう印象を受けるのかが不思議なぐらい、市原隼人さんの演技は下手ではないと思っています。
ただ、しいて言うならば市原隼人さんの演技には少し硬さがある時があるかなとは思います。
市原隼人さんは多くの人に熱血のイメージをもたれている俳優ですが、実際に役作りに対しても非常にストイックです。
強いこだわりを持ってストイックに役作りをするので、演技の時も本気で演じている感じが出てしまうことが多々あります。
脱力した演技が好きな人は市原隼人さんの演技を見て、「演技が下手なのでは?」と感じてしまうかもしれません。
市原隼人さんが10代の頃から出演している作品を見続けていますが、年齢を経るに従って演技の仕方も変わってきているように感じます。
若い時の方が市原隼人さんはリラックスした感じで演技をしていた印象です。
もちろんどちらがいいというわけではなく、観る人の好みの問題になってくるのですが、作品のテイストや演じる役柄によって使い分けることができたら、演技が下手と勘違いされることも減るのではないかと思います。
個人的には熱く演じるのが市原隼人さんの俳優としての個性だと思っているので、どんな役も市原隼人さんらしく演じて欲しいなと思います。
ある程度のレベルの演技力を持っていれば、俳優として大切なのは個性になってくると思うので。
市原隼人さんは個性をしっかりと持った俳優なので、これからも残り続ける素敵な俳優だと思っています。
ストイックな役作りが有名な市原隼人
鍛え上げられた肉体を見ればわかるように、市原隼人さんは非常にストイックな性格の俳優です。
そのストイックさは役作りにも反映されていて、どの役を演じる時にも徹底した役作りを欠かさないとお話しされています。
木村拓哉さん主演の映画『無限の住人』で非情なキャラクターを演じた市原隼人さんは、ハイエナの動画を見たり、飢えた状態を作るなどして役作りを行ったそうです。
結果的に映画『無限の住人』の市原隼人さんは素敵な演技を披露してくれていたので、役作りがしっかりと生かされていたのではないでしょうか。
映画『無限の住人』ネタバレあらすじ感想
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映画『無限の住人』では少しクレイジーな役柄を演じていた市原隼人さんですが、他の多くの作品では日常で普通に生活しているキャラクターも魅力的に演じています。
藤原竜也さんと共演したテレビドラマ『リバース』の市原隼人さんの演技も非常に秀逸でした。
ドラマ『リバース』の市原隼人さんは、リーダー的な立ち位置であるがゆえに会社で立場が悪くなっても明かすことができず、無理をして明るく振る舞っているキャラクターをものすごくリアルに演じていました。
「実生活でもこういう人いそう」と思われるキャラクターだったので、市原隼人さんの演技の上手さがより際立っていました。
映画『ヤクザと家族』の市原隼人の演技がすごすぎた
市原隼人さんは綾野剛さんや舘ひろしさんが出演している映画『ヤクザと家族』に出演しているのですが、この映画の市原隼人さんの演技がとにかくすごいんです。
映画の序盤は「市原隼人さんそんなに出番多くないのかな?」という感じなのですが、そんな中でも人間味あふれる重厚感の芝居を見せてくれています。
そして市原隼人さんの演技の見せ場はクライマックスにやってきます。
ネタバレになってしまうのでどういうシーンかの説明はしませんが、追いつめられた市原隼人さん演じる細野というキャラクターが衝撃的な行動を起こすのです。
その時の市原隼人さんの絶望ややるせなさや優しさや怒りが入り混じった表情の演技がとんでもないんです。
涙がボロボロ溢れてきていて、もう「泣くシーンだから泣かなきゃ」とかそんな低レベルな次元じゃないんです。涙なんて完全にオマケです。
大げさでもなんでもなく『ヤクザと家族』の市原隼人さんの演技は、日本アカデミー賞どころか世界にじゅうぶん通用する演技だと思います。それぐらい衝撃的でした。
もともと市原隼人さんは演技が上手い印象でしたが、ちょっと失礼かもしれませんが「こんなにすごい演技ができるんだ」とかなり驚きました。
映画『ヤクザと家族』は作品自体も非常におもしろく、市原隼人さん以外のキャストの演技も素晴らしいので「まだ観ていない」という人はぜひ1度観てみてください。
映画『ヤクザと家族』ネタバレあらすじ感想
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バラエティ番組でも個性を放つ市原隼人
市原隼人さんはバラエティ番組に出ても話題になることがたくさんあります。
まっすぐでストイックな性格が今の時代ではめずらしいのか、熱血な性格を少しいじられるような機会も少なくありません。
前半でも書かせていただきましたが、市原隼人さんのストイックさや熱血さは俳優としての大きな個性です。
俳優がバラエティ番組に出るとあまり話さなかったり、ただかっこいいだけというパターンが多いですが、市原隼人さんのように個性がある俳優はバラエティ番組に出ても爪痕をしっかり残す印象です。
バラエティ番組でしっかり爪痕を残せる俳優は、演技も面白いイメージがあります。
唯一無二の個性を持ち、俳優として確固たる地位を確立した市原隼人さん。
これからもたくさんの映画やテレビドラマに出演し、多くの人を楽しませて欲しいです。
個人的にもとても大好きな俳優です。