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映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』ネタバレあらすじ感想

映画もしも高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだらネタバレあらすじキャスト評価

映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら』です。

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』はまず言いたいことは「タイトルが長い」ということです(笑)

原作の小説も有名でしたし、タイトルも特徴的だったのでもちろん映画の存在は知っていたのですが、なかなか惹かれずに今まで観ずに過ごしてきていまして…ところが先日レビューした『苦役列車』で思いのほか前田敦子さんが良かったので、女優業をさらに観てみたくなったので、どうせなら気になっていたこの映画を観ようと思ったのです。

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映画自体は正直期待しないで観たのですが…いい意味で予想を裏切ってくれまして、かなり良かったです。

というか泣いてしまいました。感想は後ほど。

それでは『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』の映画紹介です。

映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』は、2011年に公開された日本映画です。

上映時間は125分。

原作は岩崎夏海による小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』です。

監督は田中誠監督。

プロデュースは秋元康氏が手掛けていますね。

キャストは

川島みなみ…前田敦子

宮田夕紀…川口春奈

北条文乃…峯岸みなみ

加地誠…大泉洋

浅野慶一郎…瀬戸康史

柏木次郎…池松壮亮

二階正義…鈴木裕樹

朽木文明…矢野聖人

桜井祐之助…西井幸人

田村春道…野村周平

宮田靖代…西田尚美

保谷…石塚英彦

本屋の客…青木さやか

他。

映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』ネタバレ・あらすじ

夕紀(川口春奈)とみなみ(前田敦子)は幼馴染の仲の良い女子高生。夕紀は身体が弱く現在も入院中で、みなみはお見舞いに病院を訪れる。

夕紀は高校野球のマネージャーで、一回戦負けの弱小チームを甲子園に行かせることを夢見ていました。

みなみは夕紀の思いを知り、入院生活を余儀なくされている夕紀に代わり野球部のマネージャーになります。自己紹介で「この野球部を甲子園に連れて行く」と宣言します。

監督と野球部員は笑いますが、みなみは決して冗談で言ったのではありませんでした。

みなみは過去に自分が野球をプレーしていたことはありましたが、マネージャーをやるのはもちろん初めてです。

みなみは本屋に行き本屋の店員・保谷(石塚英彦)に「私、マネージャーになりたいんです。マネージャーになるための本はありますか?」と尋ねます。

ちょうどそこにいた本屋の客(青木さやか)と保谷は、若いのに偉いねぇと言いながら、P.Fドラッガーの『マネジメント』をみなみに勧めます。

世界中のマネージャーがこの本を読んでいると言われ、迷わず購入するみなみ。

マネージャー違いであることには読みだしてすぐに気づきます。

しかしみなみはこの『マネジメント』が自分の野球部のマネージャーとしての仕事に活かせると感じ、本に書かれていることを次々と実践していきます。

部員同士の問題や監督と部員の問題、そして革新的な作戦の必要性などなど、みなみ自身迷いぶつかりながら、野球部は次第に力をつけていきます。

弱小だった野球部はなんと県予選の決勝まで駒を進めます。

しかし、決勝を迎えるみなみをはじめとした野球部員は、夕紀の死と直面する。

みなみは夕紀の死を受け入れらず試合会場に行けずにいたが、ドラッガーの幻覚に「君は何をしなくてはいけないかわかっているね?」と問いかけられ、決勝戦の舞台へ向かいます。

大胆な作戦を実践し勝ち進んできた野球部は、最後の最期にもセオリーとは程遠い作戦で臨み…。

 

 

映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』感想・評価

結論から言いますと…

めっちゃ良かったです!

まったくもって期待してない状態だったからなのか、普通に泣いてしまいました。

まさか泣くとは思っていなかったので自分としてもびっくりでした。

この映画ビジネスの勉強にもなるし、僕としてはかなりお気に入り映画となりました。すぐにもう一回観たいぐらい。

役者をやってきて会社員生活を知らない僕にはとても勉強になる部分が多かったです。「へー!!」って声出すぐらい(笑)

映画としても最初から最後まで面白いです。キャストも皆さんも良くて改めて良さに気付けた俳優も何人かいましたし。

大泉洋さんはさすがと言うか、まぁ俳優陣見てもトメの位置というか、締める役割をしなくてはいけない立ち位置なわけですが、もう余りあるぐらい役割を全うされていたのではないでしょうか。

どこか頼りない監督が成長していく姿、そして締めるところをしっかり締めるあたりは本当にさすがの一言ですし、やはり上手いなぁと思わされました。

「フォアボールを出したくて出すピッチャーなんていないんだ!!」と話すシーンは目頭が熱くなりました。最後も最高のイノベーションを起こしてくれます。

この映画でこれまでより評価がグンと上がったのは瀬戸康史くんです。

あれ?こんなにカッコよかったっけ?ってぐらいカッコ良かったです。ルックスは見慣れている瀬戸康史ともちろん変わらないので、役といい感じにマッチしていたのではないでしょうか。

とにかくカッコいい(笑)冒頭はそんなこと思わなかったから、やはり役を通して輝きを放っていたのだと思います。途中からとても良いです。

池松壮亮さんはもうなんか芝居に安定感あり過ぎていい意味で浮いていました(笑)

役的にもどこか俯瞰で見ている役だったのでナイスキャスティングと言えるでしょう。

みなみと元々野球を一緒にやっていたりと大切な役どころですが、充分過ぎる貫禄で魅力的に演じています。しかし高校生なのに声が渋すぎて若干ツボでした(笑)

他の野球部員もショートの子を筆頭にみんなとっても魅力的でした。

監督の演出がいいのか役者陣のポテンシャルが高いのか、穴がないという感じの全体の演技に感じました。

野村周平はこの時まだそこまで売れてなかったのかな?出番がそんなにない役で意外でした。でもしゃしゃることない感じが好印象でした。

そして前田敦子さんですが…やっぱりいいですね。僕はいい女優さんだと思います。

世間の評価はわかりませんが、やっぱり華があるし芝居もナチュラルで自分をよく見せようっていう感じも全くないですし。

感情的になるシーンでもやり過ぎることがないので、僕としてはとっても好きな女優さんです、というか好きな女優さんになりました。私こんなに演技できるんです!みたいな変なアピールが一切ないですよね、欲がないというか。

他の女優業のみやってる同世代の女優より良かったりするんじゃないでしょうか。

一応言っておきますが、めっちゃ上手いとも思わないですけどね!でも魅力的な女優さんだと思います。

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そうそう峯岸みなみさんですが、どんな感じなんだろうって思って観ましたが、意外と良かったです(笑)意外とって言ったら失礼だけど、意外と良かったんです(笑)

いい表情してたけどなぁ、この後女優業のオファーは来てないのかな??

唯一残念だったのは、エンディング曲が『Everyday、カチューシャ』だったことですね。全然映画と合ってないし。まぁ秋元康さんプロデュースですからもちろんそういうことになりますよね。

でもちょっといくらなんでもこの曲は違うと思っちゃいますね(笑)

今やAKBに対して寛容だけど、この曲も別に嫌いじゃないけど、この映画には合わないですね。そもそもカチューシャしてないし…。すみません子供みたいなこと言いました。

映画としてはかなり楽しめる作品でお薦めです。勉強になるし泣けて感動できちゃう映画なので、観る価値ありです。ただのアイドル映画じゃありません。

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