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映画『ザ・ダイバー』ネタバレあらすじ感想

映画ザダイバーネタバレあらすじキャスト評価

映画『ザ・ダイバー』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『ザ・ダイバー』です。

『ザ・ダイバー』はアメリカ海軍のマスターダイバーの称号を、アフリカ系黒人として初めて得たカールブラシアという潜水士を描いた実話です。

キューバグッディングJr、ロバートデニーロ、シャーリーズセロンなど豪華キャストが顔を揃えています。

はっきり言ってかなり感動できる映画です。

感動できるだけでなく「頑張ろう!」と強く思うと同時に勇気もくれる作品になっています。

かなりオススメです。

それでは『ザ・ダイバー』の映画紹介です。

映画『ザ・ダイバー』は2000年にアメリカ公開、2001年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は129分。

実在するアメリカ海軍の潜水士カール・ブラシアを描いた物語です。

監督はジョージ・ティルマン・ジュニア監督

【キャスト】

ビリー・サンデー…ロバート・デ・ニーロ

カール・ブラシア…キューバ・グッディング・ジュニア

グウェン・サンデー…シャーリーズ・セロン

ジョー・ブラシア…アーンジャニュー・エリス

ミスター・パピー…ハル・ホルブルック

スノーヒル…マイケル・ラパポート

プルマン大佐…パワーズ・ブース

ハーティガン大佐…デヴィッド・キース

ディラン・ローク…ホルト・マッキャラニー

ハンクス大佐…デヴィッド・コンラッド

ほか。

映画『ザ・ダイバー』ネタバレ・あらすじ

カール・ブラシア(キューバグッディングジュニア)は、アメリカのケンタッキー州に生まれ家業の農業を手伝っていました。

カールは海軍に入ることが夢で、実際に行動に移しアメリカの海軍基地で働くことになります。

カールの父親はカールを応援し、カールに自作のラジオを贈り息子を見送りました。

そのラジオはカールにとって宝物になりました。パワーズブース

アメリカ海軍基地で働きだしたカールでしたが、この時代、アフリカ系アメリカ人のカールにはコックなどを仕事しかさせてもらえませんでした。

ガールは辛抱強く与えられた仕事をこなしていましたが、ある時、白人が海で泳いでいるのに交じり、海に飛び込み自分の泳ぎを披露しました。

カールの泳ぎのスピードは目を見張るもので、カールはブルマン大佐(パワーズブース)によって、コックから甲板兵になることを許されました。

ある時、ヘリコプターの事故が原因で海に落下した乗組員を救助する為、マスターダイバーが出動します。

マスターダイバーのビリー・サンデー(ロバートデニーロ)は、重厚感のある道具を身にまとい海に潜り救助を行いました。

ビリーはこの時の潜水が原因で海に潜れない体になってしまいます。

この時のビリーの救出劇がカールの人生を変えました。

ビリーが救助する姿を見たカールは、自身もマスターダイバーを目指すことを心に誓います。

ビリーは自分に目をかけてくれたブルマン大佐に頼み、ダイバー訓練学校の紹介状を書いてもらいます。

訓練学校の教官はカールがダイバーになるきっかけになったビリーが務めていました。

やる気に満ちたカールがダイバー訓練学校に到着します。

しかし、この時代はまだ差別が残っていた時代です。

黒人がダイバーを目指すことさえ前例がなかった時代だったため、カールは訓練所の中に入れてもらえませんでした。

カールに諦めさせようとしたビリーでしたが、カールがめげることなく入り口に立ち続けているためビリーはついにカールを訓練所の中に入れました。

訓練に参加するようになったカールでしたが、寝ているところに水をかけられるなどひどい扱いを受け続けていました。

それでもカールはダイバーになるために耐え続けました。

変わるは筆記試験に問題を抱えていました。

なんとか落第を免れようと図書館に行ったカールは、図書館の女性ジョー(アーンジャニューエリス)から勉強を教わり、無事にテストに合格したのでした。

カールは訓練中に事故が起きた際に、事故にあった仲間を見事に救出します。

カールと共に救出に向かっていた白人の訓練生は、命の危険を感じ仲間を見捨てカールを残してその現場を去っていました。

仲間を救出したのはカールでしたが、理不尽なことに仲間を置いて逃げ出した白人の訓練生が表彰されたのでした。

カールはサンデーの妻であるグウェン・サンデー(シャーリーズセロン)に会った時に、ビリーが自分をどうにかしてダイバー訓練所から追い出そうとしていることを聞かされます。

カールはビリーや訓練生たちが集まっているバーに行き、なりゆきからカールはどちらが長く息を止めていられるかの勝負を行うことになります。

カールは見事に勝利しました。

カールは勉強教えてくれたジョーから仕事のため遠くに行ってしまう事を聞かされます。

カールは自分の気持ちをジョーに伝えました。

いよいよダイバー訓練所の卒業テストが行われようとしていました。

ビリーは上官であるミスターパピー(ハルホルブルック)から、黒人であるカールを卒業させないように釘を刺されていました。

ビリーはカールが大切にしている父親から貰ったラジオを壊してしまいます。

卒業テストの日がやってきました。

海上から落とされた部品を海の中で組み立てる試験が行われます。

カールはここでも嫌がらせを受けます。

通常の試験内容は袋にひとまとめに入った部品を組み立てるテストでしたが、カールの袋には穴が開けられていて、組み立てに使う部品が海の中にバラバラに散らばってしまっていました。

周りの訓練生が組み立てを終了し海上に浮上して行くのを尻目に、カールは散らばった部品を集めながら1人組み立て続けました。

長時間海の中に潜っているため、カールはひどく凍えていましたが決して諦めることはしませんでした。

ビリーはこれ以上カールを海の中に居続けさせるのは危険だと判断しますが、ミスターパピーはカールを海上に引き上げることを許しませんでした。

カールの試験用の部品が入った袋に穴を開ける指示を出したのもミスターパピーでした。

ビリーはこれ以上はまずいと思い、カールを引き上げます。

その時、カールよりも先にカールが組み立てた部品が海上に上がってきました。

カールはダイバーになることができましたが、ビリーの立場が危うくなっていました。

ビリーは降格となったことに腹を立て、さらに降格の処分を下されてしまいました。

ビリーは精神的に追い込まれていきました。

カールはジョーと結婚し子供にも恵まれ、ダイバーとして活動しています。

しかし船の上である引き上げ作業を見守っていたところ、引き上げの機械が壊れ事故が起きてしまいます。

仲間を庇ったカールは足に大怪我を負い、切断を余儀なくされます。

ダイバーへの復帰は絶望と思われていましたが、カールの事故を知ったビリーはカールを勇気づけるために義足で活躍する携帯が載った雑誌を送りました。

カールはダイバーへの復帰を決意します。

しかし義足となったカールの復帰はそう簡単に認められず、復帰のための条件が出されます。

復帰の条件は100km以上にもなるダイバーのコスチュームを身につけながら、12歩歩くというものでした。

ビリーが補助としてカールを手伝います。

時速で100キロ以上の重りを身につけ12歩歩くというのは、あまりに厳しい試練です。

カールの体は悲鳴を上げ限界を感じますが、ビリーがカールを懸命に鼓舞します。

果たしてカールは12歩を歩き切ることができるのか…?

夢見ていたマスターダイバーになることができるのか…?

結末は本編をご覧ください。

 

 

映画『ザ・ダイバー』感想・評価

映画『ザ・ダイバー』は本当に大好きな映画です。

ちょっと臭い事を言いますが、辛い時とか苦しい時に何度も助けられてきた映画です。

本当に勇気と元気をもらえる映画なんですよね。

実話というところがさらに感動するんですよね。

特にクライマックスの公聴会でのキューバグッディングジュニアとロバートデニーロの演技は、涙なくしては見ることができません。

ロバートデニーロがまたいいんです。

最初は全く認めていなかったカールを元気づけ鼓舞するわけですが、1度もカールに対して甘い顔を見せるわけではないんです。

ずっと厳しい顔をしたままなのにカールへの愛情が大きくなっているのが見ていてわかるんです。

これはもうロバートデニーロの演技力の賜物でしょう。

キューバグッディングジュニアも大好きな俳優です。

たぶん最初に知ったのはトムクルーズ主演の『ザ・エージェント』だったと思います。この時も素晴らしい演技を見せてくれていましたが、個人的には『僕はラジオ』のキューバグッディングジュニアが特に好きです。

ただ今回紹介している『ザ・ダイバー』のキューバグッディングジュニアが一番好きかもしれません。

ロバートデニーロの妻・グウェンを演じているシャーリーズセロンですが、相変わらずめちゃくちゃ綺麗です。

シャーリーズセロンって綺麗すぎて、綺麗さばかりが印象に残ってしまうんですよね。浅はかな感想で申し訳ないですが、これが本音です。

実話ということもあり、勇気と希望をくれる映画です。

まだ一度も鑑賞したことがないという人は、ぜひ一度観てほしいです。

自信を持ってお勧めします。

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