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映画『ナポレオンダイナマイト(バス男)』作品情報
皆さんはアメリカで一斉を風靡した『ナポレオンダイナマイト』という映画をご存知でしょうか?
かなり小規模でアメリカで公開が始まり、口コミで一気に上映館が増え、MTVムービーアワード2005では作品賞を受賞。
余談ですが、壇上で受賞作品の発表したのはダコタ・ファニングでした。ダコタが『ナポーレオン・ダーイナマーイト!』って発表してるの可愛かったなぁ。
ちょうど僕がアメリカにいる時に流行っていて、帰国の時には主人公の喋るフィギアやボールペンとかを買って帰ってきました(笑)
劇中に出てくる『Vote For Pedro』(ペドロに1票を)というTシャツはハリウッドスターや著名人が着るほどに。
それでは『ナポレオンダイナマイト』の映画紹介です。
そんな映画『ナポレオン・ダイナマイト』は、2004年にアメリカで公開されたアメリカ映画。
日本では劇場未公開作品です。
上映時間は82分。
監督はジャレッド・ヘス(学生時代に作った短編映画を長編に膨らませた作品が『ナポレオン・ダイナマイト』)だそうです。
キャストは
ナポレオン・ダイナマイト…ジョン・ヘダー
キップ・ダイナマイト…アーロン・ルーエル
リコ…ジョン・グリース
ペドロ・サンチェズ…エフラン・ラミレッツ
デビー…ティナ・マジョリーノ
カーリンダ・ダイナマイト…サンディ・マーティン
他。
映画『ナポレオン・ダイナマイト(バス男)』ネタバレ・あらすじ
ガリ勉の風貌の冴えない高校生のナポレオン・ダイナマイト(ジョン・ヘダー)は学校で周りからからかわれる毎日。
ナポレオンには引きこもりでチャット中毒の兄キップ(アーロン・ルーエル)がいます。キップは32歳。
ナポレオンは祖母カーリング(サンディ・マーティン)と兄キップと暮らしていました。
ある日転校生のペドロ(エフラン・ラミレッツ)が学校にやってきてナポレオンとペドロは仲良くなります。二人はいつも一緒にいるようになり、帰宅も共にする仲に。
ある時祖母のカーリングが外出中に骨折してしまい、しばらく帰宅できなくなってしまいます。そこへ祖母のかわりに叔父のリックがナポレオンの家にやってきます。リックもなかなかの曲者です。
催されるダンスパーティーに向けて、もちろんパートナーとなる相手のいないナポレオンとペドロは話し合います。
ペドロはミサンガを売り歩いているデビーという女性を誘い見事にオーケーをもらいます。ペドロに先を越されたナポレオンはトリシアという女性を誘いにトリシアの家に向かいます。
ちょうどトリシアの家ではリックがトリシアの母を相手に訪問販売をしていて、口の上手いリックは嘘を付いてトリシアの母の同情を誘い、トリシアの母は娘のトリシアにナポレオンとダンスパーティーに行くことを命じます。
ダンスパーティーの当日、会場まで車で送ってくれるはずだったリックが現れないハプニングが起こりますが、ペドロとペドロの不良のいとこたちに助けられて無事にトリシアと会場に着きます。
しかしダンスパーティーでナポレオンは残念ながらトリシアと踊ることが出来ずでした…。
そんな時にペドロが生徒会長へ立候補する生徒を募集する貼り紙を見つけ、ペドロは立候補する事を決意します。それを聞いたナポレオンもペドロを精一杯応援する事を決意します。
しかしペドロと同じく生徒会長に立候補した相手は、サニーという強大な敵でした。
ちょうどその頃、兄のキップのチャット相手が街にやってきます。
密かに自宅で一人でダンスレッスン(かなり激しい)をしていたナポレオンに、そのキップのチャット相手は一本のカセットテープを渡します。
生徒会長選挙当日、サニーの完璧な演説とサニー寄りの観衆を前に、ペドロのスピーチは散々なものになってしまいました。
ペドロは『僕が生徒会長になったら、僕の夢が叶うでしょう』などと言ってしまう始末で、誰もがサニーの勝利を確信していました。
もうこれまでかと思われた時、ナポレオンはペドロの為にステージでダンスする事を決意します。(選挙スピーチでは仲間のショータイムがあるのです。応援のショーみたいなもの。)
キップのチャット相手からもらったカセットテープを音響係に渡すナポレオン。
ステージ上で一人スポットライトに照らされるナポレオン。
曲と共に軽快に踊りだすナポレオンに会場の生徒はざわざわします。あの冴えないナポレオンが踊り出したのですからそれはざわつきます。
クールにカッコよく踊るナポレオン(でも面白いんです笑)
しかし最後の曲終わりがダンスと噛み合わず、ラストは綺麗には終われず、ナポレオンはバツが悪そうにステージを降ります。
果たして観客の反応は…?
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映画『ナポレオン・ダイナマイト(バス男)』感想・評価
僕的には日本でもかなり話題になるだろうなと思っていました。劇場公開がない時点でビビりましたが、DVDでかなり話題になるだろうと…そうしたらですね…
邦題がまさかの『バス男』
…………
は?
って感じでした。
いや、ありえないでしょ。
バスも一応出て来ますけど、別段フューチャーされるところでは決してありません。
日本で『電車男』がヒットし、ナポレオン・ダイナマイトがオタクであるというあるまじき浅はか考えからこの邦題をつけたのだと思います。
許せない…。
さすがにまずいと思ったのか、現在は『ナポレオン・ダイナマイト』に修正されています。
本当に、やってくれたという感じです。
日本の二番煎じ大好きな悪いところがモロにでた例です。
『バス男』なんてタイトルの映画誰が観たいと思うでしょうか。許せない邦題の映画はたくさんあるけど笑えないレベルです。
怒りはここまでにしましょう。
映画自体はとってもおもしろいですよ!製作費はきっと安いんだろうなぁと思う映画なんですが、そんなこと抜きで面白いです。
ナポレオン・ダイナマイトを筆頭に出くるキャラクターもユーモアに溢れていて観る者を飽きさせません。
ちなみにナポレオン・ダイナマイトは本名です(笑)自宅電話に電話をした時にナポレオン・ダイナマイトですけどって名乗ると相手の親が『本名?』って聞くシーンがとっても好きです。
そんな感じのシュールな笑いが満載の映画です。
ラストのダンスシーンは鳥肌ものですし。
ナポレオン・ダイナマイトが自宅でダンスの練習をしていて汗びっしょりになっているところも好きです。いい表情で飲み物飲むんです(笑)
たまにはこんな作品もいいんじゃないでしょうか?お薦めです。
映画『ナポレオン・ダイナマイト』
VOTE FOR PEDRO
しかしホントにすごい名前(笑)
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