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レオナルド・ディカプリオは演技が上手い?演技力を評価|おすすめ映画は?
今回はレオナルド・ディカプリオの演技は上手いのか?下手なのか?について解説していきます。
レオナルド・ディカプリオはアカデミー主演男優賞に何度もノミネートされているほど、評価の高い演技派俳優です。
映画『レヴェナント:蘇りし者』で悲願のアカデミー主演男優賞を受賞しています。
特に映画が大好きという人以外のレオナルド・ディカプリオの印象は、映画『タイタニック』のジャックで、アイドル的な人気の俳優という印象だと思います。
確かに非常に恵まれたルックスを持っているレオナルド・ディカプリオは、映画『タイタニック』後に世界的なスタートなり、アイドル的な人気を手に入れることになりました。
しかし『レオナルド・ディカプリオはアイドル俳優』というのは、大きな誤解です。
子役時代から活躍していたレオナルド・ディカプリオは、本格的な映画デビュー作となった『ボーイズ・ライフ』以降、若い俳優とは思えないほど玄人的な作品選びをしてきた俳優なのです。
今回はレオナルド・ディカプリオの演技力を、レオが出演してきた映画とともに評価していきたいと思います。
最後にレオの出演映画ベスト10を紹介した動画が貼ってあるので、そちらもぜひご覧ください。
映画『ボーイズ・ライフ』でデニーロに見出されたディカプリオ
レオナルド・ディカプリオが本格的に映画デビューを飾った作品は、ロバート・デ・ニーロとエレン・バーキンと共演した『ボーイズ・ライフ』です。
厳密に言うと『ボーイズ・ライフ』の前に『クリッター3』『ボディヒート』という映画に出演しているのですが、かなりの端役なので今回は触れないでおきます。
レオナルド・ディカプリオはオーディションで役を勝ち取り、『ボーイズ・ライフ』に出演しました。
オーディションの審査員席にはロバート・デ・ニーロがいて、デニーロが直々に「この子がいい」とレオナルド・ディカプリオを抜擢したと言われています。
この逸話だけでもレオナルド・ディカプリオが演技の才能の塊であったことが分かりますね。
レオナルド・ディカプリオはロバート・デ・ニーロを尊敬していたため、オーディションの時に緊張しないように「僕の前にいるのは偉大な俳優のデニーロではない。ドワイト(ボーイズライフのデニーロの役名)だ」と自分に言い聞かせてオーディションに臨んだそうです。
映画『ボーイズ・ライフ』のレオナルド・ディカプリオの演技ですが、思春期の少年が持つ独特の空気感やプライド、弱さなどを絶妙に表現していて類まれない演技力をこれでもかと発揮しています。
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映画『ギルバート・グレイプ』で天才俳優の名をほしいままに
映画『ボーイズ・ライフ』で脚光を浴びたレオナルド・ディカプリオは、ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイスが出演する映画『ギルバート・グレイプ』に出演します。
この時レオナルド・ディカプリオはギャラがもっと高い映画のオファーを受けていたにも関わらず、演技のハードルが高い『ギルバート・グレイプ』のアーニー役のオーディションを自らわざわざ受けて出演を決めています。
知的障害を持ったアーニーという少年を演じたレオナルド・ディカプリオは、アカデミー助演男優賞にノミネートされるほどの、高いレベルの演技を披露しています。
後にレオとたくさんの映画でタッグを組むことになる名監督のマーティン・スコセッシは、アーニーを演じているのが本当に障害を持っている子だと思っていたそうです。
兄役はジョニー・デップが演じているのですが、レオとジョニー・デップの共演って本当に豪華ですよね。
レオナルド・ディカプリオはアカデミー助演男優賞にノミネートされたこともあり、映画『ギルバート・グレイプ』で若手俳優としての知名度と地位を確立しました。
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リバー・フェニックス2世と言われたディカプリオの演技
レオナルド・ディカプリオは『バスケットボール・ダイアリーズ』と『太陽と月に背いて』という映画に出演します。
実はレオが主演した映画『バスケットボール・ダイアリーズ』と『太陽と月に背いて』は、リバー・フェニックスが出演する予定だったと言われています。
リバー・フェニックスが突然命を落としてしまったため、レオナルド・ディカプリオがキャスティングされたと言われています。
僕はリバー・フェニックスも好きな俳優の一人なのですが、確かにリバーとレオはイノセントな要素を持っている俳優で、リバー・フェニックスの代役をレオナルド・ディカプリオがやったことには何の違和感も感じません。
映画『バスケットボール・ダイアリーズ』でレオナルド・ディカプリオは体当たり的な演技を披露していて、観る者の心を震わせてくれます。
レオナルド・ディカプリオの演技力の凄さを知るには、うってつけの映画と言えるでしょう。
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伝説の詩人アルチュール・ランボーを演じた映画『太陽と月に背いて』では、名優のデヴィッド・シューリスと共演し、興行的には成功したとは言えない成績でしたが、インパクトの強い映画で多くの人の記憶に残っています。
レオナルド・ディカプリオの演技の凄さも注目すべき点なのですが、レオの見とれてしまうほどの美しさを目撃できる映画でもあります。
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映画『ロミオ+ジュリエット』のディカプリオの演技
映画『ロミオ+ジュリエット』でロミオ役を演じたレオナルド・ディカプリオは、シェイクスピア作品においても抜群の演技センスを披露しています。
クールなシーンではクールな演技を、感極まるシーンでは目に大粒の涙を溜め声の限りに叫び、感動を与えてくれる演技を見せてくれます。
日本ではレオナルド・ディカプリオの人気は『タイタニック』で火がついた感じですが、海外では『ロミオ+ジュリエット』ですでに女性ファンの心をとらえていました。
個人的にはタイタニックのジャックよりも、ロミオのレオのほうがカッコいいです。
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映画『マイルーム』では名優たちと堂々の競演
映画『マイルーム』では、ロバート・デ・ニーロと『ボーイズ・ライフ』以来の共演を果たし、他にもアカデミー受賞女優であるメリル・ストリープとダイアン・キートンと共演し、堂々と渡り合う演技を披露しています。
ロバート・デ・ニーロは映画『ボーイズライフ』の時にすでに、レオナルド・ディカプリオに映画『マイルーム』の出演オファーをしていたそうです。
それぐらいレオナルド・ディカプリオの演技に惚れ込んでいたということでしょう。
ロバート・デ・ニーロは映画雑誌のインタビューで「レオナルド・ディカプリオという名前が世界にあふれるようになる」とレオが無名の時から語っています。
映画『マイルーム』でのレオナルド・ディカプリオの演技ですが、問題を抱えた青年ハンクの心情を繊細に丁寧に表現する演技を見せてくれています。
共演したメリル・ストリープやダイアン・キートンもレオナルド・ディカプリオの演技を絶賛していました。
映画『マイルーム』ネタバレあらすじ感想
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個人的にはこの時期ぐらいまでのレオナルド・ディカプリオの演技が、みずみずしくイノセントな感じがあり特に好きです。
アイドル的な人気となった『タイタニック』とその後の『仮面の男』
映画『タイタニック』に関しては、ほとんどの人がすでに知ってると思いますので割愛させていただきます。
レオナルド・ディカプリオが世界的なスターになった映画であることは間違いなく、本人はあまりのレオフィーバーを最初はよく思っていなかったそうですが、人気が出たおかげで自分の好きな作品だけを選んで出演することができるようになったことには感謝しているそうです。
後に映画『レボリューショナリーロード』で共演するなど、ケイト・ウィンスレットと良好な関係が続いているのも個人的にはなんだか嬉しいです。
映画『タイタニック』に出演したレオナルド・ディカプリオは、『仮面の男』に出演します。
『仮面の男』の出演者も非常に豪華で、レオナルド・ディカプリオは1人2役をこなし、性格が両極端なキャラクターを見事に演じ分けました。
レオの演技がリアルすぎる映画『セレブリティ』
レオナルド・ディカプリオは、そこまで多くない出番ですがウディ・アレン監督の映画『セレブリティ』に出演します。
大成功を収めているハリウッドスターの役を演じていて、端正なビジュアルも合って非常にハマり役です。
とにかく調子に乗っている役なのですが、「レオって実際こんな感じなのかな」と思ってしまうようなリアルな演技を披露しています。
映画『セレブリティ』ネタバレあらすじ感想
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この頃のレオナルド・ディカプリオの演技は、まだ若さが溢れていて熟していない感じです。
映画『ザ・ビーチ』はディカプリオの性格が出てる映画
世界的スタートなったレオナルド・ディカプリオは、次の出演作を注目されるようになっていました。
そんな中でレオが選んだ作品はダニー・ボイル監督の『ザ・ビーチ』でした。
世界中の多くの人がレオナルド・ディカプリオがラブロマンス系の大作映画に出演して欲しいと思っている中で、人間の欲望をリアルに描いた『ザ・ビーチ』を出演作に選ぶあたりがレオナルド・ディカプリオらしいなと思わず微笑んでしまいます。
映画『ザ・ビーチ』でのレオナルド・ディカプリオの演技ですが、テンパった演技や憂鬱さを表現する演技などが特に得意な俳優なので、得意分野で演技をしているという感じがあります。
さらに映像が急にゲームっぽくなるなど演出に遊び心も加わっているので、新しいレオナルド・ディカプリオの演技も見ることができます。
映画『ザ・ビーチ』ネタバレあらすじ感想
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レオナルド・ディカプリオはこの時期までが『若い演技をしていた時期』と言えるのではないでしょうか。
マーティン・スコセッシ監督と一緒に映画を作るようになったレオナルド・ディカプリオは、若いイノセントの演技から成熟し始めた演技を見せるようになっていきます。
映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』で新しい演技を見せたディカプリオ
レオナルド・ディカプリオは映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』で、憧れだったマーティン・スコセッシ監督の映画に出演します。
ちなみにマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオは、ロバート・デ・ニーロの紹介により、かなり昔から面識があったそうです。
ディカプリオの演技の才能に惚れ込んだデニーロが、スコセッシ監督に『将来君と必ず仕事をする俳優だ』と紹介していたそうです。
レオ自身もマーティン・スコセッシ監督の映画の昔からのファンで、特に『キングオブコメディ』は「もっと評価されるべき作品だ」とインタビューでも話しています。
映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』のレオナルドディカプリオの演技ですが、共演しているダニエル・デイ・ルイスの気迫に圧倒されている感じも正直ありますが、これまでのディカプリオとは一味違った演技を披露してくれています。
青年期から円熟期に入る間といった感じの演技を見せてくれています。
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レオの演技の良さが活かされている『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス、レオナルド・ディカプリオが衝撃の実話を映画化するということで大きな話題を呼んだ映画『キャッチミーフユーキャン』では、ディカプリオが主人公の若かりし頃からを1人で演じていて、演技力の高さを見せつけています。
心の中の葛藤を表現するシーンも多く、ディカプリオの最も得意とする演技を堪能することができる映画でもあります。
ディカプリオとトムハンクスの「コミカルなシーンはコミカルに」「シリアスなシーンはシリアスに」といった感じの、演技力の高い俳優だけができる自由自在な演技で楽しませてくれます。
寂しさを隠しきれない少年の心情をリアルに表現しているディカプリオの演技に心打たれます。
《映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』ネタバレあらすじ・キャスト・評価》
映画『キャッチミーイフユーキャン』ネタバレあらすじ感想
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心の葛藤や寂しさなどを繊細に表現する演技を得意とするディカプリオが、かなり輝いている映画でもあります。
レオの体当たりの演技が見れる映画『アビエイター』
レオナルド・ディカプリオが再びマーティン・スコセッシ監督とタッグを組んだ映画『アビエイター』。
レオナルド・ディカプリオはハワード・ヒューズを体当たりで演じ、鬼気迫る演技で観客を圧倒しています。
潔癖症ゆえに苦悩しているシーンの演技は特に見ものです。
上映時間が決して短くない映画ですが、長く感じさせない演技で観る者を魅了しています。
何度も共演している俳優のジョン・C・ライリーとの演技の掛け合いでも楽しませてくれます。
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大人の俳優へと変貌と遂げたディカプリオの演技
レオナルド・ディカプリオは次に映画『ディパーテッド』『ブラッド・ダイヤモンド』に出演します。
この頃のディカプリオは完全に若さを脱出し、大人の演技をするようになっている印象があります。
レオナルド・ディカプリオの映画をたくさん見ている人はわかると思うのですが、ディカプリオは歯を食いしばって声を漏らす演技を若い頃によくしていたのですが、成長するにつれてこのパターンの演技を全く見せなくなっています。
映画『ディパーテッド』では、大きなプレッシャーにさらされ続ける潜入捜査をしている刑事を熱演しています。
マット・デイモンとの共演も大きな話題となりました。
映画『ディパーテッド』ネタバレあらすじ感想
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そして映画『ブラッド・ダイヤモンド』では、アカデミー主演男優賞にノミネートされています。
ブラッド・ダイヤモンドではお金にしか興味がないと見せかけて、最後に仲間のために命をかけるアーチャーという役柄を魅力たっぷりに演じています。
ラストにディカプリオ演じるアーチャーが、飛行機を見ながら電話しているシーンは涙なしでは見られないシーンになっています。
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その後も映画『ワールド・オブ・ライズ』やケイト・ウィンスレットと再共演した『レボリューショナリーロード』と、円熟期に入った演技を魅せてくれています。
映画『シャッターアイランド』で魅せるレオの新しい演技
マーティン・スコセッシ監督と再びタッグを組んだ映画『シャッターアイランド』では、レオナルドディカプリオがさらに新しい演技を見せてくれます。
シャッターアイランドでディカプリオが演じた役柄は、はっきり言って演じるのが非常に難しい役です。
ディカプリオの演じ方一つで観客は隠されている秘密に気がついてしまいますし、結末に納得がいかない感想を持ってしまう可能性もあります。
僕は映画『シャッターアイランド』を鑑賞して、とても切ない気持ちになりました。
これはレオナルド・ディカプリオが素晴らしい演技をしていたからだと思います。
もちろん演出や他のキャストも素晴らしかったことは言うまでもありません。
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さらにディカプリオは『インセプション』『J・エドガー』で、円熟味を増した演技を魅せてくれています。
特に『J・エドガー』では、若かった頃のレオナルド・ディカプリオからは想像できなかった演技を見せてくれています。
ケガをしながら演技を続けた『ジャンゴ』のディカプリオの迫真の演技
クエンティン・タランティーノ監督とタッグを組んだ映画『ジャンゴ〜繋がれざる者〜』では、冷血な役柄をこれまで見せたことのない顔で演じています。
アクシデントで手を怪我しながらも芝居を続行し、迫真の演技を見せたことはあまりにも有名です。
クエンティン・タランティーノ監督、サミュエル・L・ジャクソンなど曲者に囲まれて、ディカプリオの演技もこれまでと違った面が引き出されている印象があります。
《映画『ジャンゴ〜繋がれざる者〜』ネタバレあらすじ・キャスト・評価》
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映画『華麗なるギャツビー』でトビー・マグワイアと共演
映画『華麗なるギャツビー』では、子供の頃からの友達であるトビー・マグワイアと共演を果たしています。
優雅な暮らしを営んでいて余裕たっぷりのギャツビーを気品たっぷりに演じたかと思えば、過去を暴かれそうになり余裕をなくして感情あらわにするギャツビーをリアルに演じ、一つの作品の中で演技の振れ幅の大きさを披露しています。
ラストが非常に切ない映画でもあるのですが、ギャツビーに同情するかどうかはギャツビーを演じる俳優にかかっていると言えるでしょう。
レオナルド・ディカプリオは、見事にギャツビーという有名なキャラクターを演じきっていたと思います。
《映画『華麗なるギャツビー』ネタバレあらすじ・キャスト・評価》
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ディカプリオの圧巻の演技が見れる『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
再びマーティン・スコセッシとタッグを組んだ映画『ウルフオブウォールストリート』で、レオナルドディカプリオは実在するジョーダンベルフォートを演じています。
喜怒哀楽すべてを見事に表現していて、カメラに向かって語りかけるシーンがあるなど新しいディカプリオの演技を見ることができる作品でもあります。
ここまで演技力のある俳優に使っていい言葉か分かりませんが、今までとは違った新しいディカプリオの演技を見ることができる映画です。
ディカプリオは年々目力が強くなっているように感じるのですが、映画『ウルフオブウォールストリート』ディカプリオの目力は自然と注目してしまうほど強いものになっています。
《映画『ウルフオブウォールストリート』ネタバレあらすじ・キャスト・評価》
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アカデミー賞を受賞したレオの『レヴェナント』の演技
レオナルド・ディカプリオは映画『レヴェナント』で、悲願のアカデミー主演男優賞を受賞しました。
これまでノミネートのみで受賞できていなかったのがただただ不思議だったので、受賞できて嬉しかったのは嬉しかったのですが、「受賞して当然」という気持ちも少なからずありました。
ただ個人的には『ウルフオブウォールストリート』や『アビエーター』で受賞しても良かったんじゃないかなと思っています。
映画『レヴェナント〜蘇りし者〜』のレオナルドディカプリオの演技ですが、セリフがとっても少ない中で観客にバシバシ感情が伝わってくる演技を披露してくれています。
演技が上手いか下手かが、非常に分かりづらい映画ではあると思います。
正直僕も初めて『レヴェナント』と鑑賞した時は、あまりピンと来ませんでした。
しばらく経って観返した後に、すごさがわかったような気がしました。
映画自体も万人に受ける作品ではないと思うので、アカデミー主演男優賞受賞という形でディカプリオの演技がしっかり評価されたのは良かったと思います。
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さすがのレオの演技が見れる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピットと共演した映画『ワンスアポンアタイムインハリウッド』のディカプリオの演技も本当に素晴らしいです。
個人的にはクエンティン・タランティーノ監督の作品にブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが出演するというだけで、疲れているのに夜に一睡もできないほどテンションが上がってしまうのですが、さらに映画自体も素晴らしく面白く、文句のつけようがない作品です。
基本的に大真面目に演技をしているのですが、ところどころにレオナルド・ディカプリオはチャーミングな動きを入れたりしていて、観客を最高に楽しませてくれています。
クライマックス付近でプールから上がり一度家に入る時のディカプリオが、ガニ股でとことこ歩くところが個人的にはとてもツボです。
それにしてもレオナルドディカプリオとブラッドピットが共演している映画を観ることができるとは…昔からの映画ファンとしては非常に感慨深いのです。
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言うまでもなくディカプリオは演技力の高い俳優
レオナルド・ディカプリオは言うまでもなく、間違いなく演技力が高い俳優です。
評価するのがおこがましいほど演技が上手い俳優です。
10代の頃からミーハー的な考えを一切持たずに、作品選びをしてきた稀有な俳優と言えます。
ロバートデニーロが早くからディカプリオの演技力を評価していましたが、やはり名優には名優になる才能がわかるんだろうなと思わされるエピソードです。
こちらではレオナルドディカプリオの若かりし頃の映画を中心に紹介していますので、よかったら参考にしてください。
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